鏡像反転とタイムトラベルについての哲学的考察の本。　ぼーっと読んでいるとスラスラ読めてしまいますが、きちんと理解しながら読もうとすると、ちょくちょく引っかかります。　が、全体的にはわかりやすかったです。さすが元々が入門書だなと思いました。　鏡像反転を座標で説明しているところは立体図形が苦手な私には難しかったですが、頑張って考えた甲斐があり、すっきりしました。 重力の影響が大きいようですが、生まれた時から無重力にいたとしたら、違う感じ方なのかなぁなどと妄想しました。

鏡像反転とタイムトラベルについての哲学的考察の本。　ぼーっと読んでいるとスラスラ読めてしまいますが、きちんと理解しながら読もうとすると、ちょくちょく引っかかります。　が、全体的にはわかりやすかったです。さすが元々が入門書だなと思いました。　鏡像反転を座標で説明しているところは立体図形が苦手な私には難しかったですが、頑張って考えた甲斐があり、すっきりしました。 重力の影響が大きいようですが、生まれた時から無重力にいたとしたら、違う感じ方なのかなぁなどと妄想しました。

学生時代に習ったモンゴル帝国にまつわるお話が豊富で、食にとどまらず様々なことがこんなだったのかとイメージできる内容でした。　古代メソポタミア飯の著者だったと奥付で知りましたが、本書の方が現代に近いため、料理が作れそうですし、味も想像しやすかったです。　やっぱり地図がもう少し充実していると嬉しいかなと思いました。

心は存在せず、意識や感情は脳がでっちあげているもの、という考えは衝撃的でしたが、読み進めるにつれて納得がいきました。　とはいえ、いちおう首尾一貫した自分が保たれているのも不思議な感じがします。

視点も面白いし、自分を客観的に見つつも言い訳っぽい内容だったり、とはいえスラスラ読めてしまい、他の著書も読みたくなりました。　期待したほどサイコパス感はなかったですが、そうありたいという気持ちは自分なりに理解できました。

図書館の新着案内でタイトルに惹かれて手にしました。　いわゆる陰謀論を本気で信じている人の本は初めて読みましたが、絶句です…　先日読んだ「エビデンスを嫌う人たち」のよい事例だなーと別の意味での楽しみがありました。