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2022年5月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
18
読んだページ
3319ページ
感想・レビュー
18
ナイス
101ナイス

2022年5月に読んだ本
18

2022年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
シリーズ初の長編、ということになるのかな。バリスタのコンペティションを舞台にした参加者間の確執…という話なんだけど、飲料を仕事にしている立場で読むと、そんなことが起こっても優勝者決定まで突っ走っちゃう運営とスポンサーの対応はあり得ないと思ってしまうし、トリックも伏線は張ってあったにしてもいささかトリッキーに過ぎて謎解きの納得感もこれまでと比べ今ひとつ。プロローグとエピローグの仕込みとか、その余韻の持たせ方とかは悪くないんだけどなあ…。飲料・食品業界に関連ない人が読めばもう少し高い評価になるのだろうか?
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2022年5月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

2022年4月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:3225ページ ナイス数:133ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/814149/summary/monthly/2022/4

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2022年5月の感想・レビュー一覧
18

たこい☆きよし
みけねこなのに一見白に黒ぶちのねこにしか見えないキャラコ。みけに見えるように、茶色のもので工夫してみるが…。かあいらしく読める絵本でありつつ、アイデンティティとか自己肯定感を確立していく物語としても読めそうで意外と深い。
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たこい☆きよし
ふしみみさを&ポール・コックスの日本の神話えほん4冊目はあのお話。今回はわりと覚えている通りのお話だが、久しぶりにこうして読んでみると、いやだというのに道具を交換してあげて釣り針をなくされた上、ろくな目に遭わないうみさちひこがちょっとかわいそうかも。
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たこい☆きよし
韓国の絵本作家さん。東洋画がご専門とのことで、シャープな線でリアルに描かれつつ、彩色が日本画とも通じるタッチで、描かれているものは必ずしも昔っぽくないけど、なんだか懐かしい。子どもにしか見えない小さな妖精さんたちは、子どもと、かつて子どもだった人、みんなに優しい。
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たこい☆きよし
毎回、次作の傾向が読めない深緑野分最新長編は何と特撮映画のクリエイターの実際の歴史をたどりつつ、その中にあり得たかもしれない人物たちのあり得たかもしれない情熱と葛藤を描きこんだ力作。映画だけでなく、名前が出るかどうかもわからないモノづくりに携わっている人には刺さるのではないか。というか、刺さった(笑)。
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たこい☆きよし
中野先生の講座受講に合わせて読み差しだったのを改めて通読。「永遠の愛」「ディオネア」「幻影の恋人」「七懐剣の聖母」あたりのファム・ファタルものは鉄板として、「教皇ヒュアキントス」「フランドルのマルシュアス」「顔のない女神」「神々と騎士タンホイザー」の独特のユーモアもバランスよく配置されていて飽きずに読ませる構成。今回通読した感じ、「アルベリック王子と蛇女」が一番好きかもしれない。
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たこい☆きよし
謎の飛来物がやってきたロンドン近郊の村で、妊娠可能な女性全員が受胎、やがて生まれてきた子どもたちは表紙に描かれたような異質な外見に、理解不能な能力を持っていたのだが…。怪異の原因がわからないまま、社会や人々のリアクションをドキュメンタリー的に追っていくウィンダム作品の典型のひとつ。着眼点とする人間や国の反応に普遍性があるためか、今読んでも(時代背景と密接な生活描写を除いては)全く古びていない。手元にあるのと書影が微妙に異なるので、表示されてるのは再刊版なのかな?
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たこい☆きよし
第二部?に入ってからもっと不穏になるのかな? と思わせて、思ったよりはあっさり解決。いろいろなことが落ち着くところに落ち着いて、ほんわかした気持ちで読み終えた。ヒロインの表情の変化への幼なじみ先生の反応がかわいい。やっぱりひかわきょうこは学園ものがいいなあ。
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たこい☆きよし
3人の男の子、そのうちのハンスはみそっかす……って、アンデルセン「のろまのハンス」みたいな話かと思ったら、こちらのハンスはねこのおひめさまのところで7年働き、やがて……というおはなし。前にグリムの初期バージョンを編纂した本の中に「ひうちばこ」と同じ構造のおはなしがあったけど、これも「のろまのハンス」の元になった伝承のグリム蒐集版、ということなのかな。かあいらしいおはなし。
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たこい☆きよし
子どもの頃、単行本にまとまらず読めないまま気になっていたマンガがいくつかあった。そのうち『バイオレンス・ジャック』黄金都市編と桜多吾作『グレンダイザー』は大学時代に、『バビル2世』の最終エピソードは1990年代に読めたのだが、小学5年生版『ウルトラマンタロウ』だけは読めなかった。それが今回通しで読めたのだが、なるほどこれは内山まもるのウルトラ作品の中でも復刻されてこなかったのが納得できるシビアな内容。『シン・ウルトラマン』を観た日にこれを買って読むことができて、幼い頃からの心のこりがひとつなくなった。
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たこい☆きよし
思いついて再読。とにかくテンポが速くてさくさく話が進む。とはいえ、連帯惑星の設定から、各惑星ごとの特徴を活かした展開、ピンチの連続、飽きずに読ませる。まだイラストの画風が確立してない時期の安彦良和の荒削りなタッチもいい。まあ『キャプテン・フューチャー』もそうだけど、この手のスペオペは時代劇的に楽しく読めるよね。今読むと、ハミルトンのテイストは基本のキャラクター配置以外の世界設定、ガジェットにも感じられる。なにしろ太陽系丸ごと改造、ってスケール大きすぎの設定だし…
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たこい☆きよし
下巻は連載にして2回分の「惑星アルマナ」と10回分の「アヨドーヤ物語」。吟遊詩人の詩をもとにしたという設定の「アヨドーヤ物語」より、上巻の方が(感想に先に書いた通り)吟遊詩人っぽさが強かったかも。ともあれ、雑誌掲載時より大きなサイズで読めるこの版は、本作を楽しむにはベストの形態かと思う。そして、萩尾望都作品的にはチグリスとユーフラテスと吟遊詩人の『銀の三角』へと続く…
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たこい☆きよし
まさに詩を読むような文体、光瀬龍作品の世界観の中で、さまざまな文明の滅びを沙漠を放浪する吟遊詩人が語るような一冊。萩尾望都のイラストと文章の融合度が高く、あたかも、両者が魂を共有してでもいるかのようだ。
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たこい☆きよし
これも絵だけの絵本。幼い姉弟が晴れた日に庭で遊んでいると雨が降り出して…。雨ガッパと傘を装備して庭から近所までちょっとした冒険の旅が始まる。二人の目に映るさまざまなもの、ことがこれでもかと描かれる楽しい絵本。この姉弟仲良さそうでいいな。
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たこい☆きよし
絵だけで見せる絵本。表紙にある通り、クジラに乗ってツリーハウスにたどり着いたシロクマ。次にボードでやってくる茶色のクマ、ハウスのまわりの水は引いていき、いろいろな動物たちや鳥たちがやってきて…。次のページで何が起こるかわからない不思議な絵本。線画とエッチングに組み合わせも不思議な味わい。ふうん、父娘合作なのか…
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たこい☆きよし
一棟の集合住宅兼店舗?を舞台に、一日の移り変わりをちまちまとした切り絵で描く。各部屋の住人の生活パターンの違い、お仕事の違いが細々作り込まれていて、探し物の要素もたっぷり。一冊で何度でも楽しめる。
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たこい☆きよし
ポール・コックス画、ブックデザインによる日本の神話えほん第3弾はいなばのしろうさぎ。これは子どもの頃に普通の昔話絵本で親しんでいた話…のはずなのだが、大国主の80人の兄弟のヴィジュアルが不穏。展開も不穏。元の話のままだと思うけど、とにかくいろいろ不穏。しかも、話終わってないよ!? 2021年10月刊、ということは次巻はいつ??
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たこい☆きよし
ややユーモラス寄りの幽霊譚「食後の夜話」に始まり、SF、ホラー要素のある掌編が入れ替わり立ち替わり、後半、現代人が古い怪異に触れるギャップが印象的な話の数々が印象深い。最も長い「ブルターニュのマルヴィーナ」は別格として、特に好みなのは「二本杉の館」かな。他もそれぞれに味わい深い。あと、先駆的なディストピアSF短編「新ユートピア」が『われら』に影響を与えていたかも、という解説も興味深い。
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たこい☆きよし
シリーズ初の長編、ということになるのかな。バリスタのコンペティションを舞台にした参加者間の確執…という話なんだけど、飲料を仕事にしている立場で読むと、そんなことが起こっても優勝者決定まで突っ走っちゃう運営とスポンサーの対応はあり得ないと思ってしまうし、トリックも伏線は張ってあったにしてもいささかトリッキーに過ぎて謎解きの納得感もこれまでと比べ今ひとつ。プロローグとエピローグの仕込みとか、その余韻の持たせ方とかは悪くないんだけどなあ…。飲料・食品業界に関連ない人が読めばもう少し高い評価になるのだろうか?
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2334日経過)
記録初日
2015/01/01(3407日経過)
読んだ本
1555冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
284399ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1555件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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