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2024年1月の読書メーターまとめ

槇
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感想・レビュー
12
ナイス
254ナイス

2024年1月に読んだ本
12

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

槇
■『源氏物語』の六条御息所には、モデルがいるという。その人は、三十六歌仙のひとり徽子女王(きしのじょおう)別名・斎宮女御。徽子女王は、948年、村上天皇の女御として入内する。やがて規子(のりこ)内親王を授かったものの、帝には有力者の娘たちが皇后、女御として後宮に入っていたため、徽子女王は心寂しい時間を過ごしたと考えられる。娘の規子内親王が斎宮となり、伊勢に下ることになると、徽子女王も同行した。六条御息所も源氏との関係にケリをつけ、娘の斎宮とともに伊勢下向している。【ペリー荻野「時代劇だよ! ミステリー」】
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

槇

【2023年12月の読書メーター】★読んだ本の数:13冊 読んだページ数:3168ページ ナイス数:304ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/73932/summary/monthly/2023/12

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2024年1月の感想・レビュー一覧
12

槇
【ウクライナ】国旗は「独立ウクライナの旗」とよばれ、青は国土をおおう澄んだ青空、黄は大地を染めて実る小麦を表している。肥えた国土が広がるウクライナは「ヨーロッパの穀倉」。国土のおよそ3分の2は農地で、小麦、砂糖の原料になるテンサイ、油の原料になるヒマワリなどを栽培している。とくに、ヒマワリの種の生産量とヒマワリ油の輸出量は世界第1位だ。ちなみに、うで組みをして、しゃがんで片足をけり上げるなど、すばやい動作のおどりで知られる「コサックダンス」は、ウクライナの伝統的なおどり。ウクライナでは「ホパーク」という。
槇
2024/01/31 12:17

【ポーランド】南部のオシフィエンチム(ドイツ語名・アウシュビッツ)には、第二次世界大戦中にナチス・ドイツの強制収容所がつくられた。ヨーロッパ各地からユダヤ人が強制的に連れてこられ、150万人が殺されたといわれる。ポーランド人のコルベ神父とゼノ修道士は日本と繋がりが深い聖職者。コルベ神父は1931年に長崎で修道院を開いたが、帰国すると他の人の身代わりとなり強制収容所で亡くなった。遺志をついだゼノ修道士は、原爆で被災しながらも長崎の人のためにつくした。ふたりが日本に着いて最初に訪れた教会が長崎の大浦天主堂だ。

槇
2024/01/31 12:17

【チェコ】かつてチェコでは、支配者によってチェコ語の使用が禁止された時代があった。伝統のある人形劇だけはチェコ語で上演することを許されたため、人びとは人形劇を通してチェコ語を守り、子どもたちに伝えることができた。今でも人形劇はとても大切にされていて、町には多くの専用劇場があり、国立の専門学校もあるという。また、首都プラハには、約1000年前から数百年にわたって建てられた建物が町中に多く残る。天にのびるように建つ塔と赤れんがの屋根が、町を代表する風景。塔の多さから、「百塔の町」ともよばれる。

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槇
【逃げ上手の若君】青野原で激突する顕家軍と土岐軍。史実によると、700騎で戦を始めた土岐軍は日没には23騎に減っていたという。全滅覚悟ならともかく、勝ちに行っての損耗率97%は異常。そこで作者は土岐軍において「『死』の認識が麻痺(バグ)っていて進んで犠牲となった」と解釈した。その結果、創作されたのが“自軍の兵士を砲弾がわりにして敵軍に投げつける土岐頼遠の人間爆撃”。史実をもとに想像力を膨らませて破格なキャラと戦闘描写を生み出す作者の手腕はさすがだ。
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槇
■『源氏物語』の六条御息所には、モデルがいるという。その人は、三十六歌仙のひとり徽子女王(きしのじょおう)別名・斎宮女御。徽子女王は、948年、村上天皇の女御として入内する。やがて規子(のりこ)内親王を授かったものの、帝には有力者の娘たちが皇后、女御として後宮に入っていたため、徽子女王は心寂しい時間を過ごしたと考えられる。娘の規子内親王が斎宮となり、伊勢に下ることになると、徽子女王も同行した。六条御息所も源氏との関係にケリをつけ、娘の斎宮とともに伊勢下向している。【ペリー荻野「時代劇だよ! ミステリー」】
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槇
■「説教+名ゼリフ=論破、で問題解決するのをやめよう」「何を口にしたかではなく、どう行動したかを大事にしよう」が、企画の立ち上げ時にメインスタッフ間で共有された『ひろプリ』の方向性です。今の時代「はい論破」的な風潮が前に出すぎていて、それって新しい禍根を際限なく生んでいるだけなんじゃないかという思いがあって。遠回りを経た肌感覚的な理解をエモーションを込めて描こう、と。「誰かと触れ合うことで自然と考え方は変わっていく、その奇跡が『ひろがる』ということ」が、本作のキャラおよび関係の描き方です。【金月龍之介】
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槇
【逃げ上手の若君】「坂東一の弓取り」と謳われた超大物武士・宇都宮公綱が初登場。公綱は楠木正成すら戦いを避けたとされているのに「戦で強かった記録がない」ので、“見かけ倒しの耄碌ジジイ”として造形しているのが巧妙だ。次回は、いよいよ北畠顕家と婆娑羅大名・土岐頼遠の直接対決か。
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槇
【レキッパ!!】「栄花物語」という歴史物語を書いたとされる赤染衛門。彼女の父は赤染時用(ときもち)といい、その官職名「右衛門尉」から自らの呼び名がついた。夫の大江匡衡(まさひら)は中国史や漢文学の優秀な先生で、夫婦仲はよく、2人の名前をくっつけて「匡衡衛門」と呼ばれたほどだった。赤染衛門は息子の挙周(たかちか)が出世できずに伸び悩んでいた時、「年老いた私が元気なうちに息子の就職をお願いします」といった内容の和歌を藤原道長の正妻・源倫子におくる。それが道長に伝わったようで、挙周は和泉守に任ぜられた。
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槇
■猪突猛進の萬平さんとそれを信じる福子。ふたりに疑問を投げかける役割として鈴さんがいる。「それでやっていけるの?」という鈴さんの視点は母親として正論であり、視聴者の視点でもある。それが共感を得ているのでしょう。鈴さんはさんざん反対しつつも、結局はふたりに協力します。「私は武士の娘です」も、決して選民意識から言うのではなく、自分を奮い立たせるためのもの。そんな人間味や温かさも、鈴さんの魅力ではないでしょうか。【チーフ演出・渡邊良雄「なぜ鈴は愛されるか?」】
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槇
【お金の基本】五円玉は戦後間もない時期につくられたため、材料費の節約などの理由で真ん中に穴を開けたデザインになった。五円玉の表面には、日本の主な産業が描かれている。稲穂は「農業」、複数の横線は水面で「水産業」、穴の周りのギザギザの歯車は「工業」を表している。ちなみに、偽造防止のため、硬貨の縁にギザギザを入れる技術が誕生したのは17世紀末のイギリスにおいて。その技術を発明したのはニュートンだ。「万有引力の法則」を発見したニュートンは、50代後半で王立造幣局の長官に就任。貨幣の偽造防止技術の開発に取り組んだ。
槇
2024/01/18 14:15

【新潟市に雪が少ないのは佐渡島のせいだった!】佐渡島には高い山がある。季節風に含まれる水蒸気はその山の西側に雪を降らせてしまうので、山を越えた季節風は湿り気を失う。この乾いた空気が新潟市のほうに吹いてくる。しかも、風も弱くなる(風速が遅くなる)ため、温かい日本海からの熱や水蒸気が供給されにくくなる。この風に水蒸気や熱がたくさん含まれていれば、新潟市のあたりでもう一度雪雲ができるはずだ。しかし、乾いた風からは雪雲が発達しづらい。そのせいで、新潟市は日本海側の他の都市に比べ、雪が少ないというわけだ。

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槇
■月刊「フォーブス」2023年11月号に北野武のインタビュー「売れるために必要な才能とは何か? 『伝統』を因数分解して見えた本質」がある。ここでたけしが言うには、俳句や短歌のリズムが気持ちいいのは、5・7・5や5・7・5・7・7が素数だからではないか。また奇数を順に足して行くと何かの二乗になるが〈これを映画に置き換えてみると、シーンを1秒撮って、次のシーンが3秒、5秒と足していくと、奇数だけ足して二乗になる。映像が倍返しみたいになって、心地よい「間」が生まれるんだ〉。【urbansea「雑誌のほそみち」】
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槇
■『ひろプリ』第41話のスキアヘッドのある一言をきっかけに、今まであえて触れてこなかった敵の事情の話に入っていきます。「正しいとは何か、悪とは何か」という観念的な話になってしまうのですが、それでも、観ているお子さんたちに自分ごととして考えてもらいたくて。実は『ひろプリ』では「正義」って言葉は使っていないんですよ、一回も。「正しい」とは言っているんですけど。今の時代、「正義」という言葉の持つ危うさって、あるじゃないですか。その意味では「ヒーロー」自体が難しいテーマでもあります。【金月龍之介(シリーズ構成)】
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槇
【逃げ上手の若君】長尾を打ち倒し、歴史に名を残す豪傑へと成長した弧次郎。一方、時行は敢えて「逃げない」選択をして貞宗の奥義を学び、文字通り一矢報いた。最終的に雫の策による奇襲で小笠原軍を撃破した時行軍。雫の策がうまくいったのは、ある意味、時行が貞宗の注意を引きつける囮の役割を果たしたからと言えよう。時行は“親代わり”の貞宗に対して自分が一人前になったことを見事に証明してみせたわけだ。
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槇
【『ゴジラ-1.0』のタイトルの意味】ゴジラの後に『-1.0』と付けられた本作の特徴は、時代設定を54年公開の初代ゴジラより古い時代に設定したことだろう。タイトルにマイナスを付けた理由について、記者会見で山崎貴監督は「初代のゴジラよりもさらに前の時代という意味での『-1.0』でもありますし、終戦後、ゼロ状態になっている日本に、さらにゴジラがやってきてもっと悲惨な状況になっていくなかで、人々がどうそこから立ち上がっていくかという意味での『-1.0』でもあります」と答えている。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/09/07(5073日経過)
記録初日
2010/06/16(5156日経過)
読んだ本
3731冊(1日平均0.72冊)
読んだページ
1078869ページ(1日平均209ページ)
感想・レビュー
3731件(投稿率100.0%)
本棚
41棚
自己紹介

2010年9/7に登録。

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