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2022年1月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
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読んだページ
3372ページ
感想・レビュー
31
ナイス
157ナイス

2022年1月に読んだ本
31

2022年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
平和な村で母娘で猟師をしていた少女がドイツ軍の残虐行為からただ一人生き残り、復讐心からスナイパーを目指す。国家間、性別間のギャップと戦時中という特殊条件下での殺人行為に関して、あらゆる側面からニュートラルに、かつ臨場感を持って描く。アガサ・クリスティー賞全員一致の大賞が納得できる、前評判に違わぬ秀作。これがデビュー作とは…。
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2022年1月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

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2022年1月の感想・レビュー一覧
31

たこい☆きよし
飼い主の女の子が出かけるのでおるすばんのねこ。置いてもらったキャットフード以外のお食事を何とかしようとするんだけど…。自然に慣れてないねこには、山も森も危険がいっぱい!?
たこい☆きよし
ここまできた…。版の違うものを読み継いでいるので、短編いくつか取りこぼしあってもまあいいかな、という感じ(「ボール箱」は発表順収録の短編集で読んでた)。今回はアイデアのバリエーションなど、それなりに楽しめた。表題作は……本当にこれで最後にしたかったんだろうなあ(笑)。次の『事件簿』に続く(笑)。
たこい☆きよし
10匹のいたずらねこが、ページをめくるごとに何かあって一匹ずついなくなり、そして誰も…ということはないのでご安心(笑)。どの猫が前の方のページでは何をしていたか、何度も探して楽しめる。
たこい☆きよし
絵柄は長新太、和田誠っぽい雰囲気。ターくんの特技、気持ちよさそうなので、ぜひ体験してみたい。
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たこい☆きよし
こちらは出版順じゃなくて最新刊。今回はラーメン屋さんが屋台営業のために店じまいしたところに(以下同文)。でも、今回は人助けならぬ猿助け? いや、ふるまってるラーメンひとんちのものだけど(笑)。今回は何がドッカーンするのかと思ったら、超絶展開すぎた…。
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たこい☆きよし
今度はおすしやさん、といっても回転寿司。また潜りこんで勝手におすしを作り始めるのかと思ったら、作ったのは…。いや、それ、確信犯で過去2作より悪いんじゃ…(笑)。とはいえ、初めの試みはあんなこと(笑)になり、やり直しをしようとして、またドッカーン(笑)。おすしのネタや魚がちまちま描き込まれているのはいつもながら楽しい。
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たこい☆きよし
ポルトガルからオーストリアまで旅した象。記録もほとんどないその旅路を登場人物の語り、作家本人の語りが渾然とする不思議な文体・形式で淡々と語っていく。おもしろうてやがて哀しき物語。
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たこい☆きよし
東京から飛び立った鳥の視線で同じ北緯36度線上にある異なる国の風景をめぐり、ついには大西洋岸を望む。ルート的には、懐かしの「リスボンー東京70000km」を逆ルート、最短ルートで突っ切った感じ? 今の中東情勢では、あの頃のような各国を旅するリアルな企画はできないだろうなあ。あー、あー、あー、びゅーてぃふる、さーんでー…。おー、まーりーやーなー…。
たこい☆きよし
先日の絵本100人100冊の紹介本で知った、『チリとチリリ』のどいかやさんの作品。まず、冒頭で「え?」と驚く。「ルーピースー」の意味は途中でわかる。命を考える一冊。
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たこい☆きよし
表紙の書影だと絵本に見えなくもないけど、みんな登山家さんの写真で構成された一冊。冬場の富士登山を実況?した写真と、富士山をめぐるさまざまな要素が美しい写真で語られる。科学教育絵本としてなかなか。
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たこい☆きよし
パンダ専用のパンダ銭湯。え? パンダってどうやって銭湯に入るの? え? それって脱ぐの!? 古い銭湯が舞台だけど、スーパー銭湯や温泉旅館にも共通するマナーを楽しく学べる絵本。壁のポスターとか飲み物とかまで芸が細かい。
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たこい☆きよし
シリーズ2冊目。基本的な展開は同じ(笑)。山の農場の作物を積みこんだ貨物機関車を見よう見まねで動かしたあげく、またしても…。農産物マーケットの描写が相変わらず細かくて見る、探す楽しみあり。ものづくりやお仕事、リスク管理まで学べるシリーズ(笑)?
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たこい☆きよし
どうぶつたちの迎えるお正月。ここには毎年かみさまがやってくるけど、何に宿るのかはその年次第。かみさまを迎えて、お正月らしいものを食べたり、お正月らしい遊びをしたり、お正月らしいテレビを見たり…。テレビが液晶タイプなのは現代っぽいけど、おおよそ、昭和のお正月の風物を描いた絵本になっていて、大人には懐かしく、現代の子どもにはちょっと新鮮だったりするのかな?
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たこい☆きよし
お母さんにごはんに呼ばれて食べたしらす丼。食べ残されたしらすが男の子に声をかけてきた!? そうして、しらすの生まれてからの出来事がリアルに描かれていく。導入では一見絵本らしいファンタジーかと思わせて、実は…。ともあれ、食べものは残さずきれいに食べましょう。
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たこい☆きよし
パン屋さんをのぞきみしていたノラネコぐんだん。のぞいたパン作りの見よう見まねで、夜中に忍び込んで(おい)勝手にパン作り(おいおい)。もちろん大変なことに……。いろいろな種類のパン、原料、お客さんたちのちまちました描き込みも楽しい。
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たこい☆きよし
タイトルの通り、絵本評論家?の著者のセレクトによる日本の絵本。日本における絵本の発祥から現代までを網羅しているが、読んだことのあるものは一桁程度で、あらためて絵本の沼の深さを思い知った想いがする。見開きで一冊を紹介していく構成で、絵を眺めるだけでも楽しく、知らない絵本の存在を知ることもできた。
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たこい☆きよし
大阪で古物商の家に生まれ、門前の小僧的に天賦の鑑定眼を開花させていた少女が、両親を相次いで喪ったことから遠縁を頼って上京。偶然から上野の博物館の古蔵を管理するトノサマの助手をつとめることに…。織田家末裔のトノサマや遠縁の絵師の少女とかが実在の人物、というのが興味深い新作ジュブナイル。ミステリ的に進む物語だが、実は…。「事始め」とあるので、続きもあるのかな。
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たこい☆きよし
せっかく出版された『ヴィリコニウム』がいっこうに買いに行けないので、手に取りやすかったこちらを先に。文明の滅んだ世界で、かつての文明の残滓を発掘して細々と維持される王国間の抗争、というSF的背景で、吟遊詩人っぽく隠遁生活を送る騎士を主人公に描かれるヒロイックファンタジーっぽい何か。戦力として発掘されたかつての兵器が暴走したり、それを葬るべく過去の文明の遺跡を訪ねたり、いろいろと原作版『ナウシカ』っぽい要素もあり。ともあれ、『ヴィリコニウム』を読むのが楽しみだ。
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たこい☆きよし
平和な村で母娘で猟師をしていた少女がドイツ軍の残虐行為からただ一人生き残り、復讐心からスナイパーを目指す。国家間、性別間のギャップと戦時中という特殊条件下での殺人行為に関して、あらゆる側面からニュートラルに、かつ臨場感を持って描く。アガサ・クリスティー賞全員一致の大賞が納得できる、前評判に違わぬ秀作。これがデビュー作とは…。
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たこい☆きよし
クリスマスといえば、ごちそうとケーキ…なんだけど、今回のクリスマスは何かがちがう!? 家族でごちそうを食べている時にした声は…!? そして、クリコというタイトルに秘められた謎とは…!? きもカワイイ不思議な絵本。こんな筋書きは予測不可能だ(笑)。
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たこい☆きよし
ドラマの第一回を観た勢いで再読。セリフは原作に忠実なドラマ化だったことを確認。あと、10巻の話の伏線、こんな最初から出てきてたんだっけか。えらい周到な話である。
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たこい☆きよし
みんな、お互いの性格を把握して、いい感じの関係になってきた。ラストにじんわり。
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たこい☆きよし
主人公のまいが「ホームシック」と呼ぶ、胸が重くなる症状には覚えがある。自分の場合は、子どもの頃、田舎にいる時に「このまま帰りたくない」という感情と、あと、作中でも言及されている死への漠然とした子どもらしい怖れが混じってのことだった。同じような感情は誰にでもあるだろう。発表年代からあり得ないことではあるが、その頃に読みたかったかもしれない作品。この版には本編発表から四半世紀を経て書かれた、「西の魔女」が語る短い後日談も収められている。端正な装丁もいい。
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たこい☆きよし
もう、目次の覚え違いタイトルを読むだけで腹筋が…(笑)。本編も腹筋よじれたけど、ちゃんと図書館の司書の仕事をまじめに紹介する本でもある。『図書館戦争』ともあわせて読むといいかも。
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たこい☆きよし
『ドライバーマイルズ』の続編をバーニンガムの死後、オクセンバリー(ご夫婦だったのね)が完成させた。マイルズは歳をとりさんぽも行かなくなったけど、新しく作ってもらった飛行機に操縦を覚えて、どこまでもどこまでも飛んで行く…。
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たこい☆きよし
飼い主さんのクルマでのお出かけは好きだけど、それ以外のことには興味を示さない困ったちゃんのマイルズのために、近所の発明家のお兄さんがクルマを作ってくれた!? 運転を覚えて、あちこち出かけるうちに…。好きなことに打ちこむことがもたらすあれこれをユーモラスに描く。
たこい☆きよし
作中作アティカス・ピュントシリーズ『愚行の代償』はタイトルにふさわしいストーリーにけっこう意外な犯人、最後に探偵が関係者を集めて謎解きをする古典的趣向がそれなりにハマっている。その後を受けて始まる本編の謎解き。一見関係なさそうな作中作との関連がラストギリギリで一気に解明されるのはやっぱり見事。前作同様、起こる出来事やキャラクターの言行がエグく、謎解きの結果がろくなことにならず、後味は良くはないものの、全体の作り込みの凄さ、エグいにも関わらず、謎解きが気になってスルスル読めるのは職人芸。
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たこい☆きよし
引き続き内容忘れきってた。タイムトラベル先は伊賀越えだったか。作者や別シリーズのキャラを語り手的に使うことで荒唐無稽なネタを読者に楽しく読ませる手業は今読んでも職人芸。小ネタ的には、けっこう旧字体が使われてるのは、当時の著者の原稿自体を忠実に活字に拾ってたのかな? 時代設定やキャラの年齢と物語が密接につながってるのでリメイクとかはむつかしいと思うが、随所に盛り込まれた著者の歴史観などに、懐かしさ以上の感慨を覚えた。人をくったラストは今読んでも楽しい。こういうのが辻真先先生面目躍如よね。
たこい☆きよし
するする読める。とはいえ、内容は本当にすっからかんに忘れていた(笑)。主人公が行った先の異星人のネーミングがアニメ、マンガのアナグラムだったり、出版元へのサービス?でマンガ少年ネタが盛り込んであったりする楽屋オチは流石に現代には通用しないかな(笑)。それもこれもメタ手法というか、語り手が作者本人でたまに自分でツッコミを入れる(登場人物も作中人物と自覚しているきらいも?)語り口とセットで楽しむシリーズではある。
たこい☆きよし
中学の頃の愛読書のひとつ。美少女サクラと番長ゴローのむずむずするやりとりとか、今で言えばライトノベル的作品といえるが、まあ、ソノラマ文庫はその源流の一つだしね。この内容で表紙が畑農照雄。今ならいとうのいぢでいいのでは。随分読み返した覚えがあったけど、忘却の彼方で新鮮に楽しめた。唯一覚えていたのはラストバトルの最中に「則天去私」の掛軸が出てくるくだり。そうそう、この言葉、これで覚えたんだった。しかし、記憶していた以上にばたばた人が死ぬ話だったのはちょっとびっくり。
たこい☆きよし
もともと『サスケ』『カムイ外伝』以外はそんなに熱心な読者ではなかったので、こういう作品があることも知らなかった。『カムイ伝』第二部の動物のシーンよろしく、セリフというか言語なしで描かれるサバンナの神話、ということだが、ひたすら生々しく、グロテスクで、寓意が読み取れない。異色作品集という名に恥じないとは思うが、なんとも感想が書きにくい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2333日経過)
記録初日
2015/01/01(3406日経過)
読んだ本
1554冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
284295ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1554件(投稿率100.0%)
本棚
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