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2026年2月の読書メーターまとめ

もけ
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11
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感想・レビュー
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2026年2月に読んだ本
11

2026年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もけ
読もう読もうと思っていた本をようやく手に取る。読んでみて、うお、めっちゃ森だな、とびっくりした。文字を追っているだけなのに、空気感がめちゃめちゃ森なのだ。あと詩的。理想の音と運命的な出会いを果たし、調律師の道を選んだ主人公。彼は多くの人と交わりながら研鑽の日々を送るわけだが、どういうわけか、わたしには彼の魂が常に森に在るように思えて…。霧深い森の奥から、無垢な魂が手探りで世界とつながるようなテキストだな、と思いながら読んでいた。とても新鮮。「美しい箱はいつも身体の中にあり、僕はただその蓋を開ければいい」
が「ナイス!」と言っています。

2026年2月にナイスが最も多かったつぶやき

もけ

さっき書いた感想の話。「惜しむらくは、~こと」という用法。これって「こと」が重複する誤用なのかな?としばし悩んだものの、わりと馴染んだ用例なのでそのままGOしてしまった。文法的に気になることがあると、いろいろ検索したりコーパスに頼ったりもするんだけど、はっきり結論がつかめなことも多く……いつも解決しないままの疑問を抱えている。野生の国語学者とか、どこかにいないかしら。

もけ
2026/02/19 20:25

「惜しむらくは」は副詞的に用いるとのことで。つまりアレですね……「惜しむらく」と意味的に近くて馴染み深そうな例を挙げれば、「残念なことに間に合わなかった」みたいな使い方がふさわしそう、と。実は私も当初、NDLではないのですが、別のコーパスで「惜しむらくは」を調べまして……その際に「惜しむらくは〜ことだ」の用例があまり出なかったため疑問を深めていたわけなのですが、副詞というキーワードを聞いてそうか、と思いました。なんとなく肌感覚では「惜しむらくは〜ことだ」の方がよく流通しているような気もしていたのですが、

もけ
2026/02/19 20:26

面白い結果ですね。副詞的な用法にはあまり馴染みがなかったのですが、今後はうまく活用して、なるべく違和の少ない運用を心がけてゆきたいと思います~。いつもこういう文法的な疑問を抱いても、なかなか解決する術を持たないのですが、今回はmisliaさんのような方のお話が伺えてとても幸運でした。お調べいただいた内容や調査過程など、めちゃめちゃ興味深くて楽しかったです。NDLの存在も知れたので、今後は私も活用してみます。この度は本当にありがとうございました!

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2026年2月の感想・レビュー一覧
11

もけ
作家と編集とおいしい手土産。そして日常の謎。劇的なドラマはないけれど、穏やかな起伏がハートにやさしい良作。とにかく冒頭のつかみがいい。姿なき秘書の話から始まって、幻の羊羹、消えた詩人の謎、と続く導入におっ、と心を掴まれる。謎解きも大仰すぎず、でもほどよい意外性もあり。表に出てこない引っ込み思案な探偵役といい、物語のピースがどれも小粒ながらもおもしろくて、楽しい読書だった。ところでわたしもレモンのお菓子が好きなので由佳里さんに親近感。あと、一瞬で散る花火みたいなのにずっと消えない、彼女の初恋エピも好き。
もけ
2026/02/24 21:54

シャイな探偵と担当編集によるほのぼの推理もの、ということで、ちょっと北村さんの覆面作家シリーズを思い出した。どうもわたしはこの手の雰囲気が好きらしい。

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もけ
読もう読もうと思っていた本をようやく手に取る。読んでみて、うお、めっちゃ森だな、とびっくりした。文字を追っているだけなのに、空気感がめちゃめちゃ森なのだ。あと詩的。理想の音と運命的な出会いを果たし、調律師の道を選んだ主人公。彼は多くの人と交わりながら研鑽の日々を送るわけだが、どういうわけか、わたしには彼の魂が常に森に在るように思えて…。霧深い森の奥から、無垢な魂が手探りで世界とつながるようなテキストだな、と思いながら読んでいた。とても新鮮。「美しい箱はいつも身体の中にあり、僕はただその蓋を開ければいい」
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もけ
た~のし~!もうはちゃめちゃに楽しい。やっぱりわたしの読書の原点は「わくわくしたい!」なんだな、と再確認した。男装女子が俺様暴君の執事として魔法学校に入学する、ラブコメファンタジー。どっかで聞いたような要素が満載だが、二番煎じに甘んじることなく独自の面白さを打ち出したニューエンタメ。思ったのは、やはりよいファンタジーは世界観がいいな、ということ。未知の世界を知るよろこびを与えてくれる。もちろんキャラやその関係性にも興味が尽きないし、恋とバトルにも期待大。なにより作品そのものにパワーがあるところがよい。
もけ
2026/02/15 21:24

キャラについても少し。不遜な俺様と優しい王子様って超王道なVS構図なんだけど、この作品の場合、“椿にとって同じ痛みを共有できるのは伊織だけど、憂いを吹っ飛ばしてくれるのはマリスである”ってとこがいいんだよな。わたしは基本、俺様キャラは守備範囲外なんだが、マリスの綺羅綺羅しさには謎の説得力があって好き。もちろん、逆境にめげない椿ちゃんも好きなので、今後も格好いい姿がいっぱい見れたらうれしいなー。

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もけ
グロテスクなんだけどメルヘン。次々と語り手を入れ替えながら、とある幽霊屋敷の不穏な来歴を描く幻想ホラー。ひとくちにホラーといっても怖ろしさはあまりなく、どこか郷愁を誘う読み心地。子どものころ憧れた物語の中の洋館を思い浮かべながら、絵本の頁をめくるような気持ちで、もしくは額縁の中の絵を眺めるような気持ちで読んだ。お気に入りは「私の家へようこそ」と「俺と彼らと彼女たち」。前者はほがらかに狂気をはらむ感じがよいし、後者は本書で唯一のコメディリリーフぶりが好き。正直、とてもアップルパイが食べたくなる本だった。
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もけ
ネタバレ土俗信仰×クライムサスペンスというカオスな一冊。宝石強盗グループ VS カルト山賊一家 VS まぎれこんだ怪異ってどんな状況?と思いつつ楽しく読んだ。とにかく「六人いる!」の瞬間が最ッ高に面白くて好き。謎の黄色い果実が気付けとなって脳髄に光が差す描写がメチャクチャいいんだよな。ただ惜しむらくは、そこが最高潮で以降の展開が微妙に期待値を超えてくれないこと。やまのめの話が知りたいのに、みんなごうつくばりだからダイヤと命を奪い合う一方で…。でもホラーらしいオチといい、最後まで楽しませてくれる良エンタメだった!
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もけ
シリーズ九冊目はマメ捜索編。なるほど、そことそこが繋がるのか。世間って狭いなあというか、縁がひきよせあっているというか。市松人形とマメが、澪の知らないところでどんなふうにコミュニケーション(と呼べるのかはわからないけど)を取り合っていたのかが気になるな。それにしても澪が切羽詰まってた八、九巻は読んでいてもしんどかったので、今回で解決してくれてよかった。次巻からは通常業務に戻るのだろうか。いろんな怪異にさくさく遭遇できる通常業務のテンポ感が好きなので楽しみ。とにもかくにも、マメ、おかえり〜〜!!!
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もけ
なんか今回の一話め長くないか?と思ったら、丸々一冊ワンエピソード巻だったのか、どうりで。とはいえ一冊引っ張るにはちょっと話が地味すぎる気も?調査は同じことの繰り返しでなかなか進まないうえ、なぜか澪がネガティブスパイラルに陥っているため、焦れる焦れる。てか正直、なんで澪がいきなり焦りだしたのか全っ然わかんないんだよなあ。マメの不在がメンタルに響くのは理解できるが、前巻では流血沙汰になるほど体張って自分の役目をまっとうしたというのに、何を焦ることがある。にしても次郎の澪を励ます台詞がちょいちょい意味深~…。
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もけ
男性限定の料理教室に通うのっぴきならぬ男たちと、謎めいた講師・小鳥遊りらによる、おいしい明日への群像劇。年齢も立場も違う、互いに「なんだこいつ」と思っていそうな男たちが、徐々に仲よくなってゆくさまを見るのは妙な楽しさがある。鼻持ちならねえダメ夫・萩原が面白キャラと化してゆくさまも必見。男たちの連作短編としても十分面白いのだけれど、個人的には終盤、なし崩し的にりらの物語へとなだれ込んでゆく話運びがとても好き。男たちが集結して、彼女のためのミッションが走り出した瞬間、思わず笑い出したくなってしまった!
もけ
2026/02/03 21:07

余談。さすが「七度笑えば、恋の味」の古矢永さんだけあって、繁田が安定のイケじじい。いかつい見た目に反して、何かと面倒見のよいところが素敵だった。あとこれはネタバレなんだけど、参鶏湯。〇〇相手っておまえじゃなかったのか……ッ! //引用「料理も育児も、イベントじゃないんです」「楽しくなくて、当たり前」/「家族って不思議で、ついひとつのシナリオで共演していると思いがちですけど、(中略)ひとりひとり、全然違うストーリーだと思うんです」

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もけ
やっぱりわたしは悶々と迷走する人間の話が好きである。というわけで「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」がなんともいえず好きだ〜。眠れぬ夜のとっておき夜食、をテーマとした本アンソロジー。その冒頭を飾る話としては少々異色かなとも思うのだが、フェイドアウトを決めこむ彼氏相手に独り相撲を繰り広げる女性の「錯乱」ぶりとその描かれ方がおもしろくて、一文一文じっくりと読んだ。「ベルさっさ」や「ふ、ふ、ふ」等、少し横道に逸れた語りで主人公の心理を浮き彫りにしてゆく筆致が好き。現在と過去を行き来する(つづく↓)
もけ
2026/02/01 15:42

構成はやや読みにくくもあったが、○○まで交錯させる大胆さには負けた。ほか、ほっこりおいしい系の話としては、冬森さんと八木沢さんがよかったな。うしみつ屋はお邪魔してみたいし、“ワケアッテ”の三段活用には脱帽。│ネタバレ余談。それはそうと、夜分に突然来といて「簡単なのでいいからちゃちゃっと」と夜食を求めてくる彼氏(しかもおいしくないからって食べ残して寝る)めちゃくちゃ腹立ちません??ご自分でお作りになってはいかが??とプンスカしてしまったわ。つか、一人暮らしなのにバターがあっただけ陽茉莉はえらいッ!

が「ナイス!」と言っています。
もけ
ネタバレ今回ばかりはネタバレ御免、で書かせてほしい。いや、七巻の澪ってばひたすら酷い目にあいすぎじゃなかった!? 浮かれ御曹司のせいで洒落にならん怪我を負い、伊原の悪ノリのせいで事故りかける。これはひどい。とくに前者は、澪自身はリアムと次郎のせいじゃないと否定していたが、明らかに彼らのせいだが!?? 澪が許してもわたしが許さん!とマジでぷりぷりしてしまった。逆に晃の株は爆上がり。次郎さん、「俺で十分」と言うならほんっと怪我だけはさせんでくれよな…。そして最後の不穏な締め方。やめて~マメがわたしの癒やしなんだよう。
が「ナイス!」と言っています。
もけ
五巻まで読んで止まっていたのだが、久々に続きを読み始めたら、もうマメがかわいくってかわいくって。ひたすらマメの姿を想像してにこにこしていた。というわけで心機一転、新会社編スタートの六巻。冒頭、エレベーターにびびるくだりが地味に好きだな。エレベーターって、隔離されてるし地に足ついてないし、独特の心もとなさがあると思う。物語全体としては、今回は伊原メインなんだとは思うが、個人的には澪の成長ぶりに目が行った。自発的にいろいろ動けるようになっていて頼もしい。次郎との仲もそれなりに望みがあると思うので応援している。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/22(6340日経過)
記録初日
2008/06/01(6483日経過)
読んだ本
1227冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
387122ページ(1日平均59ページ)
感想・レビュー
1139件(投稿率92.8%)
本棚
12棚
自己紹介

ミステリとホラーと青春ものが主食。表紙で本を選びがち。
クローズドサークルや土俗もの、ボーイミーツガールに目がない。
語り口に独特の魅力がある作品が好きで、気に入った文章を収集する習性があります。

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