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2024年8月の読書メーターまとめ

Kyo
読んだ本
3
読んだページ
826ページ
感想・レビュー
3
ナイス
67ナイス

2024年8月に読んだ本
3

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kyo
本作内における人物は悩みや嫉妬といった様々な負の感情を抱きつつも最後は周囲の人とわかり合う。それは美しい人間賛歌のように感じた。本著は性別も年齢も違う五人がポッドキャストのツキない話を聞き、様々な月の雑学や視点から人間関係の好転のヒントやきっかけを得ていく短編集。全く関係がないと思いきや、地中で繋がっている竹のようにどこか意外なところで関わる事で、勇気や支えとなっている仕立てに心地よい読後感を与えてくれる。このような著者だからこそ人間の負の感情を全面に押し出した作品だとどんなものになるのかと考えてしまう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

Kyo

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が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
3

Kyo
本作内における人物は悩みや嫉妬といった様々な負の感情を抱きつつも最後は周囲の人とわかり合う。それは美しい人間賛歌のように感じた。本著は性別も年齢も違う五人がポッドキャストのツキない話を聞き、様々な月の雑学や視点から人間関係の好転のヒントやきっかけを得ていく短編集。全く関係がないと思いきや、地中で繋がっている竹のようにどこか意外なところで関わる事で、勇気や支えとなっている仕立てに心地よい読後感を与えてくれる。このような著者だからこそ人間の負の感情を全面に押し出した作品だとどんなものになるのかと考えてしまう。
が「ナイス!」と言っています。
Kyo
一つの事に突き進む様は余計なものを削ぎ落とし、己の欲求に従い行動しているようにも見え眩しく映る。周囲から語学気狂いと揶揄されたとしても。現代のようにネットが発達しておらず、異国の人々との交流が容易でなかった戦後に多言語を習得するに至った著者の自伝的一冊。学習内容においては文通や機材を片手に外国の方に朗読を頼み込む、大使館に連絡をし参考書を取り寄せるなど語学に対しての飽くなき探究心に驚かされた。上映中の録音と言った時代を感じる点もあったが、今後の自身において語学学習のバイブルと呼べる一冊に出会えたと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
Kyo
ネタバレ元地主の利兵衛が起こした鬼の所業とも呼べる凄惨な事件はもとより、印象的だったのは姫野村の人々の排斥しようとする姿だ。小作人を見下していた利兵衛にも原因があったのかもしれないが、現代に移り麻宮という都会から移住してきただけでコロナ感染者だ、祟りの原因だなどと思考が停止しているような姿に嫌悪感を覚える。未知のものに対して排除するという行為がいかに短絡的であり危険な思想であるのだとこの作品を通じて感じた。同時に同調圧力に屈しない事への難しさも。裕也が父を殺めた事実を知った際に村民はどうするのかと思案してしまう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/12/26(2834日経過)
記録初日
2016/12/17(2843日経過)
読んだ本
378冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
110246ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
199件(投稿率52.6%)
本棚
7棚
性別
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