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2022年8月の読書メーターまとめ

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
読んだ本
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感想・レビュー
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2022年8月に読んだ本
33

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  • よしじ乃輔

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2022年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
鈴木まもるさんといえば鳥の絵本としか思ってなかったので(失礼!)図書館の新着に上がってきたのに目を引かれて予約したんだけど、ビッグイシューで知った「平和絵本」プロジェクトの中の1冊だった。クリスマス休戦その後の物語。人の本質は善だと思いたい。
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2022年8月にナイスが最も多かったつぶやき

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

13+713日目 コロナになってソーシャルディスタンスをうるさく言われるようになり、ライブも隣の人と距離をあけられるような人数しか入れなくなりました。椅子があるとこなら隣の椅子は空という状態。最近は緩和されて以前と同じとまではいきませんが密度は上がってます。土曜はコレクターズのライブだったのですが、久々に周囲の人と手足がぶつかり、ソーシャルディスタンスの時は広い空間でのびのび動けてよかったなあ、と。

13+713日目 コロナになってソーシャルディスタンスをうるさく言われるようになり、ライブも隣の人と距離をあけられるような人数しか入れなくなりました。椅子があるとこなら隣の椅子は空という状態。最近は緩和されて以前と同じとまではいきませんが密度は上がってます。土曜はコレクターズのライブだったのですが、久々に周囲の人と手足がぶつかり、ソーシャルディスタンスの時は広い空間でのびのび動けてよかったなあ、と。
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2022年8月の感想・レビュー一覧
28

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
名前がわからないものをどのように推測するか的なことが書かれた記事にこれが取り上げられていたので読みました。知りたかったことはわからなかったけど、滑舌の訓練にはいいかと。ルンペルシュティルツヒェン。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
実に淡々と撮影されていて、人がゴハン食べてるとこと同じくらいにしか感じない。撮影する人の意図が現れるんだなあと実感。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
鈴木まもるさんといえば鳥の絵本としか思ってなかったので(失礼!)図書館の新着に上がってきたのに目を引かれて予約したんだけど、ビッグイシューで知った「平和絵本」プロジェクトの中の1冊だった。クリスマス休戦その後の物語。人の本質は善だと思いたい。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
Twitterをしている人にはお馴染みの防災アプリNERV誕生からの経由。胸熱!製作者の石森さんは石巻出身、東日本大震災の際、家族の安否を確かめることよりIT技術者の自分にしかできないことを、と震災情報の発信を続けられた。色覚異常があるゆえのアプリの色設計など、ヒーローの物語のテンプレをなぞるかのようなドラマ的要素。技術は人を救うという哲学を持つ人は無敵だな。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
表紙はツバメ。ツバメの絵をもし描いたなら多くの人は黒を使うのではないか。とりのなん子さんのツバメは青で彩られている。黒以外の燕尾服もあるのかもしれないな。灰で除草ができるってのは言われてみればそうだけど全く思いつかなかったこと。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
私も結構崖っぷちだったので手に取りました。アイデア出しの過程の解説は珍しいものではないですが、これはしょっぱなに「ひらパーのことだと思わず、もしも自分の近くの遊園地だったら?というふうに考えながら読んでください」とあり、それが大変効果的でした。自分事として考えることができ、結果的に私も良いアイデアを思いつくことができました
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
ロマン優光のコラムを読みたくてたまに買ってたけど最近はコンビニでも売られてないので困ったなあと思っていたらアンリミで読めるなんて!ちなみにエロ度の高い実話ナックルズは販売されてますよ。文春や新潮よりよほど読み応えがあると思います。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
タロットはもう増やさないつもりでいたのに、カード画像と遭遇して瞬殺ポチ。NORISANの鳥シリーズ、欲しくても我慢してたのに、これはなんとマルセイユ版でおまけにカード番号11の力が文鳥やて。手に取らずにいられるか。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
渡辺真理さん/私の分岐点:分岐点がないというより全てが分岐点。ですよねー、だって常になんらしかの選択はしているだろうし。 オーストラリアキンバリーの個人トラック運送業:戦争がロジスティクスを発展させたことからもわかるよう物流は命 戦地のリアル:憲法9条と強引に辻褄を合わせようと作られたPKO法と現場の実態との矛盾、これって他の様々なことに当てはまりますね 池内了さんの市民科学メガネ:花時計から体内時計の話に。 マムアンちゃん:幸せは何種類もある。これしかないと思い込んでるから不幸になる。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
触れ合うことの最大の目的が保温(体温調整)というのがわかりやすい。保温のメリット、温度が保たれないことのデメリットを考えれば、どう触れ合うべきかがわかるから。皮膚はまた最大の防御システムとも言われるけど、他者との境界線を支配しているものでもある。距離感を測りにくい時は触れ合いの深さを自分でコントロールすればよいのかも。子どもをあやすのが苦手、人との距離を測るのが苦手という方には具体的な対策として有効かと感じました。
singoito2
2022/08/17 17:32

少し前にツイッターが話題になった下馬キリスト教会の中の人がラジオで言ってたんですが、説教中に居眠りしても、先生は「ボクの説教は皮膚から入っていくから大丈夫」って仰るんだそうです。良い先生だと思います。

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2022/08/17 18:03

そんな風に言ってもらえたら、そう思えちゃいますよね!

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
読友さんたちのレビューを見て早く読みたかったのだけど図書館予約の順番がどうにも回ってこず(買えよ)。前書きの①「知の理解度・解像度があがる」というフレーズに全てを納得。もうこれ以上読まなくていいやとさえ思ってしまいました。その次に膝の皿を割ったのは②「目ができてくる」③「どのように世界を認識しているか」というもの。同定という作業自体は非専門家には馴染みのないものだけど、この3つは専門に関わらずコミュニケーションにも欠かせない考えなのではないかと。途中ワークがいくつかあるけど、自分の「解像度」が変わること→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2022/08/14 22:55

→で見えるものが全く違ってくることの衝撃よ!見えていなかったものが見えてくる、それが解像度が上がるということなのだなあ。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
連載はちょこちょこ読んでいたけど、こうやってまとめられたものは辛すぎて読めなかった。AV,風俗界の取材が多い著者は編集者から「貧困問題をずっとやっているんですね」と言われるまで自身が貧困に相対している自覚はなかったとのこと。体を売るというのは女性がお金を得る最後の手段であっただろうけれど、景気がよかった時期はそれが貧しさとイコールになっていなかったのでは。よく言われるセーフティネットとしての風俗、それもすっ飛ばして社会に出る前からすでに選択肢がそれしかないような女性の多さに、これはもう社会構造の問題でし→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2022/08/14 23:12

→かないような女性の多さに、これはもう社会構造の問題でしかない。いわば棄民。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2005年から足掛14年かけたプロジェクト「平和絵本」がすごい。厳密には絵本=子どものものではないだろうけれど、マッサラな状態の子どもに平和とは何かをインプットすることが今後どのように結実するか、腰を据えた壮大な企画。ロンドンで電話ボックスをハブとして365日24時間無料で食料を供給している、(・∀・)イイネ!! 規模ではなく継続こそが重要、頼っていいんだと安心して貰えるためにも。人生相談、全く自然体で生きてる人なんていない、うまくいくバランスは時間をかけて作り上げていくしかない、これも継続。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
【お金を右から左に動かすだけでは手は荒れない】61にして初めて読みましたよ♪こんな話やったんや。小賢しい長男長女が純朴な末っ子をいじめるものの最終的に報われるのは末っ子という図式は万国共通なのか。悪魔がお金で惑わせようとするけど、手が荒れるほど働いていないことに価値を見出さない末っ子をどうにも落とすことができない。手が荒れていない者は食卓につく権利がない。手が荒れている人が報われる世界であってほしいね。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
【苦労もただそれだけでは意味をなさない】幼くして四肢切断となった中村久子さん、その苦難の一生の記録だけど白状します、途中ダレたと。苦労する→本人努力&思わぬ助け→これでなんとかなると思ったら近親者がやらかす→苦労、これがいつまで続くねん、となった私を許してください。眠気がとんだのは座古愛子氏との出会いから。リウマチで生涯寝たきりのキリスト者座古氏の姿に開眼させられる。自身の苦労が障害者の役に立つという考えが座古氏との出会い以前にはなかった。障害を見せ物にするしかなかったことは象徴的。この方もサバイバー、→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2022/08/10 20:47

→それも強力ゆえに誰もがこの苦労を見て励まされるわけではないだろうけど、持っているものをリソースと認識しそれをいかに活用するかという思考はまさに暗闇に灯を点すこと。これが中村氏をただの見せ物から啓蒙者へとトランスフォームさせた。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
【パンクで育った中高年がターゲット?】日本ロック界の至宝、生き神であるチバユウスケが表紙の最新号だけがAmazonで品切れ、分かる、分かるよ!雑誌の存在を知ったのは最近、手作りテイストを感じたのでてっきりインディーズ出版かと思ったらなんとシンコーミュージック発。最近ロックを聞くのは中高年ばっかだそうで、明らかにシニアの経済力を狙った企画が目につくけど、この雑誌もまた確信犯だろう。紙面に散りばめられたベテランバンド勢の名前に涙ちょちょぎれるよ。ギターを手にする若者もめっきり減っているというニュースを見たと→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2022/08/10 20:13

→こで、親と同じ世代のバンドマンのカッコよさに啓蒙されてくれないかなあ、若者たちよ。グラビア、チバ氏のカッコよさがもう気絶レベル。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
寝たきりの生活にうんざり、何か魂を磨くようなものを読まなくては、と新聞の読書欄を開いて見つけたのがこれ。次世代に残すべきものとして最初に取り上げられているのがお金。これはお金のブロックがある人、お金は汚いものと思っている方に超オススメです。海外の篤志家が私財をバンバンばら撒いている心根がよく理解できました。何をしたらいいかわからないって自分探しにはまり込んでいる方は、後世に何を残せるかという視点でやることを選択するの大いにアリです。中村哲さんの生き方にも通じるものあり。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
出版社に原稿67ページ分を紛失されてしまうという事件の顛末。下手な怪談より背筋寒くなる。この内容からタイトルの意味を推測できるかな?この頃はまだ手描きだろうけど、デジタル化がほとんどの今は、データの取り扱い方がまた違っているだろうな。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
ディエンビエンフーとは1954年にベトミン軍がフランス軍を打ち破った都市、1300年代にラーンサーン王国が建国された。中国とフランス、そしてアメリカに蹂躙し続けられてきたベトナムの精神的支柱のようなものか。3頭身のキュートな絵から繰り出される殺戮の生々しい描写、色のない夥しい血にしたためられているいるのはどんなに傷ついても曲げられない強い意志。守る方には本来の意義はあっても侵略者には干からびたメンツしか残っていない。そりゃ負けるわ。うっかり手にとって、こんな時期にベトナム戦争の物語を読むことに何の意味が→
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2022/08/08 16:15

→あるんだろ、と思ったら、初出時(東日本大震災の頃)のコラムに「こんな時にベトナム戦争について描くことの意義」というフレーズがあり、そして映画制作チームという登場人物に「ベトナムという土地にいながら外からベトナムを描いている」というセリフが与えられていた。ベトナム戦争という設定は負けることがないと思われていたアメリカが大コケするという足元が揺らぐもので、まさにコロナ諸々の現況にフィットするのではないかと思わされた。登場人物たちがどれだけ血を流しても守り抜いたものは「自分にとって大切なもの」だったかな。→

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2022/08/08 16:15

→それが他者にとって意味があろうとなかろうと。訪れた人がその美しさに感嘆したというベトナム、王国再現という夢のためその手を血に塗れさせた登場人物、その美しさを十二分にイメージさせてくれる絵の世界でした。

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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
これは簡潔でわかりやすい。下手すりゃ雑誌の特集の数ページ分くらいだけど、LPの必要最低限の構成を把握するには十分。これを参考にまず作って、後から肉付けを増やすってやり方がいいと思います。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
「きみの友だち」に続き重松センセの苦手な作風のもの。しかし後書きで「実在しないビタミンFが必要、それが物語の力」とあり、ああ、いつまでも悲しんで凹んでいることを許してはくれないのだな、無理やり元気というカンフル剤で前に進むことが必要な人にはいいね。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
重松清先生(敬称つき)の盲信ジャーである私ですが、実は苦手な作風のものがある。設定の作り込みがすごすぎて、悲しみ切ることができないというやつ。人生っていろいろあるけどさ、こんなご褒美もあるよ、とこれでもかと提示されるとなあ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
陽転易学って何?と興味を引いたのだけど、なんのこっちゃない易の特性である「〜という結果が欲しければ〜すべし」ということを各卦の説明とともになされているだけだった。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
終戦直後、乏しい娯楽として子に「ロストワールド」を読み聞かせる著者。後半、「童心」という言葉が頻発するのに引っかかる。童心とはフィクションであるロストワールドに要らぬ解説などせずそのまま楽しめる心。大人のための童話とは、無粋な現実に振り向くことなくあり得ないクリーチャーの存在にハラハラドキドキすること。食べるものがない時代はフィクションでお腹を膨らませなくてはならないこともあったのだ。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
1960年にシャキシャキレタスのサラダを食べることができるなんてどんなセレブだよ!生野菜は寄生虫を心配しなくてはいけなかった時代、冷蔵庫や物流の進歩があって初めて食することができているものだらけなのだなあ、と飽食に慣れきった身を猛省です。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
かぶらずしの本場で生まれ育ちながら、かぶらずしが苦手です。かぶらずしそのものについて語るというより、寺田寅彦先生との思い出に触れた内容のようでした。人との思い出をつなぐ味。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
女中さんが釜のおこげで作ってくれたおにぎりの思い出なんだけど、女中なるものの存在が殊更お金持ちだけに許されたものではない時代の話。つまりは始末の話なので、ひょっとすると時代が変わるとおこげはわざわざ握って片付けるものではなく処分するものになってしまっているかもしれない。いや、高機能炊飯器でおこげそのものが存在しなくなっているかも。おこげの存在を知らない子にはもちろん始末なおこげおにぎりのおいしさも理解できないわけで。教えたくても教えられない。それを知っている世代にのみ許される味の反芻。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
シンデレラや白雪姫レベルの幸福な「いつか王子様が」譚。さかなクンにとってのまだ見ぬ王子様は「おさかな大好き」という気持ちをただ好きなだけで終わらせず、誰かの幸せに貢献するものとして自身の評価を上げることにもつながるというもの。いつか王子様が必ずやってくると信じていたのは本人以上にお母さん。いや、違う(どっちやねん)。お母さんは王子様がやってこなくてもよかっただろう。息子が自分の”好き”で満たされて幸せでいられるならば。さかなクンの”好き”に何かを見出したのは周囲の勝手。
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ユーザーデータ

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
160お気に入られ10月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/10/01(5168日経過)
記録初日
2010/10/03(5166日経過)
読んだ本
4761冊(1日平均0.92冊)
読んだページ
963640ページ(1日平均186ページ)
感想・レビュー
3530件(投稿率74.1%)
本棚
11棚
性別
職業
自営業
現住所
兵庫県
外部サイト
URL/ブログ
http://connectron.love/
自己紹介

母が本を読みながらゴハンを食べる人だったので、私も本がないとゴハンが食べられない人になってしまいました。

2大あがめる物書きさん
・小田嶋隆センセ(東京まで講座うけに行ってました)
・重松清さん(コタツの上のみかん1個からでも滂沱の涙のストーリーにするその力、爪の垢が欲しい)

仕事:気持ちと身体のモツレをほどきます。「気持ちが治れば身体が治る,身体が治れば気持ちも治る」がモットー。気持ちと身体の2つのベクトルからお悩み解決のお手伝い。

気持ちツール:NLP/ビジョン心理学/四柱推命/易/タロット 

身体ツール:氣鍼医術(鍼灸/経絡治療)

持病:多発性硬化症(特定疾患)

聞くもの:70年代ブリティッシュロックから始まり、パンク、ニューウェーブ、マンチェ、ブリットポップと一貫してイギリスもの。国内ならコレクターズ 、グルーヴァーズ 、カーネーション、モンスターロシモフ 、ワイルドチルン、PIGGS

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