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2025年2月の読書メーターまとめ

なますだ
読んだ本
10
読んだページ
1743ページ
感想・レビュー
10
ナイス
94ナイス

2025年2月に読んだ本
10

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なますだ
ネタバレ物語は提供者の世話をする優秀な介護人キャシーの一人称で綴られる。自分の生い立ちを振り返りながら、煩わしくも特別な関係を築いてきたルースとトミーへの想いが語られていく。そこに語られる彼らの人生は、人間そのものであるのに、自分たちがなぜ生まれ、自分たちの役割を理解し、抵抗することもなくその運命を従順に受け入れている。自らのために生み出したクローンが人間ために死ぬことを当然と考え、平気で殺すことができてしまうのが人間であるなら、人間とはなんておぞましい生き物なんだろう。そんな世界にはどうかならないでほしい。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
10

なますだ
子どものころから贔屓の球団は変わらないし、大大大好きな選手だっていたし、仕事に明け暮れてた頃の楽しみは夜のプロ野球ニュースだけだったなんて時代もあった。ただ、この本を読むと「プロ野球ファンです」なんて言うのはおこがましくて、申し訳ないような気になってくる。ずいぶん長い間、球場に足は運んでないし、一試合をまるまる見ることもないし、新しい選手は覚えられないし。ただ、それはそれとして、押しがあるっていうのはすばらしい。もうそのことを考えるだけで幸せな気分になれるから。今シーズンは球場に野球を見に行こう!
なますだ
コインランドリーが無人じゃないことに衝撃をうけた。今時、店番がいるのが普通なのって感想はおいておいて、本作。ブラック企業を辞めて引きこもり状態になっていた茜さん。自宅の洗濯機が壊れ、意を決して向かったコインランドリーで店主の真奈さんに「お手伝いすることはありますか」と声をかけられたことをきっかけに、心が上向き、お店を手伝うようになる。いろんな事情でここへ洗濯にやってくるお客さんとの交流が描かれていくちょっとほっこりする作品。 馴染みのある場所が舞台となっていたことで、街並みなんかも想像できてより楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
なますだ
文庫本の半分、まさに手のひらサイズの本。こんな小さい本なのに、とても上質に製本されててとてもいい感じ。 その小さな本の中に、ほっこりするようなポエムが素敵な挿画と共に描かれている。このポエムが動物くくりなのもまた良き。 フル充電の時にながめてもさらっと読み飛ばしてしまいそうな短いことばたちが、ちょっと落ち込んだ時や元気のない時には胸の深いところに届いてくれそう。
が「ナイス!」と言っています。
なますだ
これはどういうんだろう?? まぁね、弟や妹が生まれてママがとられちゃったとやきもちを焼いて自分も赤ちゃんに戻るってちっちゃな子がやってる分には、かわいいねぇ~って思う。ただ、大人が赤ちゃんになりますって、カオスじゃないだろうか。現代社会、そこまでやられてる大人が多いのかな? 自分的にはあんまり想像したくないし、赤ちゃんに戻りたいとも思わない。
が「ナイス!」と言っています。
なますだ
日常あるあるな単純なゲームから、意外にブラックなゲームまで描かれていて、最近のヨシタケさんは、子供に向けてより大人に向けて「人生いろいろあるよ」ってメッセージ発信してるのかなって気がしてならない。 さて、最近仕掛けたのは、「ジョギング中、前を走る人にまかれなかったら勝ち」そういうゲーム。 ま、でも、勝ちか負けか2択である必要はないって思ってる方が、人生楽に生きられるような気がする。
が「ナイス!」と言っています。
なますだ
本著者は、絵本だけでなく、「あ、これも!」というようなところにまでけっこう幅広く活動されている人気ユニット。個人的に大好きな「パンダ銭湯」もこの方たちの作品。 基本的に、ほっこりしていて可愛い。 本作も、しかけえほんというだけあって、他愛ないんだけど、小さい子供が見たら飛びつくよなっていう内容になっている。 頭の固い大人になって、こんな発想うかばないな~ってちょっと自分が悲しくなってしまったことは忘れよう。
なますだ
短編で各所に挿画もはいってサクッと読み終わるけど、面白いし、考えさせられる。西遊記を模した話に人工知能をからめて、楽園といいつつ人類の終焉をみせつけられた感じ。「人間は物語が好き」って真理だと思う。わからないことが怖いことだと信じていて、わからないことをすべてわかりたいって思う人間のエゴが物語を作り出す。人間がこの先歩んでいく未来に、楽園は存在するのか。存在したとして、その楽園は居心地のいい場所なのか。感想は重めになったけど、とりあえず、五十九彦、珊瑚上、蝶八隗の痛快な活躍譚をもう少し読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
なますだ
ネタバレ物語は提供者の世話をする優秀な介護人キャシーの一人称で綴られる。自分の生い立ちを振り返りながら、煩わしくも特別な関係を築いてきたルースとトミーへの想いが語られていく。そこに語られる彼らの人生は、人間そのものであるのに、自分たちがなぜ生まれ、自分たちの役割を理解し、抵抗することもなくその運命を従順に受け入れている。自らのために生み出したクローンが人間ために死ぬことを当然と考え、平気で殺すことができてしまうのが人間であるなら、人間とはなんておぞましい生き物なんだろう。そんな世界にはどうかならないでほしい。
が「ナイス!」と言っています。
なますだ
ホーソーン・ホロヴィッツシリーズの第5弾。密閉された高級住宅地、そこで暮らす常識的で、平和で穏やかそうな人々。その生活をかき乱す新たな住人の殺害。ホーソーンが過去に捜査したこの殺人事件は、彼にとっては後味が悪く、真実を追求できなかったばかりか、結果的に、その時組んでいた相棒との関係も終わってしまった事件である。確かに今回のラストはちょっと辛かったけど、個人的にはシリーズで一番面白かった。前作あたりからホロヴィッツのずかずか具合に、けっこういらついているけど、この先二人の関係がどうなっていくのかは楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
なますだ
子どもたちのSDGsがテーマ。レビュー評価が高くて手にとったけど、自分には全くはまらなかった。1日2日で、まっさらな状態から事業として進めていけるほどのアップサイクルのプロトタイプが出来上がる時点で引いてしまった。中学生で起業している人はたくさんいるとか、相談相手は大学生のお姉ちゃんとか、そこまで若さを強調しなくても。さらには、ある程度まで出来上がったシステムが簡単に盗まれて、その犯人はとても賢い小学生って。うまくいってない友だちや家族の話も、中途半端に感じた。テーマはいいのになっていうのが正直な感想。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/07/19(2808日経過)
記録初日
2017/05/05(2883日経過)
読んだ本
597冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
164368ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
597件(投稿率100.0%)
本棚
8棚
性別
自己紹介

1カ月に4~6冊ぐらいのペースで読んでいます。
読んだ本は、リアルタイムにはIG(@namasuda)にてアップしています。
こちらへの反映は、少々遅くなります。

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