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2024年11月の読書メーターまとめ

onasu
読んだ本
16
読んだページ
4318ページ
感想・レビュー
11
ナイス
377ナイス

2024年11月に読んだ本
16

2024年11月のお気に入り登録
1

  • 桜もち 太郎

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

onasu
久しぶりでも、やっぱり伊良部先生はおもしろい。  のっけから先生はテレビのワイドショーにコメンテーターとして出演。当然の心配は、これまた当然にセットで出演の看護師のマユミちゃんのおかげで…。と、ここでは彩りだが局のプロデューサー氏の出立が、往時のフジを彷彿とさせるところがツボ!  いかにも治療っぽく無茶ぶりをすると、例によって気がつくと症状が和らいでいるという、もしやの名医ぶりは健在。それで言えば、ラジオ体操第2、ピアノ・レッスンだが、お母さんの出演や発達障害の話しもおもしろく、全話に甲乙つけがたし。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

onasu

地元のプラネタリウムに「大人のための天文教室」という催しを見つけて行ってきました。空調の効いた環境でゆったり眺めていると、何と眼をつぶっているのが何とも快適。(眠ってはいないですよ!)解説の方には申し訳ないですが、新たな楽しみ方を発見!、かもしれません。

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
2024/11/09 20:06

毎年、「プラ寝たリウム」のイベントがあるので、そちらもぜひ体験されてください。癒しの時間で眠たくなりますよね。

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2024年11月の感想・レビュー一覧
11

onasu
出直し神社の4巻目は、気難しい年寄りの看病はあるは、のっけから登場のお妙のお蔵茶屋も主な舞台になるし、狂骨先生も要所で登場と、これまでの主だった面々総ざらいの配役。  中身の方もタイトルの「宝探し」に始まって、それを引きづりつつも、お蔵茶屋での菓子合わせに駒を進めていくが、それもスムーズな流れで、且つ新たな登場人物もはめ込んでいる。  再読なんで、細部のそうだったっけ!が楽しみで、おけいの仄かな恋心は忘れていたが、千住宿で飛び込みでの活躍とか、そうそう!て方が多く、近日刊の続編がより楽しみになりました。
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onasu
共同通信社の記者が見つけた新聞の死亡記事に端を発した「行旅死亡人(行倒れ)」の身元探しのドキュメンタリー。それは僅か数行にあった目を引く内容(氏名不明、年齢75歳くらい、女性、右手指全て欠損、所持金(3,400万円)、死亡場所(自宅アパート))からだった。  これに目をつけた記者さんの眼力は流石だし、身元に迫る過程にも興味を唆られるが、リアル故の致し方なさで、謎は残されたままというのに何とも収まりの悪さが残ってしまう。  とはしても、(数年前の)ベストセラーとは頷かされる一作でした。
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onasu
今回は四宝堂を訪ねてきた客が、目的のものにまつわる昔語りをしていく。  その5話はどれもいいが、特筆するなら5話目の「奉書紙」か。何しろ、4巻目にしてやきもきしていた懸案に方をつけようというのだから。また、今回は昔語りということで、既出の客の出てくる話では、先代の祖父のことが綴られているのもいいし、そればかりでなく初めての客の思い出話しも逸品。  3巻目くらいから話が馴染んできたのか、心待ちにするシリーズになったが、懸案が片付いたなら、残念ながら終焉近しか?
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onasu
「一休さん」という昭和のアニメを見て育った世代にはドキュンな存在も、知られているのは幼少期と晩年のフィクションの逸話ばかり。尤も、その生涯を綴ったこちらでも、巻末の「この作品は史実をもとにしたフィクションです」が最も響いたのですが。(苦笑)  それともう一点響いたのが山名宗全との関係。これもフィクションでしょうが、これで初めて一休宗純という禅僧が室町期に実在していたと腹に落ちました。  禅宗については未知で、ストーリーをおもしろく辿っただけですが、木下さんの筆で一休さんの生涯を辿れたことは幸甚でした。
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筆者は鹿児島県鹿屋市で、こどもクリニックを開業されている小児科医で、診療の延長線上に絵本を上梓されたり、音楽会を催されたりもしておられて、そんな中で出会った人たちの6話。  各話はどれも印象深いが、ダウン症を始めとした難病を抱えた子でも、成人して才能(ここでは、イラスト、音楽、語学)を活かしている者もいるとは、ここで初めて実例を知った。  また、お医者さんの副業(?)としては、先ず作家さんが思い浮かぶが、こういう活動をされている方もおられると知れました。
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久しぶりでも、やっぱり伊良部先生はおもしろい。  のっけから先生はテレビのワイドショーにコメンテーターとして出演。当然の心配は、これまた当然にセットで出演の看護師のマユミちゃんのおかげで…。と、ここでは彩りだが局のプロデューサー氏の出立が、往時のフジを彷彿とさせるところがツボ!  いかにも治療っぽく無茶ぶりをすると、例によって気がつくと症状が和らいでいるという、もしやの名医ぶりは健在。それで言えば、ラジオ体操第2、ピアノ・レッスンだが、お母さんの出演や発達障害の話しもおもしろく、全話に甲乙つけがたし。
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onasu
「黒蟹県」という、県名を挙げていくと、あれ?、というような地味な架空の県に、その地の植生や方言をたっぷり混じえているが、ストーリーの方はいたって日常。ここには神も人の形でまぎれているものの、格別な活躍がある訳でなし。印象としては缶コーヒーのCMの宇宙人といった体。  その何処におもしろさがあるかと言えば、実在であれば、それはおかしいなんて言われそうなスポイルされた地方の空気感と、そこにちょっとした人生での気づきのようなものが。  終話はちょっと蛇足の感もあったものの、思わぬ拾いものを楽しんでこられました。
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onasu
世間に出回っている戦国武将の逸話とは、創作を元にしたもの、あるいは一昔前の解釈といったものが数多く、それらをこれは軍記物にあったが確証はない、これは新たにこう解釈された(あるいは真偽は不明)と整理してくれている。  収穫としては、高山右近が領地を去った後26年も加賀で世話になっていた(活躍もしていた)こと。  小説家として、史実でないことを切って捨てるのではなく、慣れ親しんだ話しとして扱っているのに親しみを覚えるし、何よりさっと読めてしまうのがいい一冊でした。
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onasu
中澤さんは「PTAグランパ」に続いて2冊目。主人公が気になるお年頃なもんで…。  というところで、先ずは熟年離婚に到った経緯だが、こちらは省略。続いては自閉症スペクトラム症の児童。先日はその当事者の著したものを読んだが、今回は保育園及び家庭の話しで、将来にも触れられていたが、とりあえずは災い転じて的な展開は一例として知識に。  次いではこれが最も刺さったが、人との付き合いを保って、且つ何かに関心を持つことで表情がよくなると。これは心しておかねば。  小説としては既定路線だったが、学びの多い一冊でした。
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onasu
既刊にもある科学をタネにした5編で、当然そこにも唆られるが、今回はその舞台、先ずもってが山口県萩沖の島と言われれば、ものぐさ者でも調べずにはいられない。  もう一つの楽しみが主人公の造形。今回も初話では真っ直ぐな地質研究者、次いでは時流に合わないフリーのWebデザイナーと様々。難を言えば、既刊より地に足が着いたような気がして、それが小説としていいかどうか。  そんなもやもやを晴らしてくれるのが、掉尾の表題作。徳島の姫ケ浦で中二の沙月と隣人の佐和がカナダ人の外国語指導助手と出会うが、その終着ぶりがお見事。
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onasu
生まれる前から「おやこ相談屋」と表札を掛け替えて、4冊目にしてようやっと赤児が誕生。  それは本命にして、前段には、娘のような歳の後妻を迎えた商家の隠居の(向後の)悩みに、将棋会所の常連客の家に狐の親子が棲みついたという、久しぶりに動物との会話が期待できる短編。  本命の話しでは、子の育て方について、信吾の妻の波乃と実家の商家で婿を迎えた姉・花江で考えが合わないが、立場の違いで期待するものが違うのは当然なんじゃないかな?  ここだけでなく、今回は全編を通じて、やや腹落ちがよろしくなかったか。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/11/04(5163日経過)
記録初日
2010/10/22(5176日経過)
読んだ本
2873冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
871063ページ(1日平均168ページ)
感想・レビュー
2543件(投稿率88.5%)
本棚
120棚
性別
血液型
A型
現住所
東京都
自己紹介

出掛けた折には、街を歩いてみます。  その街が舞台となった本、あるいは読メのつぶやきで触れられていることもある、町並みや商店街、(古)本屋、図書館、銭湯…、結構お目当てがあるものです。  近ごろ、立ち寄ってみるのは、お茶屋さん。味見させてくれて、話しを聞けるお店もあります。それでやっと、お手頃、且つ好みの茶葉が見つかりました。


古い建物好きになっています。洋館や日本家屋、古民家。読んだ本に関連するもの、それっぽいものを見ると、実物の迫力に圧倒されます。望む景色も大切。隙があれば、寝転んでみます。


ここのところ、立て続けにハートウォーミングなものを読んでいるような。んん、心が荒んでいるのか?否定は、しきれないものの、特に何があったわけでは…。
本選びは、心情を表すバロメータなのか。読メで、本占い?


昨年はアパートものをよく読みましたが、今年は書店・図書館ものがよく目に付きます。こんな風なジャンル読みがあるとは知りませんでしたが、読メのコメントには散見されます。これも、新発見ですね。


時代小説を読むようになって、たまたまテレビの時代劇の再放送を見たら、新たな興味を覚えました。へ〜と感心したり、それはないだろうと思ったり。時代劇もひと昔前のものの方が、俳優も多彩だし、金もかけていたので、見応えがあります。最近のものでは、「Jin」がCGを上手く使っていて良かったです。時代劇ではないですが、「謎解きはディナーの後で」は、たまたま1話だけ見ましたが、それだけで充分でした。どうせなら、初回が見れればよかったのですが。


多分というか、間違いなくけちなのでしょう。図書館を利用するようになって、全く本屋には行かなくなりました。ちょっとでも興味が沸くと、その本を図書館にあたりにいくので、読む範囲は拡がったように思います。  


気候がよければ、屋外の木陰で本を読むのが好きです。  
休みの日に時間が取れれば、弁当と飲み物を持って、チャリでお気に入りの広い公園へ。  
プチ遠出気分ですが、大敵は蚊。かゆみ止めは、必需品です。やはり虫避けスプレーも必要でしょうか。荷物は増やしたくないのですが。  
小高い場所や風の通り道にあるベンチなど、グッドロケーションが塞がっているとショックです。  



地元や知っているところが舞台の作品に出会うと、嬉しくなります。最近だと、秩父の山々や都内の神楽坂、椎名町、高円寺など。洩れなく好きな作家さんになりました。  

時代小説も読むようになり、未踏の分野に入植、楽しみが増えました。ブームだそうで、いっぱいあるのですね。ビギナーとしては、発見が多く、嬉しい悲鳴をあげています。   

本の入手は、図書館がもっぱらです。二ヶ所で常に予約数が満杯。ベストセラーでも、素早く予約する方がいて、脱帽です。こちらは、待ちの多いものを取消して運用しています。「本日返却」のコーナーでの拾いものも、図書館の楽しみのひとつです。   

読んだ本には、極力コメントを付しています。ただ、今ひとつのものは、どうしようかと。気に病むことでもないですが。お目に留められた際には、ナイスやコメントをいただければ幸いです。

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