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2023年12月の読書メーターまとめ

Y.yamabuki
読んだ本
8
読んだページ
2927ページ
感想・レビュー
8
ナイス
314ナイス

2023年12月に読んだ本
8

2023年12月のお気に入り登録
2

  • Hiroko Hiwada
  • なお

2023年12月のお気に入られ登録
1

  • なお

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Y.yamabuki
以前から気になっていた作品、ドラマを見る前にと慌てて購入。「日本語対応手話」と「日本手話」が有り、手話は一つの言語と考えられること、ろう者家族の中での健常者の子供をコーダと呼ぶこと等をミステリーの中で知ることになる。主人公の荒井がまさにコーダなのだが、彼の家族の中での立場や葛藤も語られ、読み応え十分。これらのことが上手く、噛み合い自然な形で本格ミステリーになっている。著者の文庫あとがきに、発刊から四年近く経ったころ「読書メーター」で突然評判になり、一般の人にも届いた実感を得られたと有るのが嬉しい。
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2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

Y.yamabuki

昨日、法隆寺を訪れました。伽藍も仏様も素晴らしく、特に飛鳥時代の仏様は、素朴で可愛いらしい印象で惹きつけられました。

昨日、法隆寺を訪れました。伽藍も仏様も素晴らしく、特に飛鳥時代の仏様は、素朴で可愛いらしい印象で惹きつけられました。
宵待草
2023/12/04 19:57

Y.yamabukiさん こんばんは🌃 奈良に居らっしゃるのですね! 法隆寺:金堂の『国宝 釈迦三尊像』をご覧に成れたのですね!、、、羨ましい限りです!💫 移動に留意されて、楽しいご旅行で在ります様に!✨ 何時も有り難うございます!🙋 12月もどうぞ、宜しくお願い致します!🍀 宵待草

Y.yamabuki
2023/12/04 21:35

宵待草さん、コメント有り難うございます。「釈迦三尊像」も「金堂」そのものも素晴らしかったです。そして、数々の仏像や寺宝を安置している「大宝蔵院」は、とても見応えが有りました。今月も宜しくお願いします✨

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2023年12月の感想・レビュー一覧
8

Y.yamabuki
美術ミステリーとしても楽しめる作品。絵画の背景に有る物語もしっかりと紡がれ、半沢直樹はその謎まで解いてしまう大活躍。彼の決着の付け方も三方よしでお見事。銀行業務に上手く美術ミステリーを絡ませ、勿論倍返しも有りで楽しませて貰った。是非ドラマ化して欲しい。
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Y.yamabuki
笠間藩士の小野友五郎は、出役し咸臨丸で米国に行く。その後幕府に仕えることになる程非常に優秀な官僚で、次から次へと役目を与えられる。欲はなく、今必要だと思うことを淡々とこなす。それに対し目立つことばかり考える勝麟太郎と福沢諭吉。幕府側から見るとこうも違うのかと面白かった。幕府自体も今必要なのは欧米諸国から日本を守るための国防だと考え着実に軍艦の買い付け、港の整備等を行っていた。そのために走り回っていたのが友五郎。幕府側も時代の推移をただ手を拱いて見ていただけではなかったことは、目から鱗だった。
Y.yamabuki
2023/12/28 16:23

解説に有るように、私も読みながら「隠蔽操作」の竜崎を思い出した。また読み終えて功績をwikipediaで確認すると驚くほど長い記述で、一言で何をした人か答えるのは難しい。また友五郎のような人物を堀りお越して作品にして欲しい。

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Y.yamabuki
三話からなる中編集。三話三様で面白かった。主人公は各話、初対面同士の男女、おじさん二人、そして初対面の古稀の男女と彼女の孫。共通点は、一緒に長時間車に乗るのは始めて。旅はトラブル続きで、道中お互いを知ることになる。最初のニ話は、ドライブが終わったその後が語られないので、モヤットする部分も有るけれど、この後二人は?と想像するのも楽しい。三話目は、落ちが有って最後はしんみり、温かい良い話だった。これはコロナ禍の話。後に再読すれば、こんなことも有ったなときっと感慨深く思うのだろうか。
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Y.yamabuki
以前から気になっていた作品、ドラマを見る前にと慌てて購入。「日本語対応手話」と「日本手話」が有り、手話は一つの言語と考えられること、ろう者家族の中での健常者の子供をコーダと呼ぶこと等をミステリーの中で知ることになる。主人公の荒井がまさにコーダなのだが、彼の家族の中での立場や葛藤も語られ、読み応え十分。これらのことが上手く、噛み合い自然な形で本格ミステリーになっている。著者の文庫あとがきに、発刊から四年近く経ったころ「読書メーター」で突然評判になり、一般の人にも届いた実感を得られたと有るのが嬉しい。
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Y.yamabuki
「アンダークラス」が面白かったので手に取った作品。日銀の金利政策に絡む問題を扱ってていて、取材する若手の記者池内と共に講義を受けている気分に。想像していたような記者が取材を通して謎が解き明かされ、その過程で経済問題が絡むといような作品では無かったが、ラスト100ページ程は違った意味で読み応えがあったし、考えさせられもした。政治家って本当にこんなことしているの?日本の経済大丈夫?と心配が過る。政府には是非長い目で見た政策をと思う。
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Y.yamabuki
会所の管理人の又兵衛とおいせ夫婦が、持ち込まれる揉め事を解決していく連作短編集。宇江佐さんの短編集は切ない話(それはそれで好き)も多いけれど、これはいずれの話も上手く収められ、安心して読める一冊。この夫婦が良い味をだしていて、温かく、根っからの悪人も出てこない。こう言うの読みたい時がある。
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Y.yamabuki
瀬尾さんの作品のいつの間にかじわ~と来ている感じが好き。29歳の宮路は、ミュージシャンになるという気力は薄れつつあり、かといって他の道にも進めないでいる。たまたま老人ホームでの演奏を引き受け、サックスを演奏する介護士の渡部と出会う。老人ホームに通い、入居者達と触れ合う内に自分の中の様々な事に気付き、気持ちを変えていく。宮路君、良い感じ。そして水木のおばあさんとの遣り取り、最後はしんみり。一生懸命ウクレレを練習する本庄さんとの関係も良い。ほんの短い間だったけれど、彼の中に様々な思いを残しただろう。
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Y.yamabuki
面白かった。前半は潰される前に潰すという当時の一族、権力の護り方に共感は難しい。時々の心情は分かるし、国を護りたい気持ちも本心であろうが。中盤は大陸を意識した国造り、興味深かった。鉄を得るための外交、そこには仏教を基にした文化国家であることが必要となる。後半人間ドラマの様相を帯びてくる。権力を握れば、命を狙われる心配が尽きない。後世迄の安定を図るため、パズルの様に婚姻関係を結ばせようとする額田部と馬子。利用される女性は切ない。額田部も高句麗から連れて来られた美女媛も。でもこうして日本の国の基盤が→
Y.yamabuki
2023/12/12 14:27

整ってきたのも事実。複雑な気持ではある。読み応えのある作品だった。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/30(2813日経過)
記録初日
2013/11/05(3903日経過)
読んだ本
725冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
246312ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
571件(投稿率78.8%)
本棚
24棚
性別
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