読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

笠
読んだ本
87
読んだページ
14805ページ
感想・レビュー
87
ナイス
242ナイス

2024年11月に読んだ本
87

2024年11月のお気に入られ登録
2

  • ターボはっちゃん
  • がらんど豚

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

笠
4 新刊読了。TRPGみたいなボードゲームを順調に攻略していく中、ズマはモモに惚れかけている模様。いやー、ジジもいるのに、そこは飽和状態だって。でも唐傘の能力カッケーし普通にいいヤツ。マスコンバットみたいなラストバトルが始まったところで、ズマの仲間たちやオカルンも乱入。そもそもこのゲームの黒幕というか、現象の裏側にあるのは何なんだろう。ターボババアが知ってるってことは異星人よりは妖怪寄りの呪物なんだろうけど。
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2024年11月の感想・レビュー一覧
87

笠
4 再読。舞台がケープ・カナベラルに移り、プッチ神父のスタンドがホワイト・スネイクから第二形態のC-MOONに進化。C-MOONの能力は殴ったものを裏返すことなので、すべてのものが「水平に落ちていく」のはプッチ自身に発現している現象ということらしい。プッチの足元を中心にしているということだが、プッチに引きつけられるのではなく引き離されているということは、引力というよりは斥力だよな。
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笠
4.5 再読。プッチとウェザーの呪われた過去、ヘビー・ウェザーの行く末。サブリミナル効果でカタツムリになるという理論はかなり民明書房って感じだが、そういう能力だというならそれはそれで納得するより他ない。プッチとウェザー、そしてその妹の辿った悲劇について、誰が悪かったのか…?というが、どう考えても得体のしれないゴロツキに依頼したプッチの選択が一番間違ってると思う。それなのに、自身の過ちに向き合わずにウェザーの記憶を封印することで解決を図ろうとする時点で邪悪な人間性だよ。
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笠
4 再読。ヴェルサスのアンダー・ワールド戦とヘビー・ウェザーの発動。Dioの息子たちは、それぞれ三者三様の不遇な人生を生きてきたわけだが…Dioの息子ということはジョースターの血統でもあるわけで、ジョルノや仗助のように指針となるような出会いさえあれば、黄金の精神を胸に抱いて生きていたのかもしれないと思うと切ない。プッチが偉そうに横でごちゃごちゃ言ってくるのはヴェルサスじゃなくてもイラつくわ…運転中に助手席で余計なこと言われるみたいで。
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笠
4.5 再読。この閉鎖環境試験編がなんなら一番面白かったまである。『ワールドトリガー』でも、スリラー系の映画とかでも閉鎖環境ってとにかく面白くなるんだよな。また、運営側の仕掛けも意地が悪いんだこれが。もちろんムッタのいるA班がメインだけど、ケンジと溝口がバチバチやってるB班も見逃せない。手島と富井も曲者って感じだし、絵名ちゃんはサブヒロインだし。C班はさすがに空気。三次元アリの話、めちゃめちゃ分かりやすい。
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笠
4 再読。最終試験前、家族プログラムでヒューストンに滞在するムッタ。子供の頃からの夢におっさんになってから再挑戦することの葛藤や怖さは普遍的。おっさんっていってもムッタは31だからまだ若いっちゃ若いけど、福田さんなんか正真正銘のおっさん、なんなら老人の域に踏み込んでる人が挑戦したりしているのを見ると、フィクションだとわかっていても勇気が出る。色んなプライドや恐怖が邪魔する中で、夢に向かって一歩踏み出せるだけでもすごいと思う。
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笠
4 再読。名言が多すぎて道徳の教材にもなっているような作品。「俺が月に行ってシャロン展望台を作るよ」という子供の頃のムッタの言葉、今になって読み返してもこんな初期からずっと言ってたんだよなぁと胸が熱くなる。シャロンもまだ元気だし。まだ書類審査と面接くらいしかしてないけど、ケンジやせりかが出てきてすでに面白くなる匂いしかしない。再読だから面白くなるのは知ってるんだけど。
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笠
3 セレーヌ楊vs黄蘭青の対決。楊はトウモロコシの味噌で味付けたカツオの揚げ物?に対して、黄は透明なラー油で激辛のエビチリを作る。正直、ラー油が透明だから何なの?って感じだし、激辛は人を選ぶし、ドラゴンの盛り付けは料理に直接関係ないし、言うほど圧勝って感じはしなかったな…。楊は、得意のスイーツで対抗していれば勝てたんじゃないかと思う。しかし、黄は「食感」を武器にしているから強い、みたいに言われても…そんなもん、どの料理人も食感くらい意識してるだろと思うのだが。
笠
3 ジャンの飲めるラー油チャーハンvs陸顔王の腐った魚の魚醤を使ったウズラ料理。ジャンがすごいというより、陸が奇をてらいすぎな気もする。ラー油ブームを先取りしていたのはすごいかもしれない。ただまぁ、ジャンの試合はもう勝つのは100%決まってるし、大谷を筆頭に審査員が難癖つける→観客も敵に回る→でも料理がうますぎて掌を返す、というパターンが見え見えすぎて面白くなりようがないんだよな。勝敗の行方が読めないスグルvsザザビーとかの方が拮抗していて面白かった。
笠
3.5 三回戦は調味料対決、まずはスグルvsザザビー、そしてキリコvs陸麗花。ピスタチオとカマンベールチーズを発酵させた調味料、生のコーヒー豆を使用した調味料はそれぞれうまそう。カルディに売ってたら一回買ってみるけど、何に使えばいいのかイマイチ掴みきれなくて余らすパターン。バナナとアボカドのソースもそれぞれの味はいいんだと思うんだけど、結局調味料に何より重要なのは利便性だと思うんだよな。汎用性が高く、保存が効き、値段が安いこと。調味料そのものを評価するならね。
笠
4.5 新刊読了。森井の未来編、円の後釜として慶楼ラボへの栄転を決意した森井は後進の育成に挑戦する。三刀屋と寺山。寺山は回想からしてダメそうだなーと思いつつ、途中やっぱいけるのか?と思わせて、やっぱりダメだったけど、でもワンチャンまだあるのか?という匂わせもあり、掴みきれない。ちょっと優秀な凡人なんだろうな。三刀屋も有能そうだけどさすがにポスト森井は一人じゃキツイだろうから、寺山がカムバックするか追加人員は絶対に必要だと思う。
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笠
4 新刊読了。当直の様子。当たり前だけど、医者や看護師だけじゃなく技師も忙しいし、オンコールとかもあるんだな。今日はきっと暇ですよ、と言うとフラグが立つジンクスもありそうで面白い。また、上昇志向の強い鏑木と、出世意欲ゼロの五十嵐の対比も面白かった。五十嵐はチート級に能力高くて性格もいいんだけど、相変わらずコミュ障すぎて身内以外には魅力が伝わらないところも含めて一部の女性にはモテポイントなんだろうな。
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笠
4 新刊読了。エクレスが世界樹に来て、六星のフィアを実質的な目付役として潜入させる。なんか、エクレス派は教会の中では排斥されつつある存在だけど、そもそも教会自体が持つ権力が大きいから世界樹に来ても一般の人間や他種族には態度でかいんだな。王城に無断で入ったりとかも、基本的にかなり立場が上だと思ってないとできないだろうし、元々人間が差別されていたという歴史がそうさせるのか、世界樹の住民に対しても敵愾心が強そう。
笠
4 新刊読了。新一年生が入部し、三橋達は二年に。めちゃめちゃワクワクするけど、刊行ペースがもうちょっと早ければなー。2003年から連載開始だから、一年→二年で20年かかってるわけで、仮に同じペースなら三橋の代の卒業まであと40年かかる計算になるわけだが。スタメン争いも含め新一年生がどう絡んでくるのか(荒シー三人衆が食い込んでくるのか)、他校の一年にも有望株がいるだろうし、楽しみ。
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笠
4 新刊読了。郁夫が登板し、野球能力の高さを見せつけるも、スタミナが尽きてくると徐々にお兄ちゃんが調子づいてくる。お兄ちゃんはリードはともかく、捕球やフィールディングも悪くないし、肩は一軍クラスありそうだよな。あとは打撃が一軍に通用するか。でも間違いなく4軍の中では一番目立ってるし中心になってるな。カットチャレンジで、お兄ちゃんに才能ある派とない派で分かれてるのがちょっと面白かった。いや、才能あるよ。実質ツーベース打ってるわけだし。
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笠
4 新刊読了。常田が裕福な家庭のバックアップがあることは大きなアドバンテージである、ということ。それが桃丘の個人スポンサー獲得の話につながっていく。とにかく、フィジカルを強くするために栄養を取ることはプロの世界で通用するには必須であることが印象的に語られる。心技体、才能のバランスには個人差があれど、高いレベルで兼ね備えてないといけないのがプロの世界ということか。もう桃丘を主人公としてNBPに革命を起こしていく漫画が読みたい。
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笠
4 再読。ボヘミアン・ラプソディの攻略の仕方、目からウロコ的ではありつつ、そんなんでいいの?って気もする。どこまで実現してくれるんだっていう。そもそもマーブルとかもストーリー通りになるならプッチ以上にヤバいヴィラン出てきたらどうするんだっていう。続いてはリキエルのスカイフィッシュ。野暮なことを言えば、スカイフィッシュの正体はハエが高速で飛んでいる残像であることはもう解明されてしまってるのだが、いろんなオカルトがまだ残っていた90年代はよかったよな〜。体温を食べて病気にするというアイデアも面白い。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読。脱獄が完了して舞台は刑務所の外へ。ケープカナベラルを目指すプッチ神父を徐倫たちとウェザーやアナスイが追っていく。そして立ちはだかるディオの息子たち。まずはウンガロのボヘミアン・ラプソディ。射程距離というか効果範囲の広さは作中でも随一で、ローマ周辺を地獄絵図に変えたグリーン・デイとも比べ物にならない、世界規模のパニックを引き起こす。今思えばメイド・イン・ヘブン前提で世界をめちゃめちゃにしてるのかな。
笠
4.5 再読。プッチ神父が緑色の赤ん坊と悪魔合体して第二形態に進化。そういや、ホワイトスネイクの幻覚能力ここでも使ってたのか。しかしそう考えると元々のホワイトスネイクも相当強いよな。「DISCにする」「幻覚を見せる」「溶かす」の3つの能力があり、応用として「DISCで命令する」こともできる。なおかつ遠隔操作なんだけど近距離でもアナスイを一撃で葬るパワー(少なくともB以上)がある。うーん、強いな…直接的な強さというかできることが多すぎる。
笠
3.5 完結。なんか最終回っぽさも特にないまま、普通の一話完結エピソードでそのまま終わってしまった。子供の頃の友達だった霊をピノコみたいな依代に入れて復活させてたが、勝手に女児の遺体をどこからか回収して繋ぎ合わせてるの、相当に罰当たりというか端的に言って猟奇的な犯罪者だよな。人形に入れるとか他にやり方なかったのかよ。非常にクセのない教本のような怪談としてそれなりに面白かった。
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笠
3.5 なーんか見たことある画風だなーと思っていたが、『黒鷺死体宅配便』の人だったのか。人形に憑依する霊とか、足をなくした女の子の霊(テケテケとかさっちゃん的な)とか、山荘で土砂崩れに巻き込まれた人の霊とか、カーナビで変なとこに連れてかれるとか、一通り王道な怪談話という感じ。なかでも、子供にストーカーの霊が憑依する話は、除霊側もリモートで依頼人を操作するという憑依合戦になり、「お前、そんなこともできんのかよ」的な驚きがあって面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3.5 作者初読。めちゃめちゃストレートなゴーストスイーパー系漫画。一話完結でちょっと『笑ゥせぇるすまん』みもある。除霊対象の霊もなんというか、めちゃめちゃオーソドックスな悪霊なんだよな。何の変哲もないというか。逆にそのひねりのなさが一周回って新鮮に感じた。あえていえば、除霊方法が「迦具土」というモーゼルみたいな拳銃で撃つというのが特徴なのだが、それはそれで表現としては安直だよなぁ。なんつーかおばあちゃんちにある素朴なお菓子、でも食べてみると意外と美味いみたいな。蕎麦ぼうろみたいな。そんな漫画だと思った。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3.5 ジャン以外のキャラが濃くなってきて、ちゃんと料理勝負をしているので面白くなってきた。普通に色んな変わり種の餃子、食べ比べしてみたい。やっぱり、ジャンの盤外戦術というか、卑怯な妨害行為はないほうが面白いと思うんだよな。百蘭王の正体も判明。半歩先がわかる特殊能力…それは飛び抜けた推理力なのか、それともエスパーじみた予知能力なのかわからないが、いずれにしても料理以外に生かす道がいくらでもありそうだけどな。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3 本番中国から百蘭王という「中華料理の帝王」みたいな奴が参加してるという話になり、一気に話のスケールが大きくなる。ちょっと少年漫画らしくなってきたな。しかしそうなると、第一回大会でジャンたちに負けた料理人はもちろん、キリコや楊も当て馬役に回ることになりそう。小此木が台風の目になるとかまったくそんなことはなかった。
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笠
2.5 予選でチャーハン対決。香り、見た目の美しさ、栄養など味以外を審査する5人の審査員。大谷は大谷で何がしたいのかよく分からん。ジャンなんか普通に迷惑行為で失格にすればいいのでは?ガス管潰してガス独占、火柱でスプリンクラーを作動させるとか、器物損壊と威力業務妨害でしょっぴけるだろ。とか言いたくなるくらい、ジャンに好感を抱けないままなわけだが、料理は普通に面白いのでもったいないなぁ。普通に応援したくなる主人公だったらもっと読みやすかったのでは?と思うが、それではダメだったのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 新刊読了。竜王戦七番勝負は3勝3敗で最終局までもつれこむ。なんか、普通に勝てるようになってない?天地がひっくり返っても勝てない、みたいな感じだったのに、六局目に関して言えば特に奇跡がおこったり奇策が刺さったりしたわけでもなくめちゃめちゃ普通に勝ったな…。これで最終局勝ち目がない、とか言われてもさすがに説得力ないんだが。一方じいさんはガンで死にそうだが、人望がすごい。この人だからこそ苺をこの位置まで引っ張ってこれたし、人間的な成長を促すことができたんだろうな。そんで苺は誰に弟子入するんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3 新刊読了。一日目スプリントリザルトは予想通りの結果。銅橋と鏑木は必殺技を二段階も繰り出してのデッドヒートだったが、雉はまだ必殺技を出してないし余裕がありそう。肉弾戦車で酸素ーーー!とか、ジャージ脱いでアブ!アブアブアブ!とか言ってた頃からエクストリームな奴らだなと思っていたが、いよいよイメージが具現化して牛やら山吹やらが観客に見えるようになってきてしまったらしい。背中に羽が見えたような気がする…とかはまだ比喩としてわかるんだが、選手の後ろに牛が見えちゃうのはもう一段違う世界に入ってきた感がある。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3.5 新刊読了。深淵のクターニッド戦、ついに最終形態。この世界にいる七体のユニークモンスターが「七つの最強種」と呼ばれているからって、それらが必ずしも同じレベルの強さとは限らないよな。というか、むしろゲーム的には差があるのが自然。それこそ、七英雄しかり。だとすると、クターニッドはスービエでウェザエモンはノエルなのか(ダンターグか?)わからないが、とりあえず次の巻くらいで倒せそう。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3 完結。なんか上下巻で綺麗にまとまってる話なのかと勝手に思っていたが、元々は全3巻でちょっと打ち切りっぽいな。というのも、教室の後ろにあった充電器みたいなやつ、たぶん盗撮カメラが仕込まれてるんだと思うけど、伏線が放置されたまま終わってしまった。放火事件とかもちょっと飛躍しすぎかなと思うし、エトの運動会乱入とか順基の二面性とか、なんかイマイチ感情移入しきれないところが多かった。巻末の順基視点の文は創作?それとも佐藤くん含めちびまるこ的にモデルがいてのエッセイ的な文なのか、よくわからなかった。
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笠
3 『銃座のウルナ』などの伊図透氏が立場の異なる小学生同士の心の交流を描く。転校してきたばかりの内気であがり症の少年が、複雑な家庭環境で子ども社会から疎外されているハーフの少年と出会い、猫と野球をめぐって反発を繰り返しながらも理解していく。あらすじだけ書くと国語の教科書にも載ってそうな、重松清あたりが書きそうなハートフルな物語って感じがするが…そこまでスッキリ爽やか、という感じでもない。果たして本当にそれをやりたかったのかな?とも思うし。とりあえず引き続き下巻を読んでみる。
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笠
4 再読、完結。最後は沢木のいろんな面での成長が描かれて一年の物語に幕。ノーベル賞毎年二人で獲っちゃ悪いので交代制にしますか、って面白いな。論文発表したらノーベル賞どころじゃない、確実に世界がひっくり返る上に毀誉褒貶にさらされる大変な人生になりそう。美里&長谷川はともかく、沢木の正ヒロインは結局西野なんですかね?そのあたりも含めて続編が楽しみ。菌の世界も研究が進んでるだろうし、また学術面とキャンパスライフの両面を描いてほしい。
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笠
4 再読。ヨーヨーマッ戦、緑色の赤ちゃんの確保、そしてホワイトスネイクvsフー・ファイターズ。クロロ団長が他人の念能力を盗むのにはかなりの制約があるが、プッチはほぼ制約ゼロで盗むことができるのでめちゃめちゃ強い。ただ、プッチ自身はその能力を使えず、配下に与えるしかできないってのが絶妙なバランスになってるなぁ。しかし、触れた水を熱湯にする能力って何だよ…プランクトンじゃなくても水飲めなくて死ぬじゃん。メリットなさすぎ。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読。ドラゴンズ・ドリーム→ヨーヨーマッ戦。Dioの骨から緑色の赤ちゃんが産まれるが、結局こいつが何なのか、5回くらい通しで読み返した今もよくわかってない。Dioの骨をリンプ・ビズキットで復活させたんだから、普通に考えればDioのゾンビってことになるけど…星型のアザもあるし。ストーリー的にはホワイトスネイクにとっての進化の石くらいの認識で問題ないと思うけど、本当はもっと深い意味付けがあるはずなんだよな。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読。プラネット・ウェイブス→ドラゴンズ・ドリーム戦。第四頚椎に打撃を与えると副腎から分泌液が二、三滴出て溺死する!って、首に視神経以来の謎理論すぎる、それでなんで死体がブクブクに膨れるんだというのも謎だし、それがスタンド能力なら分かるけどスタンド無関係だし。ウェストウッド看守にしてもケンゾーにしても、そもそも本体の格闘能力がめちゃめちゃ高いよな。
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笠
2.5 人工知能botのポストのコミカライズ続編。コミカライズのクオリティもあまり高くないが、それ以上にそもそも原作となるポストそのもののボキャブラリーが少なくないか?だいたい出てくる単語も似たりよったりだし、ひどいところでは後半の文章が丸々同じだったりもして。コンセプトの面白さとコミカライズ担当の努力の跡は認められるが、やはり一つの作品として成功しているとは言い難いと思う。
が「ナイス!」と言っています。
笠
2.5 作者初読。X上の人工知能botのポストをコミカライズするという、かなり特殊な試みをしている作品。一見して支離滅裂な文章をホラーとしてある程度成立させているのは面白いが、そういった背景を抜きにして純粋に作品としての質が高いかというと残念ながらそうとは言えない。「寄り道」はどういうことなのか意味が全然わからなかった。「インターネット」は、再生数と称したものをプチプチ潰しているのが、恐らく映像を見た人間の命なのかなと思うとちょっと面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読、完結。カイジが自腹を切る形でチャンとマリオを救出し、二人を引き連れてそのままワンポーカー編へと続く。17歩からずーっと一夜の出来事と考えるととんでもなく長い夜だよな。和也編自体も、小説の話から友情ゲームまでおそらく小一時間程度なのだろうし。ワンポーカー編の導入にあたってカイジが和也の「ある種のフェアさ」を強調するのだが、再読だとそんなものを信じ込んでしまっているカイジの甘さが痛々しくすら感じる。そこがカイジの人間らしくて面白いところなんだけど。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3 料理大会の予選。第一回大会で倒した雑魚キャラがたくさん出てきてちょっと懐かしい。特に横浜「東洋楼」の荀智秀、前回大会では前フリの割に戦うことすらなく敗退していたが、今度こそ活躍するのだろうか。大会に向けた特訓フェーズで、キリコが中華包丁で斬鉄してたり、ジャンがテレビ番組で昔よく見たプラレールに針を仕込んで一周したら風船割れるみたいな仕掛けを作ってたり、謎の特訓をしていてちょっと面白かった。あと小此木が意外と台風の目になりそう。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3 刈衣との対決は結局引き分け??またしても消化不良な決着。ジャンは相変わらず成長しないまま次のエピソードへ。でも、刈衣との対決では真面目に料理して相手の妨害をしなかっただけ成長してると言えるのかもしれない。第二回の料理大会にむけて前哨戦は大谷のプロデュースするエキシビション料理番組。家庭でできる…って、一つも家庭でできそうな料理がないんですけど。そもそも、家庭料理のテーマ食材に鴨なんか指定すんなよ。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3 今までの狂人vs狂人の料理対決とはちがって、スグルに続いてジャンに挑戦する刈衣は常識人寄りなので読んでいて拒否感が少なかった。料理は学問、というテーマも面白いけど、どっかの専門学生とよりは善戦する程度で終わりそう。というか、番勝負じゃなくて羊料理だけで言えばジャンははっきり負けてるのに、結局負けを認めてない、相手も認めないし自分の主張を一切曲げない、それは芯がブレないとも言えるけど、成長がないという点で主人公としては致命的だと思うんだよな。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4.5 新刊読了。潤平はコンテクラスのインプロ(即興)や、クラシックヴァリエーションのランスルー(リハーサル)で素晴らしい演技を見せるも、本番の審査では不安定な面をのぞかせ、続くコンテのコーチングでも調子が出ない。そしてコンテは比較的苦手にしてるはずの流鶯が、超難曲ブルビエールを激情のままに踊り、観る者の心を奪う。今後インドの子の見せ場もあるんだろうけど、潤平と流鶯が世界に注目されているのが嬉しい。素人視点の大原田と、バレエマニアの寿のコンビによる実況解説が非常に楽しかった。演技の度に毎回やってほしい。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 新刊読了。大和国による武鳳東征がはじまり、その緒戦としての奥和vs武鳳の「仙台の戦い」が描かれる。武鳳側の指揮官狩野千代、奥和側の指揮官九羅珀亜をはじめこの戦場で描かれるキャラはほぼ全てが新キャラなので最初こそ入りにくさを感じたが、戦局が進む中で両指揮官のキャラクター像が変化していく展開が巧みで面白かった。主人公の三角が毛利氏とどう関わっていくのか、また平氏の後継争いの様子も興味深い。三角はちゃんと殿器への復讐完遂してほしい気持ちもあるけど、もうそこは超越しちゃってる感もあるよね。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4.5 新刊読了。前巻から引き続き、水害の恐ろしさ、また被災地とそこから一歩出た風景とのギャップがものすごい。異世界に出入りしているように錯覚する。うつ病なのか陰性症状なのかわからんけど、精神を病んで救助を拒絶する女性にイライラしてしまうのは、やはり自分が病んだことがなくて共感性に乏しいからなんだろうな。逆に、学校で仕切ってたオッサンが無理解な人のように見えてるけど、この人はこの人で人一倍この状況下で奮闘してる人なんじゃないかと肩入れしてしまう。それはそれとして半田さんは頼りになりすぎて惚れる。
笠
2024/11/19 10:02

漫画で災害が描かれることは度々あるが、今まで多かったのは舞台装置として最初に提示されるパターンだと思う。それこそ、『サバイバル』とか『ドラゴンヘッド』の冒頭のような形で。しかし、ここ最近では『波よ聞いてくれ』『ドッグスレッド』のように、まさに現実のように唐突に災害が襲ってくることがありビックリする。それだけ災害が非日常ではなく、限りなく日常に近いものとして捉えられるようになってきているのかなという気がする。

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笠
4 再読。日本酒づくりと西野の酒蔵の話。大人になるって何って考える。でもそれを考えようとすることがもう、子供ってことかもしれない。この頃はまだ20歳で成人だけど、今は18歳でもう成人だしね。個人的には自分の決断や行動の責任を自分で取れるようになれば大人、というふうに考えているが、本作を初めて読んだ高校生くらいの頃はそんなこと考えてなかったし、この話を読んでの感じ方も随分違ったように思う。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3.5 再読、ミス農大落とし編。この辺り、お祭り感や女性キャラ人気を前面に押し出してきて菌の話は大分薄くなってきている。人気投票、及川が取るとはあんまり思わなかったなぁ。弘岡が出てたら1位取ってたんじゃないかという気もする。畜産の子は樹は西野を引っ張りだして沢木の能力を明かすなど、何がしたかったんだろう。読んだはずだけどもうこの辺忘れてるな。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読、アメリカ編。最初は国が伏せられているのだが、国土の広さでなんとなく察してくる。菌についての話はサワードブレッド(いわゆるルヴァン)とウイスキーについての申し訳程度の講釈のみ。マリーと蛍の初対面、直保と兄の直継の再会、川浜と二人の弟カルロスとホセの再会、それぞれの出会いが見どころ。そういえば確かに沢木って、蛍もだけど、実家に縛られている感はあるよね。でも学費を親に出してもらってるうちは仕方ないよね…自分で稼げるようになって初めて本当の意味での自由を謳歌できる。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読。ウルトラセキュリティ懲罰房編。サバイバーが発動して、徐倫はウェストウッド看守(プラネット・ウェイブス)との戦い。助太刀のためアナスイとFFが駆けつける。ダイバー・ダウンは6部の中でも屈指のかっこよさだなぁ、能力的にもビジュアル的にも。徐倫が懲罰房に入れられて、ゴキブリが這いずり回る中でパンにかじりつくシーンは本当に強烈で、「強さ」ってこういうことなんだと思わされる。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読。サヴェージ・ガーデン作戦、ウェザー・リポートによるカエルの雨。天候を操るってそんなことまでできんのかよ!と思ったのは俺だけじゃないはず。徐倫はプッチ神父に遭遇するが、まだホワイト・スネイクであることには気付かない。そしてリンプ・ビズキット戦。さすがに味方キャラのエルメェスがガチのコンビニ強盗とかしてるわけがなく、復讐のための潜入であることがわかってよかった。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読。ミラションのマリリン・マンソンとラングラングラーのジャンピン・ジャック・フラッシュ。取り立て屋のマリリン・マンソンは小林玉美のザ・ロック(錠前)と非常に似たタイプのスタンドで、上位互換のようにも思える。ジャンピン・ジャック・フラッシュ戦は、敵スタンドというよりむしろ初お披露目のウェザー・リポートの万能性が印象的。応用性が高く、攻防どちらにも強い。天候を自在に操るって一言で聞くだけでめちゃめちゃ強そうだもんな。スタンドはシンプルなほど強い。
が「ナイス!」と言っています。
笠
4 再読。あとは光山が助けるだけというところで、ついに和也にとってはお待ちかねの展開。一分、また一分と追加時間を与えて、光山の口から明確な殺意を引き出そうとする和也の手管がもはや鮮やかと言っていい。結局、和也にとっては望んでいた展開になって満足なのかもしれないが、裏切りそうなオッサンが裏切るのを見て愉悦を感じるのは、やはり自分より下を見て安心したい願望の表れなのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3.5 再読。クリアまで残り2回まで辿り着いたが、クリアが近づけば近づくほど濃密になっていく。とにかく裏切りという結末に持っていきたい和也は、ありとあらゆる手段を用いて3人の疑心、邪心を呼び起こそうとする。貧すれば鈍する、モラルやら道徳心なんてものも人並みに飯が食えてこそというのが普通は当たり前で、貧困の中でも正しい道を歩もうとしていたマリオの兄、アントニオこそ真に高潔な人物だと思う。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3.5 再読。和也がチャン達を化かし、惑わし、たぶらかす。結局和也はフェアな環境下で友情を試したいのではなく「めちゃくちゃ不利な環境下でも友情は打ち勝つのか?」という実験をしているわけで、何というかカイジや普通の読者とは前提条件が違ったのだなとようやく分かる。そこまでして友情を確かめたいのって、深層心理ではそれがあってほしいと願っているんじゃないの? だいたいこの三人での結果がどうあれ、それはこの三人とこの条件下での結果でしかなく、友情の有無の一般化なんかに適用できようもないしな…マジレスしてしまえば。
が「ナイス!」と言っています。
笠
2.5 天才お坊ちゃんこと湯水スグルとの料理対決。ブタの丸焼き対決では、中国人の味覚についての蘊蓄があってそれなりに面白かったが、やはりキャラクターとしてはジャンにも湯水にも好感が持てないので勝負の行方は興味が持てない。というか、苦戦していた伍行と違って流石に金持ちの天才ってだけで湯水に負けるとは全く思えないし。高級なフォアグラを手配しただけで勝ち誇ってしまうあたり非常に小物で、お前はすでに負けているって感じ。あと個人的にそもそも内臓料理が苦手(フォアグラも)なので、全くワクワクしない。
が「ナイス!」と言っています。
笠
2.5 伍行戦、結局料理の味はどうでもよくって、社長のペットを料理したから伍行の負けで終了…まさに泥試合だったな。次は謎の天才お坊ちゃんとの料理対決が唐突に始まるが、ナチュラルに人の料理に勝手に調味料を混入するジャン。だからさぁ、それがありなら極論それこそ蟇目みたいに両腕を折って料理できなくさせたら勝ちなんじゃねーの?そこまでしないでも普通に洗剤でも糞でもぶち込むとか。勝負って最低限のルールがないと成立しないんだよな。
が「ナイス!」と言っています。
笠
2.5 やっぱ主人公(あるいは狂言回し役)のキャラクターに共感できるかどうかって、漫画において最重要といってもいい要素だなぁと改めて思う。そこを外した結果、嫌いな奴と嫌いな奴が奇抜な料理を披露しあうだけの展開で、どっちが勝っても嬉しくないし、試合内容もめちゃくちゃすぎて楽しめないし…。まだキリコや楊との戦いでは料理そのものにも興味が持てたが…寿命が延びるとか強制的に食べさせるとかのファンタジー要素も謎だし、迷走している気がする。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3.5 作者初読。砂漠の中、舵のない船のように漂う丘に住む人たちの不思議な物語。ボーイミーツガールみたいな体をとっているが、メッセージの本質はそこじゃないような気もする。だけどじゃあ何かと言われると…諸行無常?生々流転?あとはアート的な何か。「人は生きる墓標だ。同じ人間が常に死に続ける」というセリフが心に残った。あわせて『船橋センタービルの漫画』も読んだが、そちらも良かった。
が「ナイス!」と言っています。
笠
2.5 タイトルそのまま。ある程度解説が入るのかなと思っていたら、本当に作品そのものをダイジェストにしているだけのファスト映画みたいな代物だった。元ネタは既読と未読と半々くらいだったが、単純にかいつまみ方についてもこれで適切なのか?と感じるものも多く、未読の作品についてもこのダイジェストを読んで原作を読みたいと思ったものはほぼなかった。そもそも魅力を伝えるみたいなコンセプトじゃないんだとは思うが。かといって、これを読んだからその作品について何か理解できるかというと、正直微妙。
が「ナイス!」と言っています。
笠
3.5 作者初読。「このマンガがすごい!2024 オンナ編」の1位作品。文学的なマンガ、というよりマンガ的な文学、という感じ。短編の終わりに現代短歌みたいのついてるし。自分はそうじゃないが、大人の女性に刺さりまくる作品集なんだろうな、というのは分かる。ちょっとファンタジーな前半の3篇と、リアリスティックな後半の3篇で共通して「冬」を描き、最後の掌編で春っぽい季節で「光」をモチーフにしているのがデザインされたアルバムみたいで印象的だった。
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笠
3.5 色んな科を横断することで症状のバリエーションが出せるのは明確に総合診療科をテーマにしたメリットだなぁ。13話の泌尿器科と産婦人科の話は、マイルドに描いてるけど恐ろしい話。医師同士の人間関係のこじれで無関係の患者がたらい回しにされるって、マジで勘弁してほしい話。でも診断ミスは起こり得ることを前提に、違和感があれば患者側も粘り強くセカンドオピニオンを求めに行く意識が必要なのかもしれない。
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笠
3.5 医者はまず求められないといけない、よって顔に山をつくって(しかめっ面をして)はいけない、傾聴の技術が第一。みたいな話、しかしそれができる医者って本当にごく一部だろうなぁ。開業医や部長クラスなど、偉くなればなるほど態度は尊大になる印象。それも含めて人間だから仕方ないけど。モンスターペイシェントみたいな患者もいる中で、でっかい海のような態度で居続けるってのは並大抵のメンタルじゃ無理よな。
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笠
3.5 『しょせん他人事ですから』の富士屋カツヒト氏、あちらは作画担当だがこちらはストーリーも含めての執筆。18分野の専門医がいる制度の中で、あらゆる分野を診るジェネラリストという意味のタイトルらしい。何となく「不定愁訴外来」を思い浮かべたが、そういうことではないよな、別に。あらゆる医科を横断するということでまずは整形外科や小児科が出てきたが、眼科や産婦人科や病理も横断するのかな。
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笠
4 再読。フー・ファイターズとの戦い。犬や亀、果ては宇宙人(?)などの味方キャラが出てきたが、プランクトンの集合体というのはまた他に類を見ないユニークな設定。プランクトンを味方にしよという発想がすげーよ。実は貴重な回復キャラでもある。ストーンフリーも傷口を縫うくらいはできるけど、回復能力でいえば徐倫≪FF<ジョルノ≪≪仗助って感じかな。水場における戦闘能力は作中でも屈指と思われるが、本領を発揮する機会は少なかった印象。
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笠
4 再読。エルメェス兄貴vsマックイイーン。「マックイーン」ではなく「マックイイーン」なとこに謎のこだわりを感じる。自殺志願者とのパンティーあげちゃう!なバトル。マックイイーンは真の邪悪とか言われてるけどショットガンのくだりは可哀想すぎるだろ。エンポリオの幽霊の部屋と幻の女アナスイ。性別変更の理由として、アナスイとジョリーンの同性愛を描く予定だったが当時のジャンプでは厳しかったから、とまことしやかな噂が流れているが、実際のところどうなんだろう。それはそれで読んでみたいけど。
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笠
4 再読。ジョンガリ・Aとの対決…と見せかけてすべてはホワイト・スネイクに見させられていた夢。ジョルノの攻撃を反射する能力とか、相手の感覚を暴走させる能力がなかったことにされたように、ホワイト・スネイクのこの眠らせて溶かす能力もなかったことになったよな。承太郎はほとんど家庭を省みず世界を飛び回っていたみたいだが、その間何してたんだろう。海洋学者としての研究のためなのか、それとも知らないところで世界のために戦ってんのかな。
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笠
3.5 再読。テンパって頭が真っ白になるマリオと、マリオに振り回されて邪な考えが鎌首をもたげてくるチャン。まだ面白いんだけど、抽選するだけで1話とか、だんだん展開が遅くなってきた。チャンは二人への邪心をメタ認知しつつ、このシステム、ひいては和也の狙いがその邪心を引き起こすことにこそある、と本質を看破していてかなり知性が高い。戸籍があってまともな教育さえ受けていれば人並み以上の収入や社会的地位を得ていた可能性が高く、改めて生まれって残酷だなぁと思わせられる。
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笠
4 再読。和也が意図的なマシントラブルを仕組んだことで、3人の間に猜疑心の種が埋め込まれる。うーん、和也はこの「友情確認ゲーム」をカイジとの勝負であるかのようにのたまっていたが、実のところカイジとの間には何も賭けられていないし、和也の望んだように結果を誘導するイカサマ装置であることが明確になる。勝負の中でイカサマを見抜けるかどうか、というやり取りならともかく、こんな形で主催者側がやりたい放題やるだけのイカサマを見せつけられてもそれこそ興冷めでしかないなぁ。
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笠
4 再読。倍々ゲームで賞金の額が上がってきたところで、「独り占めチャンス」の情報を開示するのが和也にとっての爆弾。金の力を盲信している和也はこの爆弾によって騙し合い化かし合いの駆け引きが生まれると確信していたが、不発で興醒めする。いやー、そりゃそうだろ。このまま協力すればノーリスクで3333万、そんだけありゃ負債も清算して社会復帰できるのに、殺し合いのリスクを抱えて一億程度じゃ割に合わないわな。
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笠
3 五行道士との対決が続く。一回戦、二回戦と五行に上回られるジャンだが、一瞬だけ落ち込んだかと思いきやすぐに持ち直し、相手の料理をけなしたり、食材を床に落とすなど嫌がらせを精力的に行う。ある意味見上げたメンタルだよ、本当に…。五行にしてもジャンにしても、食べる人のために料理を作るという考えが全くない、相手に勝つために料理をするというマインドなので、料理というより食材を使った格闘技として見るべきなんだろうな。
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笠
3 蜃気楼の料理長、医食同源の料理でトニオさんばりに客の病気をも治すため五行道士といわれる男、伍行壊との料理対決。五行も実は裏社会の人間で、ジャンもいつもの通りなので、料理対決とは言いつつ何だかわけのわからん対決になる。五行が毒ガスみたいなお香を焚いてきて、そのお返しとばかりにジャンが包丁に塩酸を撒いて腐蝕させるとか。何やってんだこいつら。どっちも応援できないのよ…。
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笠
3 品評会で高評価を得た料理は新メニューに加えられるということで、それぞれが春巻を作る。しかし、ジャンの春巻はマジで普通に食べたいと思わないんだが?舌がやけどするほどの熱さを楽しむ料理…って、斬新ではあるのかもしれないけど、普通に嫌だろ!舌がやけどしたら!小此木の既製品を巻くだけの春巻きと同レベルで論外ものだと思う…奇をてらえばいいってもんじゃないだろ。楊の苺春巻は一回食べてみたいなーと思うが、キリコの肉春巻は普通に美味そう。というか絶対美味いやつ。
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笠
4 新刊読了。ムカデ仙人をガロウが倒し、概ね怪人協会の幹部は片付いた…のか?エビル海洋水はワンパンマンのマジ殴りでも一時的にしか効いてなさそう。そもそも海そのものと同化してるなら、地球の7割と闘うようなもんだし、倒しようがないよな。いずれにせよワンパンマンとガロウのタイマンということで、ようやく最終局面。今のところまだ子供扱いしているような力の差があるが、ガロウがどこまでワンパンマンの本気を引き出せるか。原作との違いも含めて楽しみ。
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笠
3.5 新刊読了。怪獣9号との最後の直接対決。普通に面白いんだけど、普通の面白さの枠を出ない感じもする。隊式格闘術と保科流のミックス、それはいいんだけどもう少し一つ一つの技を丁寧に見せてほしい。格闘戦をカフカのスタイルにするなら、そこに十分な理屈と真似したくなるカッコよさがほしいところ。あとはやっぱり、掃除屋をやってた頃の経験をもっと生かしてほしい。9号を倒したあとの展開にも期待。
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笠
4 新刊読了。ベガパンクが世界の秘密をしゃべる、しゃべる、しゃべりまくる。死後映像ではあるが、その配信を止めようと五老星が必死で暴れまくり、麦わらの一味は巨人の助けを得てエッグヘッドを脱出する。映像を観ている世界各地のキャラクター、懐かしいキャラがちょいちょい描かれる。ガイモンに彼女みたいの出来てるけど、誰だよその女?ボニーは仲間になるんだろうけど、一味なのか傘下なのかどっちだろう。
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笠
4 新刊読了。プロテストの結果が出る。最終スコアの合格ラインをどう見積もるかで攻め方が変わる、そこの読みの精度も実力の内ってのが、わかるけど難しいなぁと思った。新キャラのくるみは四国の名門、明徳義塾の中学生。甲子園とかでよく聞く名前だけど、ゴルフも名門なんだな。松山英樹とか横峯さくらを輩出してるらしい。風の中でスコアを伸ばしたことでトップグループに躍り出たが、とんぼやつぶらと同等の実力があるのだろうか?
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笠
4 新刊読了。馬韓ではゴリという新たな味方を得て湖南王を追放することに成功。卑弥呼が帯方郡に送った使者は難升米(ナシメ)と都市牛利(ツシゴリ)なので、この都市牛利がゴリにあたるんだろうな。じゃあナシメは誰?古代朝鮮半島情勢は結構複雑で難しい。馬韓、弁韓、辰韓とか中学で習った気はするけどほとんど記憶にないもんなぁ。一方日本では生き別れたヤノハの子、ヤエト(ニニギ)が順調に育ってるけど、ヒルメの魔の手が迫る。そういや邪馬台国としての卑弥呼の後継者は壱与のはずだけど、ニニギの役割は何なんだろう。
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笠
4.5 新刊読了。面白いのはもちろん、この作者にしかこれは描けないと思わせる力、即ち作家性が強い。あとがきからも何かすごい熱を感じるが、冷静に読むと何言ってんだこの人みたいな感じもある。眼の負傷をきっかけにヒーローを降りて一般市民として生きようとする真理に襲いかかる脅威。人龍より変態の方がおっかないよねという話。でもよく考えると真理も含めて皆変態なんだよな。あの車内でおっぱい丸出しにしながら早着替えしちゃうのはあまりにも軽率というか、無鉄砲すぎるわ。東雲は百目に空気を入れられて動いたってことでいいのかな。
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笠
4 再読。第六部がスタート。主人公が女性というのも少年漫画、それもバトル漫画としてはかなり珍しいが、舞台が刑務所というのがそれ以上のインパクトだった。さらに、いきなり主人公がオナニーの話をしているという衝撃。マジで度肝抜かれたな。今度のジョジョは承太郞の娘、徐倫。女子刑務所と言うことで主人公は勿論、序盤の仲間や敵も女性が多くなることで、連載当初は四部に登場したアクトンベイビーの静・ジョースターが仲間として出てくるんじゃないかなどという憶測が流れていたが、残念ながら実現しなかった。
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笠
4.5 再読、第五部完。ジョジョの歴代ボスの死に方は非常にバラエティに富んでいて面白いが、その中でもディアボロの死に方は悲惨というか、永遠に死に続けるって一番嫌かも。しかしそのおかげでディアボロの大冒険という神ゲーも生まれたことに感謝。ボスを倒した後のエピローグが普通のその後を描くようなものではなく、運命を仄めかす前日譚ってのがまたジョジョらしいオシャレさで最高にクールだし、道を違えたり死別したキャラにまた会えるのが嬉しい。
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笠
4 再読。シルバーチャリオッツレクイエムの効果により、まず周囲の生き物が全て強制的に睡眠状態に引き込まれ、それらの肉体と精神が入れ替わってしまう。さらに、その次の段階として肉体が別の生き物に進化してしまうという能力。うーん、やっぱりややこしい上に意図がわからん能力だなぁと思う。元々のチャリオッツとの共通点も特にないし…。矢を守るという意志が反映されてるなら、攻撃を跳ね返す能力だけでいいわけだし。ナランチャのあっけない死に方は悲しい。
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笠
4.5 再読。チャンやマリオの壮絶な過去。海外から日本に出稼ぎに来ている外国人には、それぞれそれなりの背景があるだろうが、ここまで重い過去を背負っているのはレアケースだろう。それでも全くフィクションとは言い切れないものがある。この回想はあくまでもチャンやマリオの頭の中で、インタビューで話しているわけではないようだが、この背景を描写すれば和也の小説も飛躍的に面白くなりそうなのに、もったいないな。
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笠
4 再読。友情確認ゲーム「救出」がスタート。今やすっかりお馴染みになったチャンとマリオだが、この頃はこんなに引っ張るキャラだとは思わなかったなぁ。和也は、言ってることだけなら人間不信のペシミストとして筋が通っているようにも思えるのだが、結局繰り返し口にする「ガチ」主義すら上辺だけのものに過ぎないので、どこまで行っても小物にすぎないんだよな。
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笠
4.5 再読。「17歩」の勝負あと、そのまま和也との勝負に。ツキの津波が来てるからテッペンまで行く!と意気込むカイジだが、傍から見れば破滅一直線にしか見えない。坂崎のおっちゃんが圧倒的に正しいよ…結局24億も大勝したって、未だに全国指名手配状態で逃げまわってるわけだし。和也のノンフィクション恋愛小説、これだけでも十分面白い。何なら和也編でここが一番面白かったかも。
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笠
3 負けたら店を去るって約束しといて、「俺は負けたと思ってねぇ」で通るならもう何の意味もねーじゃねーか。徹頭徹尾ヒールなジャンだが、それに勝るとも劣らない新キャラの蟇目が登場。いきなり指や腕をバキバキに折るという無茶苦茶なキャラ。ジャンもだし蟇目もだけど、お前ら勝負以前にやってることが犯罪だということを自覚してほしい。料理に平気で麻薬を混入してくるやつの料理なんていくら美味くても食いたくねーよ。
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笠
3.5 決勝戦二品目はデザート対決。なんかジャンが負けてよかった、これで心を入れ替えてほしいなーなんて思ってたけどそういやまだ二品目があったわ。ジャンは心を入れ替えるどころか、ますます勢いを増して前代未聞の「血の卵」のデザートを作り上げる。うーん、血燕は『喧嘩商売』にも出てきたが、そもそも血が混じっているというのも嘘というかある種の伝説のようなもので、実のところ酸化による変色であるらしく、さらに有害物質を混ぜて着色した偽物が横行しているらしい。なんだか夢のない話だなぁ…。
笠
2024/11/04 07:22

大谷は醜悪だし暴力は論外だけど、「料理が上手ければ何でもいいのか?」という疑問に関しては正しい。もっとも、「舌が鋭敏なら何でもいいのか?」という問いとして大谷自身に返ってくるわけで、大谷とジャンは同族と言える。同じ大谷でも大谷翔平がこれだけ世界でリスペクトされているのは、実力の高さはもちろんのこと高い人間性を備えていることも大きい。仮に大谷翔平がジャンのように傲慢で他の選手を侮辱するような発言を繰り返していたら、いくら野球の実力が高くても球界から爪弾きにされているだろう。

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笠
3 三つ巴となった決勝、やっぱりジャンは主人公だけど全然応援する気になれない。普通にキリコに頑張ってほしいが、そうはいかないんだろうなぁ。ヌーベルシノワまで極端な話じゃなくても、本場のガチ中華と日本人の舌に最適化した日本式中華って全然違うもんな。大会で勝とうと思ったら、レギュレーションや審査員の好み(日本人なら日本人が好む味)にアジャストさせるのも当然の戦略だわな。筍智英とかいうヤツ、優勝候補みたいな顔で出てきたのに戦わないのかよ。
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笠
4 新刊読了。TRPGみたいなボードゲームを順調に攻略していく中、ズマはモモに惚れかけている模様。いやー、ジジもいるのに、そこは飽和状態だって。でも唐傘の能力カッケーし普通にいいヤツ。マスコンバットみたいなラストバトルが始まったところで、ズマの仲間たちやオカルンも乱入。そもそもこのゲームの黒幕というか、現象の裏側にあるのは何なんだろう。ターボババアが知ってるってことは異星人よりは妖怪寄りの呪物なんだろうけど。
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笠
4 新刊読了。文化祭で初めてのライブ。文化祭の枠を奪うために厘が暗躍するが、目論見通りにいかず結局はとっちの頑張りが実る流れが面白かった。ライブ描写も臨場感があってよかった。プロトコルとはーとぶれいくの曲をYouTubeで流しながら同期させて読んでいたが、皆考えることは同じで、再生数が爆上がりしてるようだった。もし単体で聴いてたら恐らく自分には刺さってないと思うのだが、こうやって聴くといい曲に聴こえるんだよなぁ。
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笠
4 新刊読了。二ツ目に昇格する直前の朱音は、最後の前座仕事として志ぐま師匠の独演会の開口一番を任される。落語会のトップグループである大看板の中でも五本の指に入るという「人情噺の志ぐま」の十八番は「死神」。米津玄師がこの落語をテーマに曲を出したときに高座の動画を見たりしたけど、寄席で直接見るのとは全然違うんだろうな。志ん太は親父だけどあんまり親父らしくないというか、志ぐまの方が親父感あるよな。単純に格好いいわ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/03(2822日経過)
記録初日
2017/04/02(2823日経過)
読んだ本
8138冊(1日平均2.88冊)
読んだページ
1473919ページ(1日平均522ページ)
感想・レビュー
8136件(投稿率100.0%)
本棚
29棚
性別
外部サイト
自己紹介

主に漫画読みです。

好きなジャンル:歴史、バトル、スポーツ
苦手なジャンル:ラブコメ、恋愛系

評価基準を食べ物に例えてみる
5.0:最後の晩餐レベル
4.5:超高級コース料理
4.0:そこそこ高い焼肉
3.5:人気のラーメン屋
3.0:コンビニ弁当

続刊心待ちランキング(2024/5/14現在)
1位 ヒストリエ
2位 喧嘩稼業
3位 ヴィンランド・サガ
4位 ワールドトリガー
5位 ダンス・ダンス・ダンスール
6位 アルスラーン戦記
7位 新九郎、奔る!
8位 キングダム
9位 HUNTER×HUNTER
10位 ドラフトキング
11位 アオアシ
12位 ダイヤモンドの功罪
13位 銀河英雄伝説
14位 無尽
15位 波よ聞いてくれ
16位 スキップとローファー
17位 劇光仮面
18位 オーイ!とんぼ
19位 フラジャイル
20位 TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには

オールタイムベスト(完結作品のみ)
1位 ジョジョの奇妙な冒険(6部まで)
2位 寄生獣
3位 ろくでなしBLUES
4位 プラネテス
5位 すごいよ!マサルさん
6位 天 〜天和通りの快男児〜
7位 SLAM DUNK
8位 クローズ
9位 へうげもの
10位 グラップラー刃牙
11位 嘘喰い
12位 エアマスター
13位 無限の住人
14位 それでも町は廻っている
15位 賭博黙示録カイジ

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