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後半パートは、第三者から描かれる彼女の印象よりだいぶ自らを客観視し、きちんと現状を受け止めたり、クリティカルに自らの環境を見つめたりできる人物で安心して読めた(聴けた)。後半はなんだかうまい言葉が思いつかないが、教育的とすら感じる展開。
竹書房ホラーで育った自分は、今をときめく作家さんたちが礎とする洒落怖を通っていないということを悔しく思う。本当か嘘か分からないけどでも本当かもしれないという雰囲気を皆で共有し、盛り上げ、リライト·再話を続けながらその話ははっきりとした形を立ち表す。今流行りのホラーの源泉となる場だったんだろう。 川崎怪談読みたい。ある話が成立する過程にある恐ろしさを味わいたい。 まずは、また、祓除が見たくなりました。なんだか忙しくなります。
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