【2023年12月の読書メーター】★読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3168ページ ナイス数:304ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/73932/summary/monthly/2023/12
【ポーランド】南部のオシフィエンチム(ドイツ語名・アウシュビッツ)には、第二次世界大戦中にナチス・ドイツの強制収容所がつくられた。ヨーロッパ各地からユダヤ人が強制的に連れてこられ、150万人が殺されたといわれる。ポーランド人のコルベ神父とゼノ修道士は日本と繋がりが深い聖職者。コルベ神父は1931年に長崎で修道院を開いたが、帰国すると他の人の身代わりとなり強制収容所で亡くなった。遺志をついだゼノ修道士は、原爆で被災しながらも長崎の人のためにつくした。ふたりが日本に着いて最初に訪れた教会が長崎の大浦天主堂だ。
【チェコ】かつてチェコでは、支配者によってチェコ語の使用が禁止された時代があった。伝統のある人形劇だけはチェコ語で上演することを許されたため、人びとは人形劇を通してチェコ語を守り、子どもたちに伝えることができた。今でも人形劇はとても大切にされていて、町には多くの専用劇場があり、国立の専門学校もあるという。また、首都プラハには、約1000年前から数百年にわたって建てられた建物が町中に多く残る。天にのびるように建つ塔と赤れんがの屋根が、町を代表する風景。塔の多さから、「百塔の町」ともよばれる。
【新潟市に雪が少ないのは佐渡島のせいだった!】佐渡島には高い山がある。季節風に含まれる水蒸気はその山の西側に雪を降らせてしまうので、山を越えた季節風は湿り気を失う。この乾いた空気が新潟市のほうに吹いてくる。しかも、風も弱くなる(風速が遅くなる)ため、温かい日本海からの熱や水蒸気が供給されにくくなる。この風に水蒸気や熱がたくさん含まれていれば、新潟市のあたりでもう一度雪雲ができるはずだ。しかし、乾いた風からは雪雲が発達しづらい。そのせいで、新潟市は日本海側の他の都市に比べ、雪が少ないというわけだ。
2010年9/7に登録。
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