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2025年1月の読書メーターまとめ

zeeen
読んだ本
8
読んだページ
1997ページ
感想・レビュー
8
ナイス
56ナイス

2025年1月に読んだ本
8

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

zeeen
存在はしているが誰もそれに目をやらず、気づきもしない路傍の石。そんな存在が箱男なのか。二転三転するストーリーと突然切り替わる場面、抽象的な言葉に理解は追いつかないが、人間の倒錯した自意識と変態性はどこか他人事とは思えず、ぞわぞわする。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
8

zeeen
民話はその地域の記録であり教訓であり警告でもあり、また土地の特性や歴史も知れて面白い。西園寺公経の吹田殿など吹田がとても栄えていたとは知らなかった。
zeeen
作者の日録。庭の花を摘み、訪れる野鳥を見、ハーモニカを吹き、奥さんの手料理を食べてピアノ練習を聴く、そんな老夫婦の穏やかな生活が綴られる。家族、隣人、旧友たちと繋がり、何気ない毎日を繰り返すことはなんと幸せで尊いことなのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
zeeen
ひとつひとつの部屋にひとりひとりの生き方があり、だから部屋(家)は無機質な構造物ではなく、住む人の思想の表れだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
zeeen
子は親を選べないというやるせない思いしかない。幼い頃から芸能界という大人の世界で過ごした主人公は、ある意味で世間知らず過ぎて思考に一貫性がなく暴走していく。恋愛観や芸能界への固執はもはや異常。救えない転落劇と哀れな姿に胸が痛んだ。
が「ナイス!」と言っています。
zeeen
青年たちの胸に渦巻く衝動、欲望、苛立ちがひたすら吐き出され、匂い立つような若さに圧倒される。各作品を通じて漂う学生運動などの反権力エネルギーとは異なる退廃的な雰囲気も当時の象徴なのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
zeeen
存在はしているが誰もそれに目をやらず、気づきもしない路傍の石。そんな存在が箱男なのか。二転三転するストーリーと突然切り替わる場面、抽象的な言葉に理解は追いつかないが、人間の倒錯した自意識と変態性はどこか他人事とは思えず、ぞわぞわする。
が「ナイス!」と言っています。
zeeen
主人公はなかなかめんどくさいヤツだが、たしかにあの時こうしたなら、そのときああしていれば自分の存在も含めたすべてが今とは変わっていたかもしれないと思うことはある。時間の軸と場所の軸が交差した点が「いまここにいる自分」であり、主人公を通して世界と広さと時間の大きな流れを考えさせられた。
が「ナイス!」と言っています。
zeeen
昭和当時の短編集のため設定に多少時代を感じるが、人の繊細な感情の動きが淡々とかつ丁寧に描かれ面白く読めた。息子を思う父母、息子それぞれの考えが交錯する「菊」は幸せの価値観を考えさせられ特に印象に残った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/12/09(2993日経過)
記録初日
2016/02/07(3299日経過)
読んだ本
805冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
232346ページ(1日平均70ページ)
感想・レビュー
747件(投稿率92.8%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

本と珈琲で人生なかなか豊か。

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