歴史に詳しくないのでこの作品を十分楽しむには知識が足りないのだが、城主村重と囚われの身であるはずの黒田官兵衛の頭脳戦は読み応えがあった。 物語の中で起こる3つのミステリアスな事件もどうやって謎が解けるの？結末は？と思わせる設定で、一級のエンターテイメント歴史小説だった。

色々な学び・気づきを得られた読書体験だった。5つのエネルギー革命(火の利用、農耕生活、蒸気機関、電気の利用、人工肥料)と人類史。「もっとたくさんのエネルギーを」と際限のないエネルギー獲得への欲求に取り憑かれる人の性、低エントロピー資源の大量消費を前提とした巨大な散逸構造(現代社会)、化石燃料枯渇より先行する気候変動問題、などなど。 たが著者は決して悲観的になりすぎない。人類には「先見の明」がある。取り組むべきは課題を見つけて改善する努力を続けることであると。その通りだと思う。

TVで紹介されていたし人気ある様だったので図書館で予約。ようやく順番が回ってきて読んでみたが勝手に期待値を上げすぎた。自分にとってはそれほど面白くはなかった。

メモ 自分らしく働くために知っておくべき5つのこと 1.やりたい気持ちを優先する 2.小さく始めて小さく育てる 3.無計画で始めてもいい 4.共感から協力者が現れる 5.「自分探し」をあきらめない

歴史に詳しくないのでこの作品を十分楽しむには知識が足りないのだが、城主村重と囚われの身であるはずの黒田官兵衛の頭脳戦は読み応えがあった。 物語の中で起こる3つのミステリアスな事件もどうやって謎が解けるの？結末は？と思わせる設定で、一級のエンターテイメント歴史小説だった。