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2024年3月の読書メーターまとめ

かなで
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感想・レビュー
16
ナイス
410ナイス

2024年3月に読んだ本
16

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • ねこ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かなで
ネタバレアミュレット・ホテルの別館にはルールがある。①ホテルに損害を与えない②ホテルの敷地内で傷害・殺人事件を起こさない。それだけのことが、犯罪者しか宿泊できないホテルではその2つが守られないこともある。だからといって警察の介入など御法度。そのために、『全権を与えられる』ホテル探偵は存在する。その代償を支払わせるために。→設定もオーナー、桐生、ドクのキャラも面白かったけれど、肝心の謎のネタ?が不完全燃焼でもやもや。だけど、クライム・オブ・ザ・イヤーの殺人は面白かった。道家の爺に愛はあったと思いたい。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

かなで

おかしい。年度末という言葉とはおさらばした生活を送っているはずが、何故か忙しいです…(¯꒳¯٥) 今月もどうぞよろしくお願いします(,,ᴗ ᴗ,,)ペコリ 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:7230ページ ナイス数:406ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/722933/summary/monthly/2024/2

しっぽ@
2024/03/07 20:00

かなでさん、わわっ!コロナに?大変でしたね(>_<)まだまだ寒いので体調にお気をつけてお過ごしくださいね。忙しいですけど、本を読める時間が取れますように…(*^^*)今月もよろしくお願いします♪

かなで
2024/03/09 16:26

しっぽさん、コメントありがとうございます…!人生初のコロナになりました…。熱があまり上がらなかったのは良かったのですが、鼻水と咳で味覚が奪われたのが辛かったです(¯꒳¯٥)今月もよろしくお願いします!

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2024年3月の感想・レビュー一覧
16

かなで
ネタバレ竜の病が災害となり国一つ左右するものとされる国で、人ならざるものとして差別され、文字一つ学べない《ヤポネ》の民のリョウ。心ある孤児院の院長に拾われ、本を読むことを許されていたが、それも国にバレて追われる身となった少年は、治療の途中で命を落とすため、国からも治外法権を認められている竜の医師団の入団試験を受けるため、竜ノ巣を目指す。そんな中、特権階級である真珠ノ民のレオニートと出会うが…。→リョウの一人称に慣れないうちは読みづらいかも?でも、世界観に慣れれば、出てくる奇人変人たちに笑えるファンタジー。
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かなで
ネタバレ伝説の八百比丘尼の血筋を引くとされる天水家。薬問屋を営む天水家には『人魚の涙』と呼ばれる薬があり、一方で闇の取引により『人魚の血』と呼ばれる猛毒もある。それらは全て先祖返りのように生まれる娘たちの血なのだ。その娘に関わると人生が狂うとされている。八歳の頃、先代の人魚が死に、当代の人魚の娘として家族に化け物と言われながら虐げられた朝名は、とある青年と出会うが…。→これヒーロー役である咲弥も人魚に魅せられてるのでは…?しかも朝名は恋が成就しないと泡になるという西洋人魚の特性もあるし、八百比丘尼あたりから(続)
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かなで
ネタバレ厳しく冷え込む冬に後宮で凍死した人間が大量発生した。そんな中、皇后派の大長公主が亡くなった。当初凍死が疑われたが、それは連続殺人の始まりでしかなかった。→延明と桃花の因縁の話、桃花と実父の関係性など一歩踏み込んだストーリー。ただ事件そのものの解決はあっさりしたもので、むしろ桃花の異母弟妹が関わっている方に注目させられる。後妻として迎えられてないことから異母妹なのかなと推測。とにかく桃花と延明はもう少し言葉に出そう…。どちらも羊角莽に等しく恨みがあるんだからもっと腹を割って。延明がその感情に脚をすくわれそう
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かなで
ネタバレすでに一度読んでいてもアンガスが撃たれる場面は思わずセラとともに悲鳴を上げてしまいそうになる。アンガスの過去、セラの過去が明かされる今巻。そして天使──ツァドキエルの思惑が明かされ、《俺》がどうやって生き残ったのかも明かされる。→アザゼルを助けるためにレミエルが助けるところも、ミカエルがガブリエルとの約束を守ったのも良い。セラの話し方は初読から気にはなるが今回はすんなりと受け入れられた。ツァドキエルら天使の復興が叶うのか、セラやアンガスたち人間が世界を守るのか、ラストを知っていても次巻が待ち遠しくなる。
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かなで
ネタバレ新装版。既読済だけど、読書メーターを始める前に多崎先生の本は読破しているのでゆったりした気持ちで読み始めたが、ページをめくるスピードは早くなる一方だった。ぼんやりと前回読んだ結末は覚えているがそうと分かっていても読み進めてしまうし、結末が分かるからこそ二度目も美味しく読める。自分ではない記憶を持つ少年アンガスと、本の幻影である《本の姫》はどこへ向かうのか。ただ視点が変わる(アンガスと《俺》)ので苦手な方は苦手なのかな…?言霊と本、天使や生命を創り出すなどが好きな方にはオススメだと思う。
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かなで
ネタバレ隣国の式典に参加するため、王太子マティアスとギルバートと同行するソフィア。妊娠中の王太子妃の代わりとして頑張ろうとするソフィアだったが、式典の期間中に五百年鎖国している国ラクーシャの使節に連れ去られてしまう。しかも容姿と魔力の無さから『純白の聖女』として儀式をしろと脅され、その国の教皇からはなぜか求婚されてしまう。→今回も面白かった。だけど、ソフィア連れ去られすぎてギルバート様のほうが心配だし、すでに侯爵夫人となったソフィアの話なのでいつまで続くのかなあとは思う。次巻は出そうなので変わらず読み続けるけど…
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かなで
ネタバレ【酷評注意】貧しい農家の娘紫乃が女衒に売り払われそうになったところを助けてもらったが、今度は身体中に毒を巡らせられ、人々を襲う天狗の生き餌にさせられる。山へ連れて行かれ、毒も回り始めて、死にそうになったところを助けたのが、白天狗の左京で…。→前にも読んで合わなかった作者さんなのに気づかず読んでしまった。普通に死人が3人も出てきて胸糞注意。恋愛に発展するのもヒーローからヒロインへの想いも、過去の女が原因+ヒロインの特殊体質が…?という懸念が払拭できないので感情移入も難しい。オススメはできない。
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かなで
ネタバレ輝石に紋を刻むことで、魔力が巡り、人知を超えた力が発生する。最果ての村で彫刻師として生計を立てていた珠里は、闇市に高度な輝石を売り払う『災禍の彫刻師』のせいで資格を取らなければならなくなった。ただし、その資格を取るためには王都にある聖学府を卒業しなくてはいけないのだが、それも三十歳まで。三年制である聖学府に入学するために二十七歳の珠里は崖っぷちだった。→途中からそうだろうなぁという展開。二十七歳とは思えない主人公。百花輪の作者さんということで納得。年齢の描写が我が事のようにグサグサと刺さった…。
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かなで
ネタバレアミュレット・ホテルの別館にはルールがある。①ホテルに損害を与えない②ホテルの敷地内で傷害・殺人事件を起こさない。それだけのことが、犯罪者しか宿泊できないホテルではその2つが守られないこともある。だからといって警察の介入など御法度。そのために、『全権を与えられる』ホテル探偵は存在する。その代償を支払わせるために。→設定もオーナー、桐生、ドクのキャラも面白かったけれど、肝心の謎のネタ?が不完全燃焼でもやもや。だけど、クライム・オブ・ザ・イヤーの殺人は面白かった。道家の爺に愛はあったと思いたい。
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ネタバレ凪彦の正妻を決めるため登殿の儀が行われる。しかし、すでに博陸侯と『三家』による根回しは済んでおり、形だけのものであった。南家の蛍を正妻に、東家の山吹を側室に、北家は羽母に。だが凪彦の前に、落女の澄生が現れたことで登殿の儀に不穏な気配が…。→巻末に安原はじめの名前があるので、楽園の烏より前の話と思われる。雪哉は最短の道と最善の道を読み、情を全て落とした金烏のようになってしまい、つくづく茂さんという理解者がいなくなったことが悔やまれる。澄生は紫苑の宮だったわけだけど、滝壺に落ちた際助かってるってことは新月(続
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かなで
ネタバレ前巻が安禄山側から見たものでこちらは唐の王朝から見た安史の乱。どちらにもこの世の中を変えたいという個人は生まれてくるも、トップが変える気がない、変えるという気力すらない、変えたくないと思えば何度も個人は潰されていく。なんだか現代にも通ずる歯がゆさが読んでいて面白い。この時代の理不尽さや時代背景がわからないと難しいかもしれないが、悪にも悪の理論があり、正義だと思っていたものも他方から見れば悪にもなる、悪の親玉とされていた人が最後まで自分の責から決して目を背けなかったところが良かった。続刊も必ず読む
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かなで
ネタバレ唐の時代、楊貴妃により取り立てられた楊国忠と安禄山の対立が国を二分化していた。それは平原と呼ばれる都から離れた場所でも、火がつこうとしていた。太守の甥の季明に冤罪を晴らしてもらった張永は、後の『安史の乱』に妹の采春とともに巻き込まれていく。季明は采春に婚姻を申し込み、結婚式を翌日に控えた日に、平原は襲われる。平凡な人生を望み、平凡な平和を望んでいた張永は、嫌な流れを変えるために立ち上がるが…。→壮大な歴史小説でありながら、田舎の同調圧力の怖さも描いていて一気に読んでしまった。続刊も読む
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かなで
ネタバレ名家の生まれで、雨を降らせることのできるシャロムニーア。しかしその魔力はある日突然消え去り、上級魔術師の名は地に落ちた。そんな中、通う学院では昇級試験が行われるがパートナーが必要となるも、そんなシャロムに声をかけてきたのは、学院の主席学生ユエルだった。彼は魔術師の家系ではないにもかかわらず、主席となる優秀さがあり、シャロムは断るのだが…。→途中の森は、どうなったのかな…?それについて記載がなかったからなんとなく終わりは物足りない。ユエルは健気さが良いかな。ただ罫線の使いすぎ?からか、文章自体は(続)
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かなで
ネタバレ単行本既読済。単行本のほぼ最新刊(望月の烏以外)を読んだ上で、再度読んでみると、奈月彦のいじらしさが理解できるし、浜木綿は浜木綿で奈月彦に何かしらの愛は感じていたんだなと思う。そして、あせびの君がより化物に思える。こんなことをしてよく…と思えるが、あせびの君だからこそできたことなんだろうな…。母浮雲も何がしたかったのか分からないが、あせびもよく分からない。ぜひこの巻を読んだら、番外編も読んでほしい。
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かなで
ネタバレ生まれつき聖痕があることで大聖女候補と王太子の妃となることが定められていたヒロイン。しかし父親の目の前で王太子から婚約破棄とともにヒロインを貶める言葉をはかれ、さらに新たな婚約者となったのが義妹だった。実母が亡くなってから、関係の長い継母と再婚した父親はヒロインを嫌っており、継母は言わずもがな。聖痕すら王太子の魔導具により奪われ、療養という名の監禁生活を送るはずだった、がしかし、療養地へ向かう途中、魔物に襲われてしまう。助けてくれたのはどこか面影のあるヒーローで…→義妹の言葉遣いが悪すぎて逆に面白い。
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かなで
ネタバレ日本人で現代マルタ騎士団に所属する著者。聖地エルサレムから始まるナイツ・ホスピタラーの精神は現代こそその精神を大切にしていると思われる(ウクライナでの病院支援など)。エルサレムから出たあとは結構、キリスト教よりというか、正義のために原住民たちから土地を奪ったり(時の支配者や教皇から認可されたと記載はされているが)、海賊と戦ったり、堕落したりと、長期に渡り存在している集団の無意識な傲慢さが垣間見えた…。でも現代のマルタ騎士団は、純粋に初代ジェラール総長の言葉通り、「主、病者、貧者」への奉仕を第一にしている。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/11/23(2778日経過)
記録初日
2016/11/01(2800日経過)
読んだ本
1915冊(1日平均0.68冊)
読んだページ
540713ページ(1日平均193ページ)
感想・レビュー
1582件(投稿率82.6%)
本棚
6棚
性別
血液型
A型
自己紹介

◎アイコンはPicrewの「もっとももいろね式美少女メーカー」様からお借りしています。

◎本は実際に購入したり、図書館本だったりします。シリーズで追いかけてるものは購入していることが多いです。

◎好きな本
①はるおかりの先生の後宮シリーズ
②桃春花先生のマリエル・クララックシリーズ
③小田菜摘先生のなりゆき斎王、平安あや解きシリーズ
④小野不由美先生の十二国記シリーズ
⑤多崎礼先生の書籍全般
⑥古宮九時先生のUnnamed Memoryシリーズ
他にも、茉莉花官吏伝、竜騎士のお気に入りなど。

◎漫画の感想もぼちぼちありますが、本の感想より自我がでがち。お気をつけください。

◎『いいね』をしていただければ、必ず『いいね』をお返ししております(相互の方は内容を必ず確認しておりますが、相互以外は読む時間がある時のみ)。
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