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しかしながら、若い頃に訪れた終戦直後の沖縄と広島から戦争への忌避感を持ち、キューバ危機の映像解析の陣頭に立った経験から、全面核戦争への忌避感を持ったことから、子孫のため核なき世界を構想・表明するに至ったとの事。中国や北朝鮮には外圧をかけながらも、戦争に至らないようにする匙加減などは現実の政府高官としての人物像が見て取れます。
普天間移設問題や、訳者が頭の体操として持ち出した日本の核武装への意見などは米政府の元高官の考えを知ることが出来たのも良かったです。
入念な準備を整えたペリーですが、今度はフィルモア大統領の政権が危うくなり、日本の開国を急がざるを得なくなります。2度目の来航が予告した1年よりも短かったのはこんな背景があったのでした。開国に成功し、帰国したペリーは、ほどなく日本は東アジアの大国になることと、日本人が機械製造で極めて強力なライバルになるであろうことを予言しています。幕末史は血なまぐさい物でしたが、ペリー艦隊自体は一人も日本人を殺していません。印象や背景から見直しても良い人物だと感じました。
真田丸とかおんな城主直虎とか、大国に挟まれた小国の苦悩を描いた大河ドラマに通じるところも感じました。
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しかしながら、若い頃に訪れた終戦直後の沖縄と広島から戦争への忌避感を持ち、キューバ危機の映像解析の陣頭に立った経験から、全面核戦争への忌避感を持ったことから、子孫のため核なき世界を構想・表明するに至ったとの事。中国や北朝鮮には外圧をかけながらも、戦争に至らないようにする匙加減などは現実の政府高官としての人物像が見て取れます。
普天間移設問題や、訳者が頭の体操として持ち出した日本の核武装への意見などは米政府の元高官の考えを知ることが出来たのも良かったです。