読書メーター KADOKAWA Group

2022年9月の読書メーターまとめ

Kazuko Ohta
読んだ本
13
読んだページ
4793ページ
感想・レビュー
13
ナイス
1314ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2022年9月に読んだ本
13

2022年9月のお気に入られ登録
4

  • だいふく
  • ♡
  • 蒼
  • あきの

2022年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kazuko Ohta
ネタバレ全13巻、ほんの数年だったように感じていたのに6年半ですか。『みをつくし料理帖』と併せたら、私はこの間いったいいくつ歳をとったのかと考えるとゾーッ(泣)。姉妹が和解することを望んでいた人も多かろうと思いますが、私はそんな良い性格じゃないので(笑)、結に天罰が下ることを祈っていました。祈ったとおりになったような、でも縋りもせずに姉にまだ敵意丸出しの彼女を見ると、これはこれでアッパレか。ひとの命には限りがあるけれど、寿命が尽きても、生み出した色は残る。顔料をつくる会社に勤めていた亡き弟を想い、グッときました。
が「ナイス!」と言っています。

2022年9月の感想・レビュー一覧
13

Kazuko Ohta
喫茶店で背中にナポリタンが降ってきたら普通怒りませんか。それで腹を立てないって、どんだけ心の広い人なんだと思ったけれど、一応そこここで不機嫌になったりムッとしたりはしている模様(笑)。ドラッグストアでの買い物、ごはん半分の話など、思わず頷いてしまう。最後の最後に驚く。だって私は本作を読みはじめた日、ベッドの角で足の小指をぶつけて悶絶したから。幼少の頃からあちこちにヒビを入れた経験があるので、骨に異常を来していればもっと痛いと日にち薬を選択。真紫だった小指がようやくマシになってきたところで読了とは奇遇です。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ現実社会で起きた事件を思わせるフィクションを書かせたら中山七里か染井為人か、と言ってもいいですか。老人が運転操作を誤ってコンビニへ突っ込む。事故かと思いきや、疑わしき背景。住民同士を守ろうとする結束力は凄いけど怖い。夢中になって読みましたが、最後の最後だけはもっとはっきりと「本当のところ」が知りたかったような。だけどそこを明らかにしていないからこそこのタイトルが生きてくるのかもしれません。律の元妻・里美の法廷が見てみたい。認知症かどうかは調べられても、認知症の人の運転能力は調べられないという話になるほど。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ少しでも暑さの残る夏の間に読まなくちゃ。何にでもオタクというのは存在するもので、主人公は鉄塔オタク。鉄塔にも性別があり、しかも料理長型女鉄塔などという楽しげな形式名称まであるなんて。想像していたよりもファンタジー。『E.T.』ばりにチャリが空を飛ぶ。群れない中学生男女3人の関係性がとてもいい。巻末に収録された短編で彼らのその後を知って嬉しくなります。「どうせ、いつかは笑い話にしなきゃいけないと思うんだ」という言葉になぜか涙が出そうに。そう、先がどうであれ踏み出さなきゃいけないときがある。いつか笑い話に。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
本を読むのが大好きだった両親も高齢になり、読書に集中するのは難しくなっているようです。そんな両親がパラパラと眺めて拾い読みできる本を探していてたどり着きました。難易度の高い低いがあるから、低いものなら私でも即答できます。でも、知っているはずなのに正解が出てこないタイトルのなんと多いことよ。同じ著者の2作品タイトル合体とか、ありそうですね。結構衝撃的で「マジか」と思ったのは、パン屋が蕎麦屋に変わっているやつ。私は「痔」も「痣」も書けません。タイトルの覚え違いをしていても、書けない字を書ける人、すごいです。
ぐでゴジ
2023/04/06 15:37

Kazuko Ohtaさん、ナイスありがとうございます。知っているつもりの恐いこと(笑)

が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】封切り日だった昨日、レイトショーにて鑑賞。今年初めに読了したところなのに、どうしてこんなにも細部を忘れているのか。『オリエント急行殺人事件』みたいな話で、思いのほか歌の先生が悪かったように記憶していたのに、全然そうじゃなかった。その歌の先生役の椎名桔平と奥さん役の檀れいの演技はちょっと大げさな印象。福山雅治が主人公であることは間違いないけど、本作では北村一輝がお見事。エンドロールを見ると、柴咲コウはさほど変わっていない。でも福山雅治、若い。なんだかんだで歳とった。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ読んでも読んでも新作が出て全作読破は叶いそうにもない七里センセ。解説を読んで納得、デビュー時に百もネタを持っていたなんて。書き続けることができなければ作家じゃないと言い切られたら、打ちのめされる人がいっぱいいるのでは。廃駅を住処とする集団。突拍子もない話ですが、現実に起きた事故をモチーフにされると、本当にこんな目に遭っている人がいるかもしれないと思わされます。いつも思うのは、七里センセが一般人だったら、公安に真っ先に目をつけられるのではないかということ(笑)。政府に物申して何かやってくれそうな気がします。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
東野圭吾を読むたびに思う、こういうのをリーダビリティが高いと言うのだろうなぁって。何度も書いていることですが、最近のどの作品を読んでも昔の同著者を読んだときのような切なさには駆られません。もしやこれはあちらのせいではなくて、こちらが愚鈍になっているせいかもしれないと思うほどです。だけど、他の作家の作品を読むときにはなかなかない速さで頁が進む。本作は湯川教授の出自がわかって、本筋よりもそちらに驚きました。しかし勘が良すぎるでしょう、湯川先生。彼には何も隠し事ができない(笑)。騙されたままで居たい場合もある。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ全13巻、ほんの数年だったように感じていたのに6年半ですか。『みをつくし料理帖』と併せたら、私はこの間いったいいくつ歳をとったのかと考えるとゾーッ(泣)。姉妹が和解することを望んでいた人も多かろうと思いますが、私はそんな良い性格じゃないので(笑)、結に天罰が下ることを祈っていました。祈ったとおりになったような、でも縋りもせずに姉にまだ敵意丸出しの彼女を見ると、これはこれでアッパレか。ひとの命には限りがあるけれど、寿命が尽きても、生み出した色は残る。顔料をつくる会社に勤めていた亡き弟を想い、グッときました。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ウチの父の名前は「あきら」です。高齢者にありがちなことですが、転んで骨折。現在入院中です。そもそも筋力がちっともなくて、入院するずっと前からペットボトルのふたを手だけで開けることはできませんでした。「お父さん、ヤットコ持ってきてペットボトルのふた開けはるねん」と母が言っていました。リハビリ病院でしっかり筋力をつけて、なんでも開けられるようになってから退院して来るんだよ。感想だかなんだかわからなくてすみません。ヨシタケさんの本には必ずオチがあって最高。ついでに亡き義母がペットボルトと言っていたのも思い出す。
shk
2023/01/20 08:17

😂

Kazuko Ohta
2023/01/20 17:13

私も気をつけよっと。笑笑

が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ『ブレット・トレイン』を観たら、別の双子が出てくる話も読みたくなり。いつもの著者の作品同様に軽妙なタッチで描かれていますが、ここに登場する青少年の生い立ちは揃いも揃って凄絶。現実にはありえない設定も、あとがきにある「自分が書く話の中でくらいは、大変な目に遭う子供たちが特別な力で冒険してもいいのでは」という言葉に胸が詰まります。虐待を受けていたり悲惨な境遇にあったりする子供たちみんなにこんな力が授けられるといいのにと思う。雑魚だって組むひと次第。「優」の字の説明には唸りました。その説明どおりの人でありたい。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
同著者が書く好きなシリーズが次々と終わってしまうなかで始まったこのシリーズ第2弾。まだ今までのシリーズを超えるほどにはのめり込めませんが、霊視能力を持つがゆえに悲しい人生を送ってきた青年・怜のことをどんどん好きになっています。異能処理班はもちろんのこと、怜の周囲の人々がみんな個性にあふれて魅力的。自分が人を救えると思うことが実はどれだけ傲慢な考えなのかも思い知らされました。しかしこれ、想像力に富んだ人なら恐ろしい絵面まで浮かんできて結構衝撃的でしょうね(笑)。ホラー苦手なくせしてイメージ湧かない私は平気。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】原作を読んだのは読書メーターを始める前だったことに気づく。ということは5年以上前。『アキラとあきら』同様、そんな前に読んだ本の内容は覚えちゃいないんですが、公開初日の昨日鑑賞。伊坂幸太郎の小説がブラピ主演でハリウッド映画化されるなんて誰が予想していたでしょう。内容をほぼ覚えていないのに最初から可笑しい。レモンとタンジェリンで檸檬と蜜柑を思い出してすぐに笑えるのは原作の読者だけ。わざわざ舞台を日本にしたまま映画化しなくてもと思ったけれど、観てみればそこが面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】5年前に読んだ本の内容なんてほとんど忘れています。同じ名前の少年が2人いて、一方は金持ち、一方は貧乏、でもどちらも頭脳明晰、大手銀行に将来を期待されて就職、ぐらいでしょうか、うっすらと覚えていたのは。三木孝浩監督作品は今年だけで3本目。がっかりすることのほうが多かったけれど、これは面白かった。竹内涼真、横浜流星、どっちもイイ。意外にも泣かされたのは、めっちゃ嫌な奴だったはずのユースケ・サンタマリアの表情。あと、いつもオイシイところを持って行く江口洋介。楽しめます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/21(3154日経過)
記録初日
2017/05/06(3139日経過)
読んだ本
1359冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
432254ページ(1日平均137ページ)
感想・レビュー
1347件(投稿率99.1%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
現住所
大阪府
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/minoes3128
自己紹介

映画と本が大好きです。映画は劇場で300本、DVDで50本、年間計350本。本は年間150冊前後といったところ。何でも観て何でも読みます。

何でも読みますが、基本的には小説が好きです。特にお気に入りの作家は(敬称略)、森見登美彦、荻原浩、奥田英朗、重松清、伊坂幸太郎、浅田次郎、東野圭吾、池井戸潤、吉田修一、米澤穂信、小川洋子、角田光代、桜木紫乃、遠田潤子、乃南アサ、西加奈子、宮下奈都、瀬尾まいこ、大崎梢。京極夏彦の“百鬼夜行”シリーズと“巷説百物語”シリーズ、金城一紀の“ゾンビーズ”シリーズも大好き。好きとは言いがたいのに必ず読んでしまう作家は、道尾秀介、湊かなえ、辻村深月。ずっと時代小説が苦手でしたが、『みをつくし料理帖』に感激。高田郁、葉室麟、朝井まかての時代小説、そして田中啓文の“お奉行様”シリーズであれば読みます。2015年来のマイブームの作家は、高野秀行、山本幸久、三羽省吾。2020年現在、内藤了と中山七里にもハマっています。

職場に出入りしている本屋さんならば支払いが年2回なのをいいことに、気になる本をどんどん注文していたら、いつのまにか積読本が300冊超え。支払い時はいつも唖然呆然。

泣きのハードルは低いですが、主人公の「がんばってるアピール」が強いのと、「(あの若い子、ワタシのこと好きなんだわ、みたいな)ジジババの妄想系」は苦手です。笑いのハードルは大阪人ゆえそれなりに。

最初に利用した読書管理ツール“ソーシャル・ライブラリー”の外部連携サービスが煩雑化したため、2015年9月、やむをえず“ブクレコ”に移行。今度は“ブクレコ”のサービス終了で、2017年5月、レビューのあるものだけはぶらさげて“読書メーター”に引っ越してきました。

ほぼ映画のブログ“夜な夜なシネマ”、やってます。
https://yonayonacinema.xyz/

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう