ネタバレやっぱり高瀬さん好きだなあ。なんなんだろう、この感覚が合うというか、でも全部共感して好きってわけじゃなくて。『あしたの待ち合わせ』が一番好き。「だって、狛村くんはまだわたしのこと好きだし」いいな、いややっぱ嫌だな、が入り混じってしまう。絶対バカにしてくる人だっているんだろうけど、許せようるさいなって思う。『花束の夜』『いくつも数える』も好き。全てを言葉にして相手に伝えることなんて意味ない、徒労。円滑に当たり障りなく、でもやられっぱなしも癪だから少し毒を。他人に興味ないフリをするけど他人の目が一番気になる。

ネタバレこの構造はワクワクする。一体どこに進んで、戻ってくるのかと意識しながら読んだ。でも気づいたら物語に没頭してしまい、そういえば今はどこにいるんだ！とハッとする。段々、何が正しいとか合っているとか考えなくなっていき、ただ熱帯のなかを進んでいくのが気持ちよくなった。最終的にどこにいるのか分からなくなったけど、少なくとも熱帯の中に自分がいることは分かった。「この門をくぐることを決めたのはあなた自身なのです」

ネタバレなにこの生殖器、朝井さん？（笑）ツッコミのようなものが面白すぎる。正欲が重かったから軽めにしたのかな。表紙も白いもんな。私は同性愛者ではないから「分かる」とは言いたくないし言えないけど、諦めている分野について”しっくり”したいのは分かる。だってそうでもしないと活動する羽目になるんだもん。反抗して頑張らなきゃいけないから、”しっくり”してた方が楽。でもたまにその前提がないやつの無意識な言葉に苛ついて、結局”しっくり”きてないじゃんって気づくんだけどね。でもほんと、自分に関係ないことに対して反対してくんなよ。

ネタバレやっぱり高瀬さん好きだなあ。なんなんだろう、この感覚が合うというか、でも全部共感して好きってわけじゃなくて。『あしたの待ち合わせ』が一番好き。「だって、狛村くんはまだわたしのこと好きだし」いいな、いややっぱ嫌だな、が入り混じってしまう。絶対バカにしてくる人だっているんだろうけど、許せようるさいなって思う。『花束の夜』『いくつも数える』も好き。全てを言葉にして相手に伝えることなんて意味ない、徒労。円滑に当たり障りなく、でもやられっぱなしも癪だから少し毒を。他人に興味ないフリをするけど他人の目が一番気になる。

ネタバレいいな。ショートショート特有の面白さがある。小説とはまたちょっと違うんだよなー。どれも好きだけど、特に一作目の『椅子』が個人的に一番星新一っぽくて好き。SFからミステリー、日常ものと色々あって面白い。間違っている気がするけど喪黒福造みがあるというか。何回読んでも面白いだろうな。よく考えるとこんなに短いのに展開はちゃんと一転二転するし、フリもオチも綺麗ですごいよなぁ。