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2025年4月の読書メーターまとめ

Kazuko Ohta
読んだ本
6
読んだページ
1732ページ
感想・レビュー
6
ナイス
824ナイス
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2025年4月に読んだ本
6

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2025年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kazuko Ohta
なにしろこの前に読んだのが『ケモノの城』だったので、一刻も早くあの状況を頭から消し去りたいと思って手に取ったのが本作でした。第1弾と主人公は同じだと思ったら違うことに意表を突かれる。なるほど、同じ会社の他部署の女性が主人公なのですね。前作は現場の店長が主人公、本作は本社勤務の女性の話。美味しそうな料理の描写が並ぶだけで幸せな気分になれるというものです。正直なところ、主人公の恋愛話はまぁ良しとして、キッチン常夜灯での恋愛話は別に要らんと私は思ってしまうのですが、美味しいものを一緒に食べれば恋も生まれるか。
が「ナイス!」と言っています。

2025年4月の感想・レビュー一覧
6

Kazuko Ohta
【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】一時期、朱川湊人にハマっていました。それももう15年以上前のことだから、薄ぼんやりとしか内容を覚えていません。しかも自分のかつての感想を読むと、私が好きだったのは他の短編のほうだったらしくて。そんなふうに個人的には印象の薄い短編が万人の涙を誘いそうな感動作になっています。もっとも、私がいちばん驚いたのは東京外大出身でマルチリンガルの鈴木亮平の関西弁が完璧だったこと。しかし鑑賞後に彼は西宮出身であることを思い出す。なんや、めっちゃ感心したのにネイティブやんか(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】原作を読んだときに「記憶に残る話かと言われるとそんなことはない」と書きました。実際2年半経った今、どの話もうろ覚え。だからこそ余計に、豊島圭介監督は上手く映画にしたものだなぁと驚く。あの『#拡散希望』の息子が生配信する番組の中で、投げ銭目当てに喋りたがるスピーカーたち。『惨者面談』『ヤリモク』『三角奸計』が披露された後に待ち受ける「#真相をお話ししますの真相」。テンション高く振る舞う大森元貴と岡山天音の心の傷が感じられ、投げかけて閉じる幕もよかったと思います。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
映画『うんこと死体の復権』を観て以来、舘野さんの著書に触れる機会が増えました。昆虫は得意とは言えないので、映像で迫られると直視できない場面が多々ありそうですが、こんな本なら没入できます。虫の話なのに、そこに描かれているのはまるで人間にまつわるお伽話のよう。特に「おさむし戦争」はその情景が頭の中に浮かび、しかも切ない結末にただならぬ余韻を感じます。また、片目のつぶれたカエルが主役の最終話は、彼と共によれよれと旅している気分になりました。ソロ沼は差し詰め桃源郷か。まさに小さき者たちの生き様を見せてもらえます。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ自分の子どもがゲイであることを受け入れられるか。映画『ある少年の告白』を思い出しました。ニコール・キッドマン演じる母親は、息子の告白に最初は衝撃を受けるけど、なんとか理解しようとする。ラッセル・クロウ演じる父親はどうかというと、そうは行かない。本作でも母親の莉緒が懸命に受け入れようとするのに対し、父親の稲男はラッセル・クロウほど横暴ではないせよ、途中までは絶対に認めようとしません。だからこそ最後の稲男の行動は嬉しくなる。現実はどうでしょう。解説の「なんであっても、死んだ息子よりはいい」が心に刺さります。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
どんな店が入っても続かない場所って確かにありますよね。交通の便も治安も良い、味も良いとなれば流行って当然なのに、あららここまた店が変わっているよという場所。何回かそれを繰り返した後にずっと空いたままになるという。本作は同業者の間で「呪われた通り」と言われる土地に建つビルを義理人情で買い取った社長の話。信頼していたはずの部下に裏切られるって、社長の最初の見る目はどないやってんと思わなくもないけれど、話の流れとしてハッピーエンドにならないはずがないから、安心して読めました。本職が飲食業の方々の感想が聞きたい。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
なにしろこの前に読んだのが『ケモノの城』だったので、一刻も早くあの状況を頭から消し去りたいと思って手に取ったのが本作でした。第1弾と主人公は同じだと思ったら違うことに意表を突かれる。なるほど、同じ会社の他部署の女性が主人公なのですね。前作は現場の店長が主人公、本作は本社勤務の女性の話。美味しそうな料理の描写が並ぶだけで幸せな気分になれるというものです。正直なところ、主人公の恋愛話はまぁ良しとして、キッチン常夜灯での恋愛話は別に要らんと私は思ってしまうのですが、美味しいものを一緒に食べれば恋も生まれるか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/21(3158日経過)
記録初日
2017/05/06(3143日経過)
読んだ本
1359冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
432254ページ(1日平均137ページ)
感想・レビュー
1347件(投稿率99.1%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
現住所
大阪府
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/minoes3128
自己紹介

映画と本が大好きです。映画は劇場で300本、DVDで50本、年間計350本。本は年間150冊前後といったところ。何でも観て何でも読みます。

何でも読みますが、基本的には小説が好きです。特にお気に入りの作家は(敬称略)、森見登美彦、荻原浩、奥田英朗、重松清、伊坂幸太郎、浅田次郎、東野圭吾、池井戸潤、吉田修一、米澤穂信、小川洋子、角田光代、桜木紫乃、遠田潤子、乃南アサ、西加奈子、宮下奈都、瀬尾まいこ、大崎梢。京極夏彦の“百鬼夜行”シリーズと“巷説百物語”シリーズ、金城一紀の“ゾンビーズ”シリーズも大好き。好きとは言いがたいのに必ず読んでしまう作家は、道尾秀介、湊かなえ、辻村深月。ずっと時代小説が苦手でしたが、『みをつくし料理帖』に感激。高田郁、葉室麟、朝井まかての時代小説、そして田中啓文の“お奉行様”シリーズであれば読みます。2015年来のマイブームの作家は、高野秀行、山本幸久、三羽省吾。2020年現在、内藤了と中山七里にもハマっています。

職場に出入りしている本屋さんならば支払いが年2回なのをいいことに、気になる本をどんどん注文していたら、いつのまにか積読本が300冊超え。支払い時はいつも唖然呆然。

泣きのハードルは低いですが、主人公の「がんばってるアピール」が強いのと、「(あの若い子、ワタシのこと好きなんだわ、みたいな)ジジババの妄想系」は苦手です。笑いのハードルは大阪人ゆえそれなりに。

最初に利用した読書管理ツール“ソーシャル・ライブラリー”の外部連携サービスが煩雑化したため、2015年9月、やむをえず“ブクレコ”に移行。今度は“ブクレコ”のサービス終了で、2017年5月、レビューのあるものだけはぶらさげて“読書メーター”に引っ越してきました。

ほぼ映画のブログ“夜な夜なシネマ”、やってます。
https://yonayonacinema.xyz/

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