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2024年10月の読書メーターまとめ

ねここここコッコ
読んだ本
21
読んだページ
5972ページ
感想・レビュー
21
ナイス
150ナイス

2024年10月に読んだ本
21

2024年10月のお気に入り登録
3

  • 木々
  • ちょろこ
  • よう@読メ野鳥部

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • 轟直人
  • 木々
  • 中玉ケビン砂糖

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ねここここコッコ
ネタバレヒリヒリと擦り切れた印象。男女グループが疑問を解決するために調査に乗り出すのだがわくわく感が少しもなく、とてつもなく深い穴の底をみようとしているようなそんなストーリー。キャラに共感できないのは私自身学生時代、省エネで文化祭を初めとした学校行事は、クラスメイトの手伝いはするけど、別に文化祭自体必要なくない?と思っている人間だったからだろうなw。関谷が生贄になったのも、名家の人間だから担ぎあげられたと納得。物理的な死よりも、生きたままに死ぬることの方が数億倍簡単で、そして恐ろしいものだと教えてくれる本だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ねここここコッコ

お気に入りさんが増えないの、こちら側が感想にナイス★しないから(一因として)だよなぁ……たぶん。 以前に友人から勧められた本を読んで、まじで面白くなくて、怒りさえ覚え「捨てたろか、この本」っておもったけど、後でその友人に感想を聞いたら『なるほど、そういう見方をすれば確かにおもしろかもしれない』となって他人の解釈や感想を読みたいからなのに、自分のすきな本ばっか読んで本末転倒だよなぁ…

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2024年10月の感想・レビュー一覧
21

ねここここコッコ
ネタバレねのこく、の松吉の話術すごい。宴会だけじゃなくて、お地蔵さんのお代も出させるんだから。そして初めは恐怖におのにきながらも幽霊を哀れに思い、拝み屋のばあさんに金を払うおせっかいぶりには毎度のことながら温かい気分になった。そめさし、は若い二人の恋の行方は…?とハラハラしたものの最後はお染さんの空回りに終わる。お染さん初期登場時のちょっと話しかけづらい色香を漂わせる妙齢の女性、なイメージだったが万松コンビに毒されたなぁ笑、と。わけあり、では天涯孤独の万造のおっかさんが二人もいていいなぁが刺さる、最高の一冊。
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ねここここコッコ
ネタバレどハマりして一気読み。期待を裏切らないシリーズ。いつも、ぐだぐだのお酒の席から始まる物語が、今回は殺人からはじまり、不謹慎ながらわくわくした。死人が出ていながらも暗い物語にはならないのはいつもの万松コンビのおかげだろうな、と。そしてオチが最高。猫を愛する松吉と、猫をなんとか取り戻そうとしながらも、割と真面目にくだらないことを考えるメンバーに癒される。「アワでーす」の天狗の面をとりあえずつけて隠す…のには噴出した。そしてなんだかんだ言いながら手を貸す鉄斎さまが相変わらずかっこいい。(鉄斎さまが推しですw)
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ねここここコッコ
ネタバレふろしき、が特によかった。若者らしい暴走を見守る長屋(の一部)の面々。これでおさまるかと思いきや最後には市井を騒がせたお殿様への皮肉の利いた意趣返しがあざやか。辰次の恋の行方も、切ないようで万松コンビがいい感じに笑わせてくれるので読んでいて楽しい。このシリーズはいい感じのところにオチが付くので安心して読める。先がまだまだ長いので楽しみだ。
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ねここここコッコ
ネタバレ万松コンビが毎度首を突っ込み、役に立ったり、面倒ごとをよけい面倒にしたりしながら解決するスタイルがいい。お金がないのに酒ばかり飲んでいるが、なんだかんだ幸せに生きているのをみると、いろいろあるけれど笑ってるのが一番だと思えてくる。御札を買いに行って酒(本人たちはお神酒と主張)を買ってくるのにはさすがに呆れたが、よく考えればある意味、合理的なのかもしれないw
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ねここここコッコ
ネタバレ昼間から深夜1時になるまで一気読みしてしまった。題名からドロドロした一族物を想像したが私は全くそうは思わずそれぞれの「生」の物語であると感じた。まず、かな子がいい。妾の子という自分の立場を悔しいと思いながらも理解し、ままならない日々を送りながら現状を抜け出す糸口を虎視眈々と探っている。かな子のすごいところは相手の気持ちを理解していながら、同情しないことだ。自分に対してもそれは同じで、妾の子でありながらも産まれたのは自分の意志ではないと、スエや花に対して気後れすることなく、自分にも学ぶ機会が与えられ 続→
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ねここここコッコ
ネタバレ千代様がいい!行動力のあるお嬢様はやはり見ていて痛快。ヒロインの鹿乃子が少し前までは嘘が聞こえたら他人事でも勝手に落ち込んで悩んでいたが、かなりスルーできる&恐れることなく自ら助言するようになっている変化もいい。祝の口達者は読んでいて爽快。そして、なんといっても澄子さん。顔がイマイチで家柄だけの女~と周囲からは言われているが、男から告白されても顔を赤らめることもなく、そして相手を嗤うこともなく、淡々と受け止めるが心に留め置くことはなく受け流す。誰にでもできることではなく、気品のある女性だと思う。
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ねここここコッコ
ネタバレすごく親近感を覚えた。違う点は恵まれた環境を生かさず、ひたすら自分を貶めたところ。主人公のように勉強に慰めを求めればよかったとひどく後悔している。読み終わってからしばらく動けない本は久しぶりかもしれない。私もニュースを見ながら死者をカウントしていた時期がある。図南の翼(十二国記)が好きな方には通じるものがあるのではないか。性愛がいとおしさに変わってゆき、iとしてしっかりとした輪郭を得るラスト。人と関わることではじめて見える自分に戸惑いながらも、生きていく主人公らが美しい。
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ねここここコッコ
ネタバレ少女漫画をきちんと読むのは小学生以来かもしれないw この時代はわりと珍しくない?であろう政略結婚。意中の相手と結ばれたいために、薫との結婚を破談にしたい咲子。泣くのではなく、自分の口であなたとは結婚できません、と面と向かって断る気骨のある女性として描かれているのもとてもいい。望まぬ能力に振り回されていたヒロインが、次第に能力の生かし方を覚え、ひとりで立ち向かっていく様も爽快。そして女性たちの洋装や着物の柄がいちいちかわいくて、これも漫画ならではのよさだなぁと。
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ねここここコッコ
ネタバレ紅子さんの話はほっこりする。従業員募集、と紙に書いておけばそれぞれ気を使うこともないわね! どうして鹿乃子と一緒にいるのかと問われたとき、祝がぼくは嘘を暴かれるより、本当を信じてもらえないほうがいやだから(うろ覚え)という台詞が、とてもいい。後半の洋館はまさしく「ミステリー!!」と盛り上がる。孫を探す美しい奥様と、あきらかに嘘を吐くイケメン。こういうお話だと同じ能力をもっている人間は大体同性でヒロインと恋敵になる立ち位置にくるのでは?と予想していたので、いい意味で予想を裏切られて驚いた。
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ねここここコッコ
ネタバレ前巻がかなりこってりミステリーだったので、初めは息抜きのお話。お嬢様の服装が見ていてとてもかわいくて福眼。ミステリーにこういうキャラが一人いるとホッとする。薫さんの律義さと、なんだかんだ言ってあれこれ首を突っ込む祝の誠実さがでており、”なんらかの不和から事件が起こるミステリー”でありながらも明るく読める。推理力をもつ祝をはじめ、さまざまな優れた能力を持っているキャラクターに囲まれながらも、主人公の異能が主軸にあり、出しゃばらないのに、決して埋もれもしないヒロインとして描かれており、とてもいい。
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ねここここコッコ
ネタバレ一本の映画のようなボリューム。単巻、これだけでも楽しめるであろう一冊。ミステリーではおなじみの閉塞的な因習村のお話で、陰湿なストーリーながらも、まったくそれを感じさせないのは、お人形さんのような豪華な大振袖を纏う、明るい「品子」が、場面に華を添えているからだろう。ラストで品子が大振袖ではなく、それぞれ思うがままの髪形、服装をしていて、読者であるこちらもうれしくなった。読み手の意表をつくトリックはさることながら、品子、という名前、口が三つあるのもよく考えられているなぁと。
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ねここここコッコ
ネタバレ主人公の心境が丁寧に描かれている。これまでは嘘を見破れてしまう(それゆえに周囲から差別的な扱いをうけ、傷ついてきた過去がある)に焦点が当てられていたが、その嘘が誰かを欺く嘘ではないこと、そしていつのまにか能力を失い嘘を見破れなくなることに対して恐怖を抱いている主人公の変化がとてもいい。より多くの人と関わり、多くを知ることで傷つくこともいとわず、少しずつ受け入れていけばいいとさりげなく導くヒーロー。俺様キャラでもなく、説教キャラもなく、溺愛もせず、傍に寄り添う人間として描かれており、その距離感が絶妙で好き。
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ねここここコッコ
ネタバレ偶然、無料で公開されているのを見つけて1巻だけ読んで、全巻買ってしまった。謎解きミステリーが大好きな身からしたら大好物。少女漫画に対して苦手意識を抱いていたが、初対面から変に距離が縮まることもなく、少女が居場所を見つけていくこと、謎を解いて人を助けることを軸に丁寧に主人公の変化が描かれており自分の好みだなぁと。久しぶりに、ハマった漫画((
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ねここここコッコ
ネタバレどこか抜けていて、そして言いたいことを言わずにはいられない主人公知里。仕方なく女中として志乃のもとで働くが言葉も分からない上に仕事もできず、遅く帰ればネチネチと嫌味を浴びせられる始末。しかし、まったく味が悪くないのは、主人公がどんな時でもご飯だけはおいしそうに食べるのと、いちいち言い訳せずヒーヒー言いながらも夜なべしながら、言いつけられた仕事はきっちりこなすからだろう。直接は表現されていないがどんな時でもご飯をおいしく食べ、悪い奴に対しては目いっぱい怒る彼女は、かなりの鋼メンタルの持ち主なのだと思った。
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ねここここコッコ
ネタバレヒリヒリと擦り切れた印象。男女グループが疑問を解決するために調査に乗り出すのだがわくわく感が少しもなく、とてつもなく深い穴の底をみようとしているようなそんなストーリー。キャラに共感できないのは私自身学生時代、省エネで文化祭を初めとした学校行事は、クラスメイトの手伝いはするけど、別に文化祭自体必要なくない?と思っている人間だったからだろうなw。関谷が生贄になったのも、名家の人間だから担ぎあげられたと納得。物理的な死よりも、生きたままに死ぬることの方が数億倍簡単で、そして恐ろしいものだと教えてくれる本だった。
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ねここここコッコ
ネタバレ面白かったー!例にもれずイイ子ちゃんが一人もいないけど、全員サイコー!な一冊。複数の敵をどうやって処理するのかと、わくわくしたが、だまして敵同士を争わせる「クズにはクズをぶつける」戦法はスカッと爽快だった。わりとチーム戦かと思えば、金によるつながりでドライな感じで、銃を向ける敵に、古風な日本刀で立ち向かう主人公がとにかくかっこいい。博多に知り合いはいないけれど、明太子にはやっぱこだわり持った人おおいのだろうか?順風満帆で終わったと思ったら、ラストのデッドボールでそうそう、こういう本だったわってなるのもいい
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ねここここコッコ
ネタバレ親ガチャ、という単語(この小説には使用されていない……はず)が切ない響きをもつ一冊。登場人物たちが、もっと違う環境で育っていたのなら、おもいやりのある好青年になっていたのではと思わずにはいられない。そして、奈落の穴は割と気づかないだけですぐ近くにあって、交通事故や誰かの死により、コロッとそちら側に落ちる可能性があることを覚えていなくてはいかない、と思うような一冊。
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ねここここコッコ
ネタバレ高校生の頃、都会の少年少女たちが繁華街で非行を繰り返すといった問題を扱った番組を偶然見て、当時親と関係がうまくいかず狭苦しい思いをしていた私は、彼らがほんのすこし羨ましいと思ったのを思い出した。田舎なので繁華街、といったものはなくネットは限られた場所でしか接続できないものだった(今思えば幸いだったかもしれない) 世間知らずなのは置いておいて、大人とほぼ同格の体を持ちながら、親の元でないと生きられない息苦しさに胸が締め付けられるようだった。いい大人ばかりではないということを知っている時点で彼らは強いとおもう
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ねここここコッコ
ネタバレ題名からまずどんな内容なのか想像した。魔王を倒し平和を取り戻した勇者だが、身分の低さや魔王軍の被害を受けた人々からの誹謗中傷により、自害したのでは?と勝手ながら予想したが、全く外れてしまったw。よく「周りと比べてはならない。過去の自分と比べるのだ」という言葉をいろいろなところで目にするが、実際、実践できる人間はどれだけいようか。気味が悪いほど実直で、自分自身と向き合うひたむきな勇者と、天賦の才をもつメンバーとの対比や関係性の変化がとてもいい。とても勇気をもらえる一冊だった。
が「ナイス!」と言っています。
ねここここコッコ
ネタバレ一年以上ぶりの再読。 前半は少年犯罪者を中心に、本人の処遇と被害者(の遺族)や加害者側の生活、報道のありかたが描かれておりドキュメンタリーのような感じ。後半に行くにつれ、なぜ主人公の少年が犯行声明を出したのか、その理由が前半を土台に明かされ、ドキュメンタリーのような体裁ながら、「少年がテロをとめる」というドラマも含んでおり、(何目線やねん、って感じですが)エンタメとしてきちんと面白い。雪の日の朝のような、澄み切った空気に満ちた白銀の世界に、美しさを感じると同時にどこか寂しくなる文体が美しい。清々しい小説。
が「ナイス!」と言っています。
ねここここコッコ
ネタバレまず私事から書かせてもらいたい。品種は伏せるが、どこにでもありきたりな花だが、苗物屋に行ったら珍しい色の(同じ品種の)花があり、親にせがんで買ってもらい、畑の隅に植えて愛でた。 その花の季節が終わり、翌年、また生えてくるものだと思っていたが、生えてこず、親に言ったら品種改良されたものなのだから弱いものなのだ、と教えられがっかりした。珍しい色だがそれだけで、普段は雑草扱いしている花なので世話しなくても生えてくると私は勝手に思い込んでおり、非常に残念だった記憶がある。同時に、天地ではなく、人の手で 続き→
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/11/22(2560日経過)
記録初日
2012/10/17(4422日経過)
読んだ本
208冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
66952ページ(1日平均15ページ)
感想・レビュー
152件(投稿率73.1%)
本棚
2棚
自己紹介

20代。そこら辺にいる女子。猫がすき。時代小説がここ近年のマイブーム。(気に入った本のみ、登録しています)

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