ネタバレとても読みやすかった。トシと道子の来訪が多過ぎて邪魔くさいなと思いつつ、最後の方で母である千草にハッキリと言い切る道子のシーンはよかった。夫に女ができても構わなと言っているくせにお金のことでは許さない千草。 もう離婚すればいいのに、の一言である。9000万どころか1500万も手にしたことのない私からすれば、自分の懐のお金で手を打てただけ良いのではないかと思ってしまう。甘いかな？後半は千草の態度の方が見てられなかった。

ネタバレとても読みやすかった。トシと道子の来訪が多過ぎて邪魔くさいなと思いつつ、最後の方で母である千草にハッキリと言い切る道子のシーンはよかった。夫に女ができても構わなと言っているくせにお金のことでは許さない千草。 もう離婚すればいいのに、の一言である。9000万どころか1500万も手にしたことのない私からすれば、自分の懐のお金で手を打てただけ良いのではないかと思ってしまう。甘いかな？後半は千草の態度の方が見てられなかった。

ネタバレハセジュンのことはそっちのけで典子と久美子の話ばかり気になってどんどん読んでしまった。昔絵を描くのが得意な友達とイラスト交換ノートしていたなあ。子供の頃は早く大人になりたいと、学校も教師も同級生にもくだらないと吐き捨てていたのに、最後典子がハセジュンに宛てた 「あのころは、学校に行けば必ずみんなに会えました。気が遠くなるほどの長い時間を同じ空間で一緒にすごしましたね。いま思えば夢のようです」の一文に涙が止まらない私。くだらないと言いながらその中にあった小さな居場所にいるのも案外嫌いじゃなかったんだよね。

ネタバレ産む産まないシリーズ3作目。求めていた内容とは違ったがスラスラ読めた。第二話「拡張家族」の久郎の台詞、 「いつだって真子が正しい。僕が間違ってる。自覚はあるよ。その正しさが僕にはうっとうしいんだよ。 いつも責められてる気がする」 これは私もパートナーに対して押し付けてしまうことが多々あるので、肝に銘じないとと思った。産む産まないシリーズだと2作目が好きです。