読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

ドラマチックガス
読んだ本
11
読んだページ
2139ページ
感想・レビュー
11
ナイス
192ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • asadaame

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ドラマチックガス
2018年の「北海道命名150年」に合わせ、有名無名のアイヌの方々がそれぞれの思いを述べる。この手の本の常として、無名の方の言葉のほうが響くもの。薄くて読みやすいのだけれど、もう少し多くの人を集めてほしかったという気持ちも(そもそもどうやって集めたコメントなんだろう)。編者である石原真衣さんの「立場性」を問題視するスタンスに違和感をもってしまうものとしては、新井かおりさん(というより野間易通さん?)の「和人もまたアイヌ問題をつくる当事者として発言を」という言葉がありがたかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
11

ドラマチックガス
途中まで読んで、後は流し読み。多くの後進を生んだ、皮肉を利かせた辞典なわけだけれど、ちょっときつめのアメリカン・ジョークをこれだけ続けて読むとさすがに食傷。辞典なんだから一気読みするものではなかったのかも。時々、さすがうまいなぁと思うものもあり。後は、訳の方の努力がすごかったことはわかる。机の近くに置いてたまにパラパラ眺めていこう。
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
マスオさん、職場で白衣を着て、机の上には試験管が並んでいる。仕事は何? ムック本『「サザエさん」の昭和図鑑』のような注釈がほしい話もたくさん。当時の時代背景がわかればもっと楽しいのだろうなと残念に思う。
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
突然サザエさんが結婚し、タラちゃんが生まれている超展開。ワカメ、波平に絵本を読んでもらおうとする。「メガネを」「メガネをかけると読めるの?」「そうだよ」波平が去った後メガネを掛けて絵本を開きワカメが一言「なんだ、かけても読めやしない」。なぜかたまらなく好きな話。以前、「ドラえもんがなかったらどら焼きはこんなにメジャーにならなかったのでは」といったら、年配の方に「昔からどら焼きは手軽に食べられるお菓子の代表だった」と聞いた。確かによく出てくる。ただ、皮だけを指した? あんこを挟んだのは文明堂なのかな?
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
古本屋で1~3巻100円で購入。アニメサザエさんはめっきり見なくなったけれど、原作は好き。昭和21年に書かれたものだそう。「戦死したはずの倅が戻ってきた!!」とか、当時をしらない世代は4コマ漫画の導入で思いつけないよなぁ…大変であったろう時代を明るく朗らかにしてくれる、きっと偉大な漫画だったんだろうと思う。マスオさんもノリスケさんも、当然タラオもイクラも出てこない。そんななかで光るイカコのインパクト。大人が芸人に笑っているのが理解できず、サザエさんに解説してもらい幕間に大笑いするカツオが愛おしい。
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
「読友」さま(というらしい。読書メーターで一方的に「お気に入り」にしている方)の感想で存在を知る。バーナード嬢みたいなものを想像していたけれど、もっと殺伐としていた。本の話というよりは「拗らせた本好き」の生態と言う感じ? 4コママンガの隣に作者の解説というか実況というかがつくというのは新しい。2巻も読むかどうかは微妙かな…
活字スキー
2024/10/23 17:51

え〜っと、SFマガジンはどうだったか……載るとしてもごくたまに、かな?『SFが読みたい!』では、その年の話題作をよくネタにしてますね。そしてお察しの通り「勢い」なんてものとは無縁の、とにかくマイペースの一言に尽きると思います。笑

ドラマチックガス
2024/10/23 21:05

>そしてお察しの通り「勢い」なんてものとは無縁の、とにかくマイペースの一言に尽きると思います ←なんだかとってもホッとしました。むしろ読みたくなりました。

が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
アイヌ民族の先住権に関する7回講演の書籍化。勉強になるんだけれど、講演を文字にするとそこはかとない違和感がついて回る。前半、アイヌ民族の権利に関する部分ももちろんだけれど、後半サーミの人々や台湾原住民の人々に関する話が、なかなか聞く機会がないこともあり勉強になった。
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
表現の自由についてとても丁寧に追った本。AということはBである。ということはCであり、ならばDである…というような感じで様々な実例の解説をしてくれる。法律の専門家の思考法を目の当たりにした感じ。最高裁判決にもビシッと「おかしい!!」と言ってのける豪快さ。安倍政権時代の表現の自由に対する真綿で首を締めてくるような圧力がいかに狡猾で、恐ろしいか。一方でネットなどで見られる表現の自由論争やヘイトスピーチなんかには触れられていない(最後に少しだけ)。こちらはどんな本を読めば分かるのだろう。市川先生の続刊に期待。
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
北海道の歴史一気見。歴史漫画なんて何十年ぶりだろう。こんなに展開はやいんだ、ついていけん…というのが第一の感想。一般名詞にも細かく注がつく(「要→最も重要な地点」のように)のが中年には鬱陶しいけれど、本来の読者層にとってはよいのかもしれない。アイヌ政策側から見ると田沼意次が「善」側、松平定信が「敵」側っぽくみえるというのは面白い。世の中、多面的ですね。
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
2018年の「北海道命名150年」に合わせ、有名無名のアイヌの方々がそれぞれの思いを述べる。この手の本の常として、無名の方の言葉のほうが響くもの。薄くて読みやすいのだけれど、もう少し多くの人を集めてほしかったという気持ちも(そもそもどうやって集めたコメントなんだろう)。編者である石原真衣さんの「立場性」を問題視するスタンスに違和感をもってしまうものとしては、新井かおりさん(というより野間易通さん?)の「和人もまたアイヌ問題をつくる当事者として発言を」という言葉がありがたかった。
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
記念すべき読書メーター600冊目がキルミーベイベーとは喜ばしい(実はちょっと調整した)。あの「ある意味伝説のアニメ」(普通に面白い)からこれだけ続いていて、インパクトが全く減らないというのはすごいこと。今回はあぎりさん成分多め。DIYのポンコツソーニャが面白い。バイト回のテンポと強引なオチの連続も素敵。
が「ナイス!」と言っています。
ドラマチックガス
北海道新聞の連載をまとめた本。道民なのに道新をとっていないマイノリティとしては全く知らない状態で読めた。印象的な「言葉」と、その発言者へのインタビュー。「希望は戦争」の赤木さんから「戦争したくなくてふるえる」の高塚さん、チッソ労組、あしなが育英会創始者、そして原発、沖縄関係の人々。どれも素敵な記事だった。そんななか一番揺さぶられたのは、あのミスター泡沫候補外山恒一さんの「少数派にとって選挙ほどばかばかしいものはない。多数決で決めれば、多数派が勝つに決まってる」。ここから「投票なんて行くな」につながる。
ドラマチックガス
2024/10/03 00:19

民主政治の矛盾をシンプルに突いた名言だと思う。連載をまとめてくれたことへのありがたさの一方で、これは長い時間をかけて連載で読むほうがよいのではないかという一面も。原発パート、沖縄パート、同じ話題が続くので、紹介される「言葉」に慣れてしまう自分がいた。時々思い出したように一片を読み返したい。今見たら、読書メーターの登録が発売1ヶ月で僕の1件だけ。北海道でしか売っていないのかな。もっと読まれていい内容だと思うし、多くの人に手にとってほしい。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/12/16(2899日経過)
記録初日
2016/07/06(3062日経過)
読んだ本
618冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
190082ページ(1日平均62ページ)
感想・レビュー
618件(投稿率100.0%)
本棚
13棚
性別
自己紹介

1978年生まれの中年。
『ドラえもん』が人生のバイブル。

つまらないと思った本はつまらないと書くので、人によっては不快かもしれません。
でも、感想ってそういうものだと思います。
また、だれかがくだらないと思う本が、別のだれかにとっては素晴らしい本になるということがあるから、面白いのだと思います。
価値観が合わない、共感できない感想をたくさんよんでみたいものです。

政治的スタンスも割りとはっきり目に書くので、これも人によっては不快かも。
これはもう、仕方がないです。

マンガは新刊のみ反映させることにしました。持っているマンガの読み直しは基本的に書きません。

【別格の作家】
藤子・F・不二雄先生、藤子不二雄A先生
井上靖
森博嗣

【最近気になる作家】
開高健(今更感半端ない)
早坂吝
井上真偽

【流動的オールタイム・ベスト10(漫画を除く)】
井上靖『敦煌』
井上靖『蒼き狼』
井上靖『おろしや国酔夢譚』
森博嗣『すべてがFになる』
???『西遊記』
京極夏彦『姑獲鳥の夏』
サイモン・シン『フェルマーの最終定理』
椎名誠『哀愁の町に霧が降るのだ』
W・P・キンセラ『シューレス・ジョー』
と学会『トンデモ本の世界』

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう