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2024年5月の読書メーターまとめ

Y.yamabuki
読んだ本
7
読んだページ
2888ページ
感想・レビュー
7
ナイス
281ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Y.yamabuki
着任当初の泉は頼りなげで、もっと優しくしてあげてと思いながら読んでいた。けれど徐々に周囲の信頼を得て、存在感を増していった。仕事は機動分析係で画像のチェックや張り込みという地味で根気のいるもの。だからラストでの大胆な行動と物語展開には驚いた。上司の黒瀬が魅力的で、素っ気ない様でいてお互いに信頼し合っている仲間達も良い感じ。公安の考え方には、薄ら寒くなった。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

Y.yamabuki

あっという間に今頃になってしまいました😅四月印象に残ったのは、千早茜さん「透明な夜の香り」とまさきとしかさん「あなたが殺したのは誰」でした。今月も残り僅かになってしまいましたが、宜しくお願いします。2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3144ページ ナイス数:272ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/717490/summary/monthly/2024/4

あっという間に今頃になってしまいました😅四月印象に残ったのは、千早茜さん「透明な夜の香り」とまさきとしかさん「あなたが殺したのは誰」でした。今月も残り僅かになってしまいましたが、宜しくお願いします。2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:3144ページ ナイス数:272ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/717490/summary/monthly/2024/4
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2024年5月の感想・レビュー一覧
7

Y.yamabuki
ネタバレ読み始めてあの事件がモデル?TVで押収されたボートやスタッフの服装を見て違和感を覚えたのを思い出した。作品はフィクションであり実際の中味は違うのだろうけれど、混乱の中首謀者遠田に取り込まれる様子が理解できた。その象徴がボランティアに来た大学生椎名姫乃だろう。誰かに絞ったもう少し深い心理描写を読みたいと思っていたが、終盤それが姫乃と殆ど喋らず表情も無い遠田の部下、江村だったんだと自分の中で納得した。事件発覚以降の江村の行動に救われた思いがしたが、彼の人生を考えると胸が痛い。震災とは離れた感想になってしまった
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Y.yamabuki
おとせは岡っ引きの夫に先立たれ、吉原で住み込みのお針子となる。おとせと吉原の人々との一年に渡る悲喜交々。といっても、こういう場所なのでしんみり切ない話が多い。けれど自由に自分の人生を生きることの出来ない女達の中にも、厚い情と矜持を持って生きているものもいる。だからか話は余り暗くならず温かい。喜蝶が浮舟から譲り受けた猫のたまの話がいい。そしてラストにハッピーな出来事も。けれどこの暮らしを続けていくであろう女達や幼い禿を思うと胸が痛む。吉原の四季折々やそこでの様々の仕事の様子も描かれていて興味深かった。
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Y.yamabuki
古い京町家に住む夕香の料理も勿論だけれど、居酒屋「瑞穂」の料理が何とも美味しそう、赤貝と金柑の白和え、長芋のわさび漬け、イカと九条ネギの酢和え…夕香と食の好みが合う伊東君は、京町家の空き部屋に越してくる。ルームシェアー。互いに気を遣いながらも楽しく過ごす。この辺りまではほっこりな物語。けれど伊藤君の彼女の華の視点の話が出てくると、あら?これからどうなるの?と興味がそちらに向く。パートナーとは趣味や好みが一致した方が良いのか?何れにしても全てを受け入れられるかどうかが大事なのではないかと思う。
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Y.yamabuki
ひかりは教師五年目。問題を抱えた子の多い小学校に赴任する。担当クラスには、育児放棄された子供、日本語が十分でない子供等辛い立場の子供が複数いる。そんな中何とか子供達の信頼を得、状況を変えようと奮闘する。彼等を受け入れ助けるクラスメートが皆良い子で、困難な状況の子達も何とも健気で救われる。出来すぎ感はあるが、重苦しい作品にならず温かい気持ちで読了。前に向かって歩くためには、大人でも子供でも誰か一人信頼出来る人がいることが大切だと感じる。それでもやはり社会の問題として皆で考えなくてはならないことだと思う。
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Y.yamabuki
源氏物語とその時代を題材にした女性作家六人のアンソロジー。一話目の田辺聖子さん「やんちゃ姫 玉かつらの巻」はこれぞ“おじさん”の光源氏というかなり大胆な設定で、ラストの玉かつらの行動が天晴れで清々しい。昭和の頃の若者言葉が懐かしい。ミステリー仕立ての森谷明子さん「朝顔斎王」も面白かった。当時のやんごとなきお姫様も大変だったようだ。
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Y.yamabuki
着任当初の泉は頼りなげで、もっと優しくしてあげてと思いながら読んでいた。けれど徐々に周囲の信頼を得て、存在感を増していった。仕事は機動分析係で画像のチェックや張り込みという地味で根気のいるもの。だからラストでの大胆な行動と物語展開には驚いた。上司の黒瀬が魅力的で、素っ気ない様でいてお互いに信頼し合っている仲間達も良い感じ。公安の考え方には、薄ら寒くなった。
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Y.yamabuki
人間臭い広重と取り巻く人間味溢れる人々との愛おしい物語。家族弟子達、癖の有る版元達に支えられて作品を世に出していく。忍耐強い妻の加代、健気な弟子の正吉、中でも版元の喜三郎との関係が心に沁みた。“狩野”は注文主と周辺を喜ばせるが“町絵師”は市井の人々を喜ばせる。広重が目指した所。江戸の町が心底好きな彼は、空の色にこだわりつい見逃すような景色を描いた。晩年の「名所江戸百景」絵師として幸せな人生を送ったように思える。広重の苦悩は描かれているものの四代豊国主人公の「ヨイ豊」ほど重苦しくなく、穏やかな気持ちで読了。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/30(2798日経過)
記録初日
2013/11/05(3888日経過)
読んだ本
723冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
245504ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
569件(投稿率78.7%)
本棚
24棚
性別
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