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2024年4月の読書メーターまとめ

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読んだ本
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感想・レビュー
30
ナイス
800ナイス

2024年4月に読んだ本
36

2024年4月のお気に入り登録
1

  • 杜のカラス

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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一見旨そうに見えて、不味い店がたまにある。店主の味覚を疑うが、往々にして本人は自信たっぷりだったりする。だから、パンどろぼうのように、直言し、気付かせてあげるのも思い遣り。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:35冊 読んだページ数:5775ページ ナイス数:1163ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/789562/summary/monthly/2024/3

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
30

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「ダンドリくん」を手にしたのが、35年前。本書は、明らかに、そのニュアンスを引き継ぐ。今でも一定のダンドリファンがいる証左。横山光輝の三国志を読み終えたばかりなので、その落差も楽しむ。
が「ナイス!」と言っています。
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一見旨そうに見えて、不味い店がたまにある。店主の味覚を疑うが、往々にして本人は自信たっぷりだったりする。だから、パンどろぼうのように、直言し、気付かせてあげるのも思い遣り。
が「ナイス!」と言っています。
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「世直し」を叫びながら農民一揆を主導した男でさえ、非人に落とされることに屈辱を感じる。それほど、身分制度の差別感は根が深い。とにかく藩主に天罰が下るまで読み進めることとする。
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身分の低い者は強くなるしかない。弱者を搾取する者は、暴力をもってでも倒すべき。本書が当時の学生運動家を感化したのも分かる。
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自然界の弱肉強食と、人間の身分階級を対比させ、両者は同じではないと述べる著者。頂点に位置する者が、他を統治するための恣意的な産物。見た目は変わらない、同じ血が流れるものを差別するというのが、人間、特に日本人のいやらしさ。
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先帝の思いに気付かず、戦いよりも気ままな暮らしを選択した愚帝劉禅。部下が懸命に戦う中、あっさり魏に降伏し、蜀滅亡。魏にそれなりの職を与えられた劉禅は、蜀が恋しいとは思わぬと公言したという。劉備、関羽、張飛、孔明等、民衆救済という大義を持って、命を懸けて蜀を立ち上げ、広げた先人の無念は如何ばかりか。愚者に権限を委ねてはならない。人民全てが不幸になる。今も同じ。
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土井晩翠作「星落秋風五丈原」の詩の意味が初めて分かったような気がする。孔明というたった一人の人物。それを喪うことによって、三国の命運が変わる。特に蜀。草々の思いを失い、反逆者も生まれ、後帝は怠惰し、転落の運命を待つことになる。大事なのは、後継を育てること。困難ならば、大義、信念、その方法を後世に伝えること。
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孔明に反骨心を持つ部下の魏延。蜀の禍根とならぬよう、魏の司馬懿を討つよう大義を与え、あわよくば魏延も絶とうと試みるが、敢え無く失敗。関羽、張飛等五智将健在の頃に比べ、部下の器が小さくなったことを嘆く孔明。彼も五十四歳。最も必要なのは後継を頼める者。
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早朝に起き、パンを焼き、朝食。その後、配達、店頭販売。売切御免とはいえ、働き詰め。夕食を取るとすぐ就寝。その繰り返し。忙しすぎる。だが、余暇も必要と口出しするのは、余計なお世話。日々、人との触れ合いの中で、喜びと生きがいを感じているはず。
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舞台の大事さを強調する著者。実際、コロナ禍で東洋館が休演中に、先輩芸人がバタバタと亡くなった実例も挙げる。人生百年時代と言われるが、生きがいが無ければ空しい。恐ろしくもある。
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司天台の占いに惑わされず、再度魏へ兵を出す孔明。初戦は司馬懿の策に嵌ったものの、リベンジを果たす。これも兵が孔明の恩義を感じればこそ。徳ある者が勝つ。
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所詮二世。先帝劉備の思いも分からず、酒に現を抜かす帝。挙句の果てのは、忠臣孔明にまで疑いの目を向ける。だが、孔明の先帝に対する思いはぶれない。帝を諫め、再び魏に攻め入る。敵将司馬懿も怯え、翻弄されまま。数十万もの友軍を集める始末。おそらく、孔明にとっては烏合の衆。
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智将に従わず、スタンドプレーをすれば敗れることは必然。その例が、蜀の魏延と陳式。同志が心を一つにせず、功名を争っていては敗れることは必然。その例が、魏の曹真と司馬懿。
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ことごとく孔明に裏をかかれ、大敗を続ける魏の曹真。自信喪失し、ついに病む。リーダーの資質が重大局面を左右する好例。現在の政局や経済界にもそれが当てはまる。その資質とは小手先の策ではない。大義の有無が前提にあることは言うまでもない。
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馬謖、スタンドプレーで山上に陣取ったがために、魏に大敗を喫し、軍法に照らし斬首される。だが、その采配をした孔明も自らの責任を痛感し、帝に自身の官職剥奪を申し出る。民衆に疑心を与えないことが治政の根幹であることを孔明は知っている。
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教訓臭さがないところがいい。純粋にファンタジーを楽しむ。
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おいしいパンを探す旅に出たいという子に、猛反発するおにぎり屋の父。理由は、自分の味覚に関する絶対的自信と、職へのプライド。「子は親の所有物」という誤った信念でなかったことが救い。最終、父も様々な生き方があることを悟り、子の背を後押しすることとなる。繰り返すが、子は一人の人格者。
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山岳小説にミステリー要素を加える。著者にとっては意欲作のつもりだったろうが、ドキュメンタリーを求めて手に取ると、物足りなさを感じるので御留意。ところどころに挿し込まれている「登山家に悪人は居ない」というセリフは、山岳だからこそ完全犯罪が容易という事実とコントラストを成している。
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馬謖は孔明を師と信じることができなかった。その慢心ゆえ、魏軍に丸見えで、攻めてくださいと言わんばかりの山頂に陣を張る。結果は蜀軍の大敗。天下泰平への夢から遠ざかる。師弟不二なくして大事は成さず。
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孔明の計略により、閑職に追いやられた魏の司馬懿仲達。その仲達が、魏の危機に面し、再び重職に用いられる。司馬懿の息子二人の才知も見事。後継が大事。いくら人物でも、後継が育たなければ何も残らない。
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魏の弱輩、姜維の策に嵌り、初めて敗走する孔明。ここは知恵比べ。この先の展開が気になる。
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孔明に七度リベンジしようとする南蛮の孟獲。このため、南蛮よりはるかに奥地、烏戈国の兀突骨大王に援軍を求める。象や猛獣を使って孔明を攻め立てるが、攻略にはまり烏戈軍全滅。またも捕らえられた孟獲は覚悟を決めたが、孔明に今までどおり南蛮の王として、これからは徳政をを行うよう命じる。孟獲は孔明に心酔してしまう。孔明としては、余計な憂いを取り払ったということ。これで、魏討伐に専念できる。孔明の遠謀に脱帽する。
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人は失敗してこそ学ぶ。それを、「あれが危ないこれが危ない」なじる者がいる。著者もその一人。日頃、細心の注意を払いながら事故に巻き込まれる人がいる現実を、どう説明するつもりか。
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前巻の孔明へのコメントを恥じる。孔明は孟獲を四度どころか七度捕らえ、七度許す。これも孔明の徳に信服させ、南蛮に反乱を起こさせないため。庶民がどれだけ心憂いなく過ごせるか。それを根本に据えた末の孔明の智略と分かる。
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得体の知れない友人達を毎晩家に上げ、酒を酌み交わし管を巻く父。学問の機会は与えたいと、借金してまで娘を有名私立大に入学させた父。著者は、そんな父に揉まれ、人間力を身に着け、今に至る。そんな父に、著者は悪態をついているが、愛情と尊敬が見え隠れする。
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山猫と分かった途端、下りるよう強要する運転手。それを、冷静に諭した山猫。運転手は、論拠に差別意識しかないことをおのずと悟る。私には、山猫のような度量がない。おそらく同じ暴言を受ければ、倍以上の声を張り上げて怒鳴り返すだろう。
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わずかと言えば語弊があるが、エド・ゲインが犯した殺人はおそらく二名。だが、死体からはぎ取ったデスマスク、人皮を使用した籐椅子、女性を吊り下げ、豚のように解体する等、今も史上最悪のサイコパスとしてその名を残す。凶行の原因は、神として君臨した母であることは間違いなかろう。母の死後、彼が襲った二名は、どちらも母に容姿が似ていたらしい。母は彼にとって一生頭が上がらない神だったが、自由を拘束する悪魔でもあった。まさに近親憎悪。
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孔明に四度捉えられ、四度放たれた南蛮の将、孟獲。こんな恥知らずに誰も付いてこようとは思うまい。しかも、後世まで、汚名を残してしまった。
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孔明の人心掌握術が南蛮人に通じるかどうか。地方には、独自の郷土愛がある。他文化に排他的でもある。ムラ意識は簡単には覆せない。更に、地勢も考慮に入れる必要がある。
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劉備死す。志半ば。人徳の人劉備のこと、先立った関羽、張飛との桃園の誓いを律義に守ったのだろう。だが、巨星堕ちても戦乱は止まない。世はダイナミックに動き続ける。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/09/01(2493日経過)
記録初日
2017/09/01(2493日経過)
読んだ本
4916冊(1日平均1.97冊)
読んだページ
910544ページ(1日平均365ページ)
感想・レビュー
4118件(投稿率83.8%)
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