よく年寄りが「昔は良かった」と言うように、記憶というのは思い出すたびに悪い所が削れていくもの。しかし強烈なトラウマとなると話は変わって、思い出すたびに過去のトラウマが濃く重なって、実際より大きなトラウマになってしまう。そしてその大きなトラウマが凝り固まった思想を産み、前を向けなくなってしまう。人によって生まれたトラウマは人によってでしか直せない。頭ではわかっていても、凝り固まった思想が人との関わりを許さない。八方塞がり。だから「怪異と出逢う」みたいな、トラウマより強烈なイベントが必要なんだと思いました。

面白かった。

よく年寄りが「昔は良かった」と言うように、記憶というのは思い出すたびに悪い所が削れていくもの。しかし強烈なトラウマとなると話は変わって、思い出すたびに過去のトラウマが濃く重なって、実際より大きなトラウマになってしまう。そしてその大きなトラウマが凝り固まった思想を産み、前を向けなくなってしまう。人によって生まれたトラウマは人によってでしか直せない。頭ではわかっていても、凝り固まった思想が人との関わりを許さない。八方塞がり。だから「怪異と出逢う」みたいな、トラウマより強烈なイベントが必要なんだと思いました。

道というのは歩く場所。歩き続けるうちはどんな場所でも道であり、仮に道が無くなったのなら、そこがその人にとってのゴール。脇道でも細道でも歩き続けたいなと思いました。面白かったです。

おもしろかった