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2022年4月の読書メーターまとめ

くたくた
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感想・レビュー
4
ナイス
819ナイス

2022年4月に読んだ本
4

2022年4月のお気に入り登録
1

  • kazi

2022年4月のお気に入られ登録
1

  • 凛々

2022年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くたくた
【CNC犯罪小説クラブ】上巻読了です。信頼する読み友さん2名から熱烈ご紹介のこの本。日本人作家ものを苦手とする私ではありますが、これはど真ん中、と言わざるをえない。「感謝する」で滂沱です。山内の有りようが切ない。才能があって前途洋々たる青年の人生がこうもねじ曲げられてしまう。ホテルで殺害された大物ヤクザを軸に、錯綜する人間関係と事件。確かに『囀る鳥は』の世界観で読める。これは警察小説なのか、ハードボイルドなのか。それとも?? 韮崎の愛情、皐月姐さんの慈愛、麻生の真情。地べたでのたうつ人間のあがき。
くたくた
2022/04/18 14:50

RIKO、所轄、私立探偵・・・は手配済み。あとは花咲慎一郎シリーズなのね?

キムチ
2022/04/18 18:27

濃かったなぁ‥っていう位しか覚えていないです|д゚)

が「ナイス!」と言っています。

2022年4月にナイスが最も多かったつぶやき

くたくた

暖かな良き日ですネ。このケージはいつも開けっぱなので、気が向くと入って寝ています。

暖かな良き日ですネ。このケージはいつも開けっぱなので、気が向くと入って寝ています。
界烏
2022/04/10 18:53

のび~ん

が「ナイス!」と言っています。

2022年4月の感想・レビュー一覧
4

くたくた
アロン家はエルサレム市街の自宅から、彼の故郷イズレエル谷のラマト・ダヴィドに程近いナハラルに仮住まいしてコロナを避けている。双子たちは田舎暮らしで逞しく成長中。ガブリエルは新しいガルフストリームに現金を詰み、人工呼吸器や検査薬や医療用防護衣を世界中で買い付けては国内の病院に配布。政治家への転身の準備か・・・とのマスコミの噂をよそにイランの核開発施設破壊作戦を指揮。そんな折、ガブリエルの旧友のロシア人富豪が毒殺される。手を下したのはロシア。ガブリエルは旧友が追っていた情報を足がかりに再びロシアの皇帝に挑む。
くたくた
2022/05/02 06:58

あ、チェリストはチェリストです。『リュートを弾く女」の絵は、小説の中に小道具として登場します。それにしても、古典名画を使って罠を仕掛けるのはすでにガブリエルの常套手段ですから、いい加減バレるだろう、と思ったりも。

くたくた
2022/05/02 22:51

話の屋台骨がデカいだけに前半はやけに解説的で地味ですが、作戦が動き始める中盤以降はさすがにスリリング。第2作にでてきたガブの昔の恋人アンナ・ロルフが再登場したり、シリーズ始めの頃に回帰するあたり、そろそろグランドフィナーレの準備かも? 作戦進行をアメリカ大統領選と絡め、新大統領選出と作戦遂行のタイミングを合わせようとするガブ、米大統領選に介入するロシア。そしてQアノンによる大衆の扇動と大統領暗殺・・・と思わせて宿敵ガブリエルの暗殺を企図。罠に落ちるガブリエル・・・盛り沢山。とりあえず死なないでよかった。

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
位置付け的には、RIKOシリーズのスピンオフ『聖なる黒夜』の続き。時系列的には『聖黒』からRIKOにつながる隙間をつなぐ本書。春日の杯は練にとっては、麻生の前に置いた大きな踏み絵だ。条件付きの自分ではなく、過去も現在もひっくるめた俺の全てを受け入れてほしい。冤罪で人生を破壊された可哀想な俺、ではなく、それも込みで清濁合わせた今の俺では受け入れられないのか、という練の心の声が聞こえてきそうだ。二人の間のごちゃごちゃしためんどうくささをうっちゃって自分に正直に、とは本書冒頭の麻生の弁。
くたくた
2022/04/23 23:48

それなのに麻生は「永遠の加害者」ポジションを捨てようとはしない。練に正しい生き方に戻れ、と言い続ける限り麻生は加害者であり、練は被害者なのだ。相手のあり方も含め全存在を愛するとは言えない麻生の弱さと、そんな麻生を愛する練の無情感がたまらないラスト。麻生から傘をもぎ取って練は雨の中を歩き出す。愛車のカウンタックは路肩に置いたまま。麻生は雨の中を歩む練も、(いつか練が戻ってくる)練の愛車も後に走り去ったのだろうか。それとも、雨の中、練を待ち続けたのだろうか。

くたくた
2022/04/24 13:55

一応、ロングレビューもあります。→ https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2022/04/0341.html

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くたくた
練が愛おしい。そして麻生がウザい。このナルシストめ!そしてどいつもこいつも話しすぎだ。いい年した男どもがぺらぺらペラペラと紙が燃えるみたいにしゃべりやがって、「沈黙は金」ってのを知らねえのかよ!出てくる男どもがどうにもお喋りで、女々しく感じられて、いやなの〜!基本黙って行動する練ちゃん意外、全員ウザい!!!・・・・でも、面白かったです。滅法面白かったです。当然、RIKOシリーズも、私立探偵、も所轄刑事も、園長探偵も読みますとも。あと、新宿、参宮橋、代々木5丁目、府中、武蔵小金井、知ってる土地だらけだった。
くたくた
2022/04/22 17:41

登場人物の山内練が悪魔のような暴力団若頭キャラで、麻生龍太郎は私立探偵としてRIKOシリーズや探偵花咲慎一郎シリーズに登場している模様です。読む順はRIKOシリーズが先って人もいるし、この本先に読んじゃった人もいるのでは。個人的には聖なる黒夜→RIKO→ 花咲慎一郎かな。ウザいとか書いてますけど、オススメです。私は練ちゃん推しですが、麻生龍太郎はボッシュに似ている。と、思う。及川の純情も捨てがたい。

★Masako★
2022/04/22 18:47

ありがとう~! 積んでるこちらから読んでみますね(*^^)v

が「ナイス!」と言っています。
くたくた
【CNC犯罪小説クラブ】上巻読了です。信頼する読み友さん2名から熱烈ご紹介のこの本。日本人作家ものを苦手とする私ではありますが、これはど真ん中、と言わざるをえない。「感謝する」で滂沱です。山内の有りようが切ない。才能があって前途洋々たる青年の人生がこうもねじ曲げられてしまう。ホテルで殺害された大物ヤクザを軸に、錯綜する人間関係と事件。確かに『囀る鳥は』の世界観で読める。これは警察小説なのか、ハードボイルドなのか。それとも?? 韮崎の愛情、皐月姐さんの慈愛、麻生の真情。地べたでのたうつ人間のあがき。
くたくた
2022/04/18 14:50

RIKO、所轄、私立探偵・・・は手配済み。あとは花咲慎一郎シリーズなのね?

キムチ
2022/04/18 18:27

濃かったなぁ‥っていう位しか覚えていないです|д゚)

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/11/05(2967日経過)
記録初日
1980/01/01(16425日経過)
読んだ本
1268冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
374524ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
974件(投稿率76.8%)
本棚
44棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://koko-yori-mybooks.blogspot.com
自己紹介

翻訳SFとアクション、エスピオナージ、戦争、歴史&ミステリーを好んで読んでます。苦手は恋愛もの、日本人作家のもの、短編。
なので、時代小説以外は日本人作家さんはあまり読みません。

日本人作家さん作品は、ストレートに言葉が自分の中に入り込んでくるのに言語感覚にどこか自分とは違う感じがすることが多くて、やや苦手です。翻訳本にある彼我の距離感が丁度良いです。自分の周りにあるもろもろの事柄は、小説より奇なり!というものが多いので、日本もので胃にこたえそうな現実感ありありなヘヴィーな本は敬遠してます。
紙の本が好きです。基本的には新本を求めることにしていますが、翻訳小説は簡単に絶版になってしまうので、Amazonマケプレと近所の古本屋さんの利用率は高めです。図書館も嫌いじゃないですが、一度読んだ本はずっと手元に置いておきたい派です。
読書メーターを始めて、読書に幅が出てきました。
読書傾向の似た方と繋がりたいと思い、過去に読んだ本も登録してます。積読本が事実上1000冊を超えた今日この頃、いつか読み終わる日を迎えられるのだろうか。。。。
月に10冊、年に100冊くらい読めればいいな、と思っています。それでも積読消化に10年以上はかかる。速読の皆様がうらやましい今日この頃。
今後ともよろしくお願いいたします。

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