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ヒラソル
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安定の演奏描写。ミステリ部分はそれほど凝った作りにはならずに犯人発覚もさらりと。修習生の生活が書かれた通りかはわからないけど、垣間見えてなるほどなぁと思う。ピアノコンクールは一度観に行ったことがあるが、ここに書かれた日本ピアノコンクールのように大きな会場でもなく観客が多くもなかったなぁ。一応全国大会だけど、観客はほぼ親族で演奏終わると帰ってしまう人が多い。表彰式なんてのも特になく発表くらいと小説や映画などのような華やかさはないんだよなぁ。もっと大きいコンクールだと違うのか観に行きたい。次作の予告がすでに。
0255文字
ヒラソル
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結婚式という儀式の滑稽さ。それを揶揄しながら始める物語。すごい面白かった。神の存在とはという問いがり、右か左か。伝統か革新か。そういった話にもなっていく。主人公はバカにしていた結婚式に神と従者の関係を持ち新郎の絶対的従者として目覚めていく。その先にあるものは。長く働くことによる変化や対立も描かれ、そして最後にはおひとりさまの式で、ひとつの信仰や誓いが成就する。傑作である。
ヒラソル

印象的なのは、女は名前を奪われ、家まで男に搾取される。結婚とはそういうものだ。だから披露宴は新婦をおもいきり持ち上げる。みたいなところだな。新婦側はもらってくれてありがとうございますと持参金付きで差し出すのが伝統。その根は深く、政治家はじめとした女性軽視発言は、頬根の髄にまで染み込んでいる。それを忍ばせるのはやはりジェンダーやフェミな話を書く著者ならでは。夫婦別姓を許さない保守派は男の絶対領域、既得権益にしがみつき放したくない構図だな。これが家レベルで堅く残るのが日本の実情。

07/21 19:49
0255文字
ヒラソル
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過去にブログに書いていたものとエッセイを合わせて書籍化。猫は後半になってから。10年前くらいから書かれていて時事ネタ的なものもあるので平成を軽く振り返れる。そして、ここ10年景気は悪くなりデフレのことは10年言われたままなのにわかっていたけど愕然とした。糖質や血糖値関係の話がためになる。こうやって記録しておくのはいつか役に立つのかもなぁ。或る程度売れて次が出るのを期待。次は、マリモさんだけでなくモナミちゃんも出てくるだろうし。もっと猫を!
0255文字
ヒラソル
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ついに芥川賞受賞。ストーカー話なんだけど、視点がときおり神の視点になったりして、不気味さや不穏さ奇妙さが頭をくらくらさせる。物語の輪郭がはっきりしてくると、むらさきのスカートの女よりもこっちのがやべーよとなっていく構成。過去作よりわかりやすいのが賞にしやすいのかな。会見で明るい人を描きたいと思っていると言った。明るい人……。うん。この人が面白いんだな。
0255文字
ヒラソル
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今村さん、最初からすごい。いや、これで芥川賞でよかたよね。太宰賞でデビューして、三島由紀夫賞と芥川賞を取るという現代純文の最高最強でよかったと思う。のちの受賞作も素晴らしいけど、でもやはりここに彼女の才は詰まっているもの。不穏さとどこか滑稽でおかしみがある。そしていいえぬ恐怖。想像力を働かせないとわからない部分があり、でも働かせるとやはり怖い。
0255文字
ヒラソル
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井上荒野初読み。寂聴のことを書き、寂聴が帯を書いているのでこれは読まねばと。寂聴が不倫をして出家をしたのはしっていたが、その相手が井上光晴という同じ作家であり、その娘も作家となって直木賞を取っている。この作家である人たちの一般人は数奇な関係も彼彼女らにはそれが日常の一部でしかなかったのだろう。母はが父光春の代筆をしていたというのも凄い話で、母の書いた小説も読んでみたい。井上光晴名義だけど多分母が書いたものというのを聞いたのでいつか読む。人を愛することに理屈なんてないよね。不倫であろうと純愛はあるのだ。
0255文字
ヒラソル
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事実をもとに描かれているのもありリアリティが凄かった。新宿騒乱のシーンは画が見えるようで、これは朝ドラにできてしまうなと。三島由紀夫が出てくるのもなんか嬉しい。モデルのイラストレーターは存命だけど、彼女は読んだりしたのかな。どう思うのだろうか。語り部たる孫の立ち位置が微妙な感じはして、そこがもうひとひねりあるとよかったのかも。現代と過去を交えて書く時の難しさよ。
0255文字
ヒラソル
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どえらいもの読んだ。ドラマを観るために読んだけど、凄かった。角田さんはいま日本最高峰の書き手だ。想像力が深い。子を持たなくても母親の立場になりきり、深く潜り、内面を抉り出す。それが深く胸を打つ、刺す。読んでいて苦しくなる。どうしてここまで書くのか、書けるのか。源氏物語早く終わらせて小説書いてくれ。次はもっとどえらいもの書くだろう。小説書きたい欲がすごく高まってそうだし。
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読んだ本
791

読んでる本
2

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94

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読書データ

プロフィール

登録日
2010/09/05(5322日経過)
記録初日
2010/09/06(5321日経過)
読んだ本
791冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
266577ページ(1日平均50ページ)
感想・レビュー
765件(投稿率96.7%)
本棚
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自己紹介

あらすじをつらつら書く感想より、感動や感激が伝わる感想が好きです。

感じ想ったことを書きなぐってください。
そういう感想を読むとどんな本なんだろ、読んでみたいなとなります。
内容は読めばわかります。
読みたいと思わせる感想には心震えます。

自分もそういう感想を目指してます。
できれば内容にはほとんど触れずに書きたい。

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