5：《どうわからないかと記号接地》著者のお名前はよく拝見するが初読み。とても明快な読後感で売れるのがわかる。まず、たつじんテストの解答実例をもとにした解説が衝撃的。何がどうわからないのかを具体的に知り驚いた。その解決のカギとなる「記号接地」という言葉も、帯で見たときは何それ？状態だったが、読み進めながら概念を知るとなるほど理解できる（実際に記号接地させるのは大変そう）。AIも記号接地の観点から理解できた。子どもをAIのようにしてはならない。知った気になって終わるのではなく、この学びを生かしていきたい。

5：《絶望の中での機転と行動力。》アウシュビッツで収容者に番号を刻むタトゥー係をしていたユダヤ人男性。その話を元にしたフィクションである。多言語を話すラリは、機転と行動力で生き抜いていく。得られるものは得てそれを活用していく姿はいわゆる聖人君子的なものではないかもしれないが、嘘みたいな話の中でそれがリアルでもある。変えようのない大きな流れの中でも、体制情勢や人を観察すれば、そこには小さな変えられることがあり、それを積み重ねていけばこんなラストになるのだな。ご本人がなかなか話せなかった気持ちに思いを馳せる。

【定期購読メモ】２月の号。座談会が再構成😑 投資家からの要求を受けて投資している脱炭素ビジネスがもうからない。中国人員を６割削減の三菱商事。中国を除いた形でのサプライチェーンの再構築に商機。丸紅、バークシャー保有後に株価4.7倍。グレンコア、逆張りの石炭鉱山への投資で巨利を得る（22年は約３兆円）。高品位の原料炭、そのほとんどが豪州のクイーンズランド州とカナダのブリティッシュコロンビア州の２カ所に極端に偏在している。世界の石炭の７割は中国とインドが消費。アンモニアは常温で運べる。官僚主義。ハンコ20個。

5：《どうわからないかと記号接地》著者のお名前はよく拝見するが初読み。とても明快な読後感で売れるのがわかる。まず、たつじんテストの解答実例をもとにした解説が衝撃的。何がどうわからないのかを具体的に知り驚いた。その解決のカギとなる「記号接地」という言葉も、帯で見たときは何それ？状態だったが、読み進めながら概念を知るとなるほど理解できる（実際に記号接地させるのは大変そう）。AIも記号接地の観点から理解できた。子どもをAIのようにしてはならない。知った気になって終わるのではなく、この学びを生かしていきたい。

【定期購読メモ】ティムワルツ副大統領候補／AIにデータを投入して申告書を作らせたり、質問に答えさせたりすることは可能だが、その結果は自己責任になるため、一定規模以上の納税者になるとリスクが高く税理士に依頼したいというニーズは残る。「司法書士」と「社労士」は中高年向きで将来性もあり。最初に決めるのは「どれくらいがんばるか」…週10時間のそこそこモード、週20時間の本気モード／ハリス氏の夫はユダヤ人／中学受験「魔の９月」。ごまかし（ズル）を「想定内の出来事」にする／車載電池、日中韓の寡占。近年は中国が伸長。

【定期購読メモ】地銀、保有株ウォッシュ／ジーネクスト騒動／ハリス氏はこの３年半にわたって政権内にいたのにもかかわらず、「change（変化）」の大統領候補という役割を引き受けた／FRB利下げ開始／米、いずれが当選するにせよ“バラマキ”的な方向へ。暴落中に株を売るのは最も「愚かな行為」。商社、世界経済の縮図のような業界。自動車普及のタイミング、１人当たりGDP3000〜5000㌦に達したとき。SCREEN。もしトラで防衛セクターは鉄板に／日興AMの利益相反疑惑／フジモリ大統領が日本語できないと思い込み陰口

3：《さらりと読める「沁みるアート」短編集》アジアとアートがテーマの短編集。５つの作品があり、社会情勢などを踏まえた話でありつつも、さらっと読める。電車や湯船で１編ずつ読みました。帯にある「沁みるアート」に納得。「香港山水」が一番好きかも。「日々変化する自分の心を鏡のようにうつし出すところが水墨画家の魅力だ。ただの線が自分の意図を追い越して、なにかに変貌するのを待つために、成龍はそれらを並べていた」