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2024年2月の読書メーターまとめ

九瀬樹
読んだ本
10
読んだページ
2925ページ
感想・レビュー
10
ナイス
474ナイス

2024年2月に読んだ本
10

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

九瀬樹
ノンフィクションということだけど、どこかで小説であって欲しいなぁと思っている。近くで見てきた大崎さんだから書けたものだろうけど、村山九段がどんなことを考えていたのか、本当のところはわからない。村山九段が残した言葉を手がかりにしたい。「人間は常に主観的で、自分自身の痛みでしか他人の痛みを理解できません。ですから体に障害があったり重い病気の人の気持ちを真に理解することはありません。哀れみも同情もありません。常に対等という意識です。」まだ理解しきれませんが、どんな世界に生きていたのかと考えてしまいます
九瀬樹
2024/02/12 19:12

師匠の森さんとの関係が素敵だ。三谷工業のおじさんも。

九瀬樹
2024/02/12 19:16

将棋のことはよくわからないけど、羽生九段をはじめ村山九段と関わった棋士がまだ現役で戦っている。見る目が変わる気がする

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

九瀬樹

句読点が話題になっていましたが、句読点ていつからあるんだろう?博物館で古い文書をいくつもみてるはずなのに思い出せない。だから×でなく○で必ず終わる日本語と言われても少し疑ってしまう

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
10

九瀬樹
先日は、百閒に関する本を読み、杉浦非水の展覧会に行けば非水の出身校が松山東であることを知り、読書経験の少ないわたしでもシンクロニシティ!とか思ってしまう。小説を読む方だったらおぉと思うことが多いんじゃないでしょうか?文学って作品によって人を知るのではなくて、作品をとおしてその作家のようなものの見方をする人がいるということを知ることなのかなぁと考えたり。伊集院さんが明治帝と乃木希典を取り上げるあたり、司馬遼太郎が子規をどんな風に描いていたか、振り返りたくなりました
九瀬樹
2024/02/25 12:51

「災害は忘れたころにやってくる」と作中で寺田寅彦が語る。およそ120年ほどとか。漱石は「人間が、前の災いを忘れる歳月でしょう」と応える。最近災害が頻発するのは、もの忘れが酷くなったということでしょうか?

が「ナイス!」と言っています。
九瀬樹
「ノボさん」で描かれた子規と漱石の物語の漱石サイド。伊集院静さんの文学としてなぜもう一度「子規と漱石」を語る必要があったのか、考えながら読みました。漱石が深められるのは面白いんですけどね。「月が綺麗ですね」伝説が生まれる背景がさらりと書かれていて、にやりとしてしまいました
が「ナイス!」と言っています。
九瀬樹
【家本】ポスター集で東京地下鉄道のポスターをみてはじめて知った非水。その後チャンスはあったもののなかなかご縁に恵まれず、家人が入手したこちらを。昨年東京に行ったとき、「百花譜」を見ることができましたが、今回、博物図ではないデザイン性の高さみたいなものを感じました。ぱらぱら見るタイプの本で、渡欧後の作品は急に洗練されたりだとか、もっと勉強させてもらえるとありがたかったなぁと思ったりしました。写真を撮っているのを撮られているスーツ姿の 非水の足元に油断があるところ、親しみを覚えました
九瀬樹
2024/02/25 12:35

ご縁に恵まれずと書きましたが、調べると愛知県で展覧会が開かれていたので行ってきました。想像と異なる大きさや刷り。実物を見るって大事だなぁと思いました。

九瀬樹
2024/02/25 12:37

非水、非水と頭のなかで繰り返すうち、ひすいは翡翠に通じるのではないかと思いついたり。たぶんこの表紙にも影響されてる…

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九瀬樹
【古本】茨木のり子さんの文章で井上光晴さんを知り、気になっていました。そこでたどり着いたのが、娘さんである井上荒野さんのこちら。「ひどい感じ」。茨木さんは褒めたはりましたけど?(笑)。真実と事実の違いなんかをあらためて考えたり、荒野さんが父を「物語」ったというのであれば、小説(フィクション)の可能性もあるわけで、この作品はえらく複雑な構造なんじゃないかと頭をひねったり。全身小説家と呼ばれた井上光晴の物語だけあって井上親子の小説観に触れられた気もします(ただ、すべてを理解できたわけではありません)。
が「ナイス!」と言っています。
九瀬樹
【立ち読み・コメダにて】本を忘れてきたおかげで出会えた本(喫茶店でよかった)。こころが軽くなります。だれも傷つけないような振りをして、しれっと毒を放つ(ときに猛毒)。なんてことは「なみうちぎわに か」いたほうがいいですね。
ミニたま
2024/02/19 16:24

ケガの功名。良い本を読めて良かったですね😊

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九瀬樹
阿房列車に登場するヒマラヤ山系こと平山三郎氏が、百閒先生を語る。書かれた内容はもちろんその文章(文体?)からもそこはかとなく百閒先生を感じます。ところで百閒なのか、百間なのか?「閒」は、間の正字なんだとか。はじめはご自分でも百間と署名されていたようで、そんなことも考え合わせると、もちろん百閒先生の正字へのこだわりということもありましょうが、山系氏が「むかしは、もっと癇症で、…」と書かれており、「閒」が通じるなぁと。ご自身を客観視して笑いを誘う百閒先生らしくもあるんじゃなかろうかと勝手に考えています。
yumiha
2024/02/19 17:36

読了、おめでとうございます🍀

九瀬樹
2024/02/19 18:26

yumihaさん、ありがとうございます。楽しく読むことができました。阿房列車を読み直さないと

が「ナイス!」と言っています。
九瀬樹
ロシアによるウクライナ侵攻当初のトルコ外交をみてその独自性はどこから生まれたんだろうと思い、国父を知れば理解できるかなと。建国初期の主要人物に女性がいたことに驚いた。しかものちには軍隊での階級も得ている。これはオスマン帝国が多民族多宗教だったことに関係があるんじゃなかろうか。共和国建国にあたり、トルコ“国民”を生み出す必要に迫られたとはいえ、多様性が失われる。クルド人への弾圧もここから始まることを考えると、残念。オスマン帝国を含めてトルコについて少し見方が変わる読書でした
九瀬樹
2024/02/17 22:43

西洋化を進めたり、とんでも歴史理論で民族の歴史を粉飾し一体感を高めたり、明治維新以降の日本と比較する言をどこかで見た気がするけど、なるほどなぁと思った

九瀬樹
2024/02/17 22:49

兵士に讃えられる指揮官というのはどこかでローマのインペラトルのことが思い起こされた。その後彼が国のリーダーになることを知っているからかもしれないけど

が「ナイス!」と言っています。
九瀬樹
ノンフィクションということだけど、どこかで小説であって欲しいなぁと思っている。近くで見てきた大崎さんだから書けたものだろうけど、村山九段がどんなことを考えていたのか、本当のところはわからない。村山九段が残した言葉を手がかりにしたい。「人間は常に主観的で、自分自身の痛みでしか他人の痛みを理解できません。ですから体に障害があったり重い病気の人の気持ちを真に理解することはありません。哀れみも同情もありません。常に対等という意識です。」まだ理解しきれませんが、どんな世界に生きていたのかと考えてしまいます
九瀬樹
2024/02/12 19:12

師匠の森さんとの関係が素敵だ。三谷工業のおじさんも。

九瀬樹
2024/02/12 19:16

将棋のことはよくわからないけど、羽生九段をはじめ村山九段と関わった棋士がまだ現役で戦っている。見る目が変わる気がする

が「ナイス!」と言っています。
九瀬樹
さまざまな理由で打ち捨てられた駅の写真集。やっぱり経済的な理由が多い印象。政治や戦争による分断で鉄路が途切れることも。弾痕が残る駅舎の写真にはこころが痛む。原発事故で廃線になったチョルノービリの駅も。一瞬チョルノービリって?ってなったけど、これも政治が絡んで呼び名が変わったんでしたね。日本でもローカル赤字線の存廃が話題になっているけど、廃止して鉄道“網”でなくなってしまったら、困ったことにならないかしら?と複線化が進んで便利になった高速道路を思い浮かべながら考える
が「ナイス!」と言っています。
九瀬樹
翻訳された小説を読むってどんな価値があるんだろう。言葉のつらなりの芸術性を味わうのが文学のひとつの側面だとしたら、最初から負けいくさである。似たようなモチーフは日本の小説にもありそうだなぁなんて思いながら読んだ作品もある。時代や土地の違いをこえて人としての普遍性を見出だすこともあるかもしれない。それはそれでちょっとした絶望を感じたりもする。あっ、収録されているお話し自体は面白かったですよ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/11/14(2328日経過)
記録初日
2009/08/10(5346日経過)
読んだ本
912冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
240415ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
873件(投稿率95.7%)
本棚
38棚
性別
自己紹介

ぼんやり生きています。
ぼんやりしているので、同じ本を2冊買わないようにするために利用しています。


通りすがりにナイスします。
不快な方は申し訳ありません。


本も“出会い”だなぁと思っています。

みなさんの読書に出会いのチャンスをいただいています。
ありがとうございます。

感想って便利な言葉だなと、あらためて。
本の内容を離れて、感じたこと、想ったことを書いています。
本を読んで感想を書くことは、自分との対話かも、とかとか
(できれば、あらすじを書くだけにしたくないし、評論もしたくないなと)

読書は
「言葉を食む」ということかもしれないと考えたりしています。
いつか代謝されることもあるのかな?

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