ネタバレ格言めいた何かを思いのままに書いたような本。 生きているということを災害生存者と表しているが、生まれてきたことに意味をもたせないことによって、人生にも意味をもたせないような、結構前向きな内容になっている。 また、死にも否定的な意見はなく、むしろ生まれる前にあった自分の空間に戻るだけというような感じだ。 苦痛に関しては「人間が鮮明に思い出せる」「人に眼を開かせる」など、さらに良い意味が読み取られる。 僕たちは、この世に生まれてしまったということにかなり敏感になった方がいいのかもしれない。

ネタバレ時間の感じ方ついて細胞、主観性、客観性、夢や空想、他者との相互主観に左右されることが書かれている。 時間というより近年のaiなどによる時間速度に関することも考察されている。 特に心に残っているのは、時間は文化に白湯されると言うこと。我々は西欧主体の資本主義「時は金なり」に飼い慣らされすぎている。 もう一つ。永遠に生きる男の話しがあった。 永遠に一人だけ生き続けたら何にも意味を見出せないだろう。 だから、対比として考えれば、死ぬから意味があるんだろう。 時間についてはもっといい本があるかも。

ネタバレ格言めいた何かを思いのままに書いたような本。 生きているということを災害生存者と表しているが、生まれてきたことに意味をもたせないことによって、人生にも意味をもたせないような、結構前向きな内容になっている。 また、死にも否定的な意見はなく、むしろ生まれる前にあった自分の空間に戻るだけというような感じだ。 苦痛に関しては「人間が鮮明に思い出せる」「人に眼を開かせる」など、さらに良い意味が読み取られる。 僕たちは、この世に生まれてしまったということにかなり敏感になった方がいいのかもしれない。