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2026年1月の読書メーターまとめ

みさと
読んだ本
7
読んだページ
1956ページ
感想・レビュー
7
ナイス
85ナイス
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2026年1月に読んだ本
7

2026年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みさと
成瀬あかりシリーズ第3部。大学に入学した成瀬は、祖母の形見の振り袖で入学式に臨む。と思ったら式後のガイダンスには琵琶湖大津観光大使の衣装とタスキで。小中学校時代、人の常識の上をゆく成瀬は孤立させられたところにいたが、個性豊かな人が集う京大では周囲に受け入れられていく。途中で潰されることなく成長した鍵が成瀬と母親によって語られる場面があり、思わずほろりとする。初めて出会う人たちととともに前作までの登場人物たちが絡んでくる。ラストは親友島崎が登場。なぜか観光大使を一日共に務め、一緒に二百歳まで生きると宣言。
が「ナイス!」と言っています。

2026年1月の感想・レビュー一覧
7

みさと
歴史小説はウソまみれと断罪しているのではない。史料に残っていない歴史上の人物たちのセリフや心の内を描き人間そのものを書く、そのことによって人間はいつの時代も変わらないんだなと共感できるように書くことが歴史小説なのだ。史料を読むプロである歴史学者はそのようなことはしない、サイエンティストだから。しかし、小説家はそれをする、アーティストだから。もちろん、歴史上の人物が縦横に活躍するための調査は怠らない。読み手もそう心得ていれば「歴史小説のウソ」に惑わされることもない。最後に読み手へのリクエストがあるが、さて。
が「ナイス!」と言っています。
みさと
筑摩書房のPR誌に2020~25年に掲載された時事エッセイを再編集した46本。記事1つにつき3冊の書籍から論を引く。大きなトピックは、新型コロナによるパンデミック、ジャニーズや松本人志の事件に端を発した性暴力の顕在化、そして、長く首相を務め最後は暗殺された安部さんが残した負の遺産。世界では暴走するトランプ政権、プーチン政権による侵略戦争、イスラエルによるガザ虐殺。読みながら、この5年間、世の中ではこんなにも多くの事件があったのかと思い出しながら驚く。著者は「私たちに絶望なんかしている暇はない」と言い切る。
が「ナイス!」と言っています。
みさと
成瀬あかりシリーズ第3部。大学に入学した成瀬は、祖母の形見の振り袖で入学式に臨む。と思ったら式後のガイダンスには琵琶湖大津観光大使の衣装とタスキで。小中学校時代、人の常識の上をゆく成瀬は孤立させられたところにいたが、個性豊かな人が集う京大では周囲に受け入れられていく。途中で潰されることなく成長した鍵が成瀬と母親によって語られる場面があり、思わずほろりとする。初めて出会う人たちととともに前作までの登場人物たちが絡んでくる。ラストは親友島崎が登場。なぜか観光大使を一日共に務め、一緒に二百歳まで生きると宣言。
が「ナイス!」と言っています。
みさと
舞台は福島県の国見町、企業版ふるさと納税を財源に、コンサル企業が提案した事業を当該企業が中心となるグループが受注する案件を調査・追跡。過疎に喘ぐ小さな自治体に近づき公金を食い物にする過疎ビジネスの実態に迫る。行政が企業と癒着し出来レースの指名をし、地域の重要施策を企業に丸投げする。企業版ふるさと納税の制度の穴を利用して食い込む企業、その企業に事業をアウトソーシングして責任からは逃げる地方行政、行政のチェック機能を果たさない地方議会。現代日本の問題が炙り出される。真の地方創生とは何なのか、希望をも語る。
が「ナイス!」と言っています。
みさと
日本列島全土から二十数年かけて再話してきた約二千の昔ばなしから精選した百編を収録。再話とは、今のこどもたちが耳で聞いて分かるように言葉や形を整えること。お国言葉で伝承されてきた昔ばなしを、現代の標準語にしたもの。おじいさんとおばあさん、和尚さんと小僧さん、旅人と盗人、さらに鬼などおなじみの登場人物たちが繰り広げる、愚かに見えた人が実は賢かったり、失敗が成功に転じたり、怠け者が大活躍したり、思わずくすりとする短いお話しが次々と。さるかに合戦や一休とんち話の原型と思われるものもあり、発見がいろいろある。
みさと
ルッキズムは新しい概念だが、もともとは会社など人が働く場所で外見を理由に不当な扱いを受けたりする差別に対する問題だった。しかし、今ではもっと広い意味で使われている。白人で、スタイルがよくて、シスでヘテロが基準とされているなど、社会の中で「美しい」とされる外見に偏りがあるなど個人を超えた社会の問題であるのに、自分は美しくないと思い込み劣等感やコンプレックスに苛まれたりする、個人の問題として捉えられてしまっている。見た目を気にすることなく生きられる社会は、どうしたら実現できるのか。みんなで考える、その第一歩。
みさと
「アナキズム=無秩序、テロ」の図式はもう古い。というより意図的に作られた思い込みだ。アナキズムは支配に服せず自分のことは自分で判断し、地域のことは地域で話し合って決めていくこと。ジェイン・ジェイコブズ、ヴァンダナ・シヴァ、森政稔、カール・ポランニー、デイヴィッド・グレーバーら5人のアナキストの生き方と思想を追い、資本主義と都市開発、遺伝子組み換え、新自由主義と官僚社会に抵抗し、自由な世の中を構想するための道筋を探る。現代の何がおかしいかを言語化し、やられっぱなしでいられない力が湧いてくるのを感じさせる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/05/08(3214日経過)
記録初日
2017/04/19(3233日経過)
読んだ本
905冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
226502ページ(1日平均70ページ)
感想・レビュー
905件(投稿率100.0%)
本棚
34棚
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