今更だけど一度は読んでおこう❄トンネルをぬけて雪国！しかし主人公の島村ぁ…またこのタイプの男‪💢そういう時代なのだろうか、デキル男でも無さそうなのに妙にスカして上から目線の物言い…そして狡い。が、駒子の歌や三味線が聴こえた瞬間、純な色気が溢れ、抒情詩のような世界が広がった。芸者をしながら必死に生きる駒子だが、日々のお稽古、本を読んだり日記を書いたり、清潔な暮らしぶりが感じられ、なんと言っても美しい情景描写。雪国の人々や四季折々の自然描写、腹立つけど素敵なんだよなぁ。はっとさせられる最後も意外でよかった。

4月1日から始まるので4月から読もうと思ったが、ちらっと読んだら面白くて止まらな〜い。毎日が斬新なポエムみたいな日記(>ᴗ<)！ 4/12おばさんたち「うちのシイタケを食べさせたいねえ…ウィーンの、ほれ、少年合唱団よ」!? 。 4/30 天使(子ども？)のことばが心を打つ「『キャンディ・キャンディ』の四巻だけ分厚いのどうして？」笑 。10/4「自分の胸に手を当ててよーく揉んでみろ…電話の向こうが、ブラックホールになる」笑 。 日常のアンテナの張り方、会話の拾い方が名人の歌人👏👏👏

モッコウバラ、からたち、菜の花、ハナモクレン、そして桜🌸各タイトルに花の名前がついていて春に読みたい短編。しかし東北新幹線で向かう故郷は必ずしも気安い場所ではなかった。波乱の人生の祖母の家へ、婚約者の実家へ挨拶に福島へ、仲の悪い母親がいなくなった実家へ、お友だちの死に戸惑う女の子は親戚のお姉さんの結婚式へ、それぞれを見守る新幹線の車内販売員さん。悩みのない帰省のほうが少ないのかもしれない。少し離れたところて咲いている春の花も新幹線のワゴン販売のお姉さんがそんな風に見ていてくれるのもうれしい。

今更だけど一度は読んでおこう❄トンネルをぬけて雪国！しかし主人公の島村ぁ…またこのタイプの男‪💢そういう時代なのだろうか、デキル男でも無さそうなのに妙にスカして上から目線の物言い…そして狡い。が、駒子の歌や三味線が聴こえた瞬間、純な色気が溢れ、抒情詩のような世界が広がった。芸者をしながら必死に生きる駒子だが、日々のお稽古、本を読んだり日記を書いたり、清潔な暮らしぶりが感じられ、なんと言っても美しい情景描写。雪国の人々や四季折々の自然描写、腹立つけど素敵なんだよなぁ。はっとさせられる最後も意外でよかった。

人気の街、下北沢はごちゃごちゃして分からなくて💦苦手でした。うろうろ疲れて、ふと素敵な店が見つかるとコツが掴めてドンドン面白いものが見えてくる街だったなぁと思い出した。さて物語、よしえは父親を不倫の果ての無理心中で亡くし、下北沢で母と暮らし始める。新しい街で地図を作るように一歩一歩生きていく母、ビストロで働きながら街や人を通して気持ちを整えるよしえ。混沌としたものが絡み合って、いつの間にか模様を作っている下北沢の例えからの人生観がなるほど。ばななｻﾝまた読みたいし、下北沢もまた行って迷いたい(*´艸`)