ネタバレ構成がすごい。 でも構成のためか、内容は単調で途中で飽きた。 この構成にするための改変作業は大変だったと思う。 京極夏彦の作品にそんなこだわりがあるなんて知らなかったので、今度本屋さんで確認したい。

ネタバレ構成がすごい。 でも構成のためか、内容は単調で途中で飽きた。 この構成にするための改変作業は大変だったと思う。 京極夏彦の作品にそんなこだわりがあるなんて知らなかったので、今度本屋さんで確認したい。

ネタバレ「彼女。」に続く百合小説アンソロジー第2弾。王道な百合小説としては、織守きょうや「いいよ。」、斜線堂有紀「最高まで行く」が大変良かった。ミステリー的な要素のある、武田綾乃「恋をした私は」、青崎有吾「首師 」はもう震えるくらいに良かった。青崎有吾、こんな歴史小説も書けるんだすごい。

ネタバレESPと呪いがうまく絡んだホラー。 面白かった。暗い場所で起こる心霊現象、光に弱い怪異。ドブ川のような異臭、足跡の形をした汚水。鈴木光司の「リング」のような話。と思ったら、参考文献に「リング」と「仄暗い水の底から」があった。 被害者が、実は派遣切りをしたりパワハラをしたりするという本性がのちのち明かされるのが大変良かった。