14歳の子どもに向けて書かれた、タイトル通りのわかりやすい依存症入門書。何気なく手に取ったら、止まらなくなって最後まで読んでしまった。依存症ってこういうメカニズムなのか……と理解できるのはもちろんだが、依存症患者を法で罰し、社会から追放してしまうような現状に警鐘を鳴らす。そしてこの本の最大の魅力は、「友だちが依存症だったらどうする？」という視点にある。筆者は「依存症とは、人に依存できない病」と書くが、本書を読み終えた14歳はきっと、彼らの大事な依存先のひとつになれると感じた。その具体的な方法も書いてある。

14歳の子どもに向けて書かれた、タイトル通りのわかりやすい依存症入門書。何気なく手に取ったら、止まらなくなって最後まで読んでしまった。依存症ってこういうメカニズムなのか……と理解できるのはもちろんだが、依存症患者を法で罰し、社会から追放してしまうような現状に警鐘を鳴らす。そしてこの本の最大の魅力は、「友だちが依存症だったらどうする？」という視点にある。筆者は「依存症とは、人に依存できない病」と書くが、本書を読み終えた14歳はきっと、彼らの大事な依存先のひとつになれると感じた。その具体的な方法も書いてある。