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2023年5月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
14
読んだページ
2942ページ
感想・レビュー
14
ナイス
80ナイス

2023年5月に読んだ本
14

2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
オーシャン・クロニクルにおける『深紅の碑文』に相当する暴力の連鎖渦巻くピカレスク。ただ欲望や大望を抱いただけの人物たちが時代や環境、状況の連鎖で抜け出せないところに陥っていく有様。ただし驚くほどリーダビリティは高い。一方、同じ植物の起源の異なる株を交配することで圧倒的な新品種が生まれたり、その栽培の農業、経済的な側面まで描く設定面でも説得力が高い。
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2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:2472ページ ナイス数:63ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/814149/summary/monthly/2023/4

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2023年5月の感想・レビュー一覧
14

たこい☆きよし
オーシャン・クロニクルにおける『深紅の碑文』に相当する暴力の連鎖渦巻くピカレスク。ただ欲望や大望を抱いただけの人物たちが時代や環境、状況の連鎖で抜け出せないところに陥っていく有様。ただし驚くほどリーダビリティは高い。一方、同じ植物の起源の異なる株を交配することで圧倒的な新品種が生まれたり、その栽培の農業、経済的な側面まで描く設定面でも説得力が高い。
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たこい☆きよし
少年画報社の電子書籍版ですごく久しぶりに再読したけど、この書誌で登録しておきたい。まだ『超人ロック』の商業連載の始まる前、アニメージュ創刊号から連載されていた作品。本筋以外ではカル・ダームという名前が地味に出てきたり。ファンタジー異世界ものでもあるが、後のラフノールの源流でもあるかもしれない。しかも、ラストはけっこう壮大なスケール感のSFともなっている。連載で読んだ時もこのラストには驚いたが、今読み返すと、この年代にこの長さの長編でこれだけのスケール感を惜しげなく放り込んでいたことに驚愕。さすがの聖悠紀。
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たこい☆きよし
アフリカに住む退屈なキリンがやはり退屈していたゆうびんやのペリカンに「地平線の向こうに手紙を届けて」と依頼したところから始まるペンギンとの手紙やりとりが楽しい。ちょっと長新太っぽい雰囲気のある絵がまた味があっていい。
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たこい☆きよし
それまでもうぇぶりのプッシュで無料公開分をぽつぽつ読んでいたものの、思わず電子書籍既刊をまとめ買いする衝撃度だったのがこの表紙にもなっているポ……ゲーム部分の先が気になりすぎる猛プッシュ。はい(笑)。完全に編集部の思惑に乗せられました(笑)。とはいえ、通しで読むとゲーム後の展開含め、チラ見せ部分以上のとんでもない破壊力(笑)。しかし、その状態でも妹挟んで3人で少女マンガ談義(笑)。そういえば、体験談を聞かされた生徒会長の方はあの後…?
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たこい☆きよし
おおかみに丸飲みされるというと七匹のこやぎっぽいけど、おなかのなかで、というところが別の童話っぽい。でも、そういうオリジナルの骨格をとことん外すのが楽しい。ちょっと意外だったのは平面っぽいのジョン・ラッセンの絵柄で、すごく立体を感じさせる表現をしているページがあったこと。そういうのをみると、この絵のままアニメにして動かしてみてほしくなるかも。
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たこい☆きよし
タイトルと表紙がすべてを表しているちょっとナンセンスな絵本。よなかのいちじにやってきて、やることはちょっとしたこと。それにしても著者略歴でおひさま絵本大賞の前が辻学園日本調理師専門学校卒業。なのが、そういう意図はないんだろうけど、あまりの唐突感にちょっとナンセンスっぽい。
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たこい☆きよし
夜がこわい子どもに寄り添ってくれるともだち。たたずまいのいい絵本。
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たこい☆きよし
1985年初刊時に読んで以来の再読。パラフィン紙は真っ茶色だった。当時は初期三部作にファンタジーの装いを施した、くらいに読んでしまっていたけど、今読むと『ドリーム・マシン』あたりとも通底しそうなSFヴィジョンが心地よい。あと、現実世界を象徴するガジェットの用語や東京の地理が、初読時地方の大学生だった身には呪文のようだったけど、今は全部わかるのが38年という歳月か。そして、これを読んだ4年後に、作中に登場するビアホールと関係ある会社に就職することになるなどと、予想もしていなかったことではある(笑)。
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たこい☆きよし
この4、5巻は上下巻的でカイエン、バランシェを中心に後にああなったりこうなったりするキャラクターがガンガン出てきて、ある意味シリーズ全体の本来の出発点という印象も。それにしてもこの巻冒頭でファティマと連れションのハイアラキ師匠はヒラヒラくんかい(笑)!? ともあれ、MH狩りが決着した後に付け足しのように語られるトラフィックス。デコやん、1巻と同じ人とは思えない(笑)。前巻の付属設定がボリュームあった分、この巻は控えめ。あとストーリーサーキットで本編とトラフィックスの関係がわかるはず、って、わかんねえよ!
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たこい☆きよし
今再読すると、描かれている内容がマンガ本編から冒頭のキャラクター紹介、巻末のドラゴンの設定まで全部わかる。1-3巻は今ひとつ乗り切れなかったのが、これ以降は何度再読しても再読のたびに深みにハマっていく。この時期に描いていた内容がちゃんとパズルのピースとして30年後の作品にもカチリカチリ嵌り続けているのが改めてすごい。あと、巻末設定資料でジョーカー星団の恐竜の姿が現在の最新知見に近く羽毛があるのが地味にすごい。当時の諸説をちゃんと把握した上で、主に骨格デザインの観点から結果的に正解を予想していた!?
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たこい☆きよし
アニメージュ世代のアニメファンはアニメーター、演出、監督で作品を楽しむところからファン歴をスタートしているので、観劇が趣味に加わっても近いスタンスで正塚晴彦作品などを楽しんできた。ということである程度興味を持って読めたものの、純粋な脚本、演出論というより、サブタイトルにあるようにスターをどう支えているか、宝塚というシステムをどう支えているか、に力点がありすぎて、タイトルから期待したのとだいぶ違った。とはいえ微に入り細を穿つ私論の熱量は伝わってくる。
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たこい☆きよし
主人公の仮名、そういえば本棚から適当に思いついたわけだけど、名探偵その人じゃなくて探偵小説の作者名をくっつけてるんだった。この巻で定番小道具の強化シューズ、追跡メガネ、サスペンダーが続々追加。阿笠先生、いろいろオーバーテクノロジー(笑)。あと、その後少年探偵団となる同級生の面々の初事件も。回ごとに引きがある展開が週刊連載の王道っぽい。とはいえ、殺人続きで老いも若いもトラウマにならないのか(笑)? このあたりの連載が平成6年(!)。達者な絵に独特の愛嬌のある画風、話のケレン味がサンデー版鳥山明っぽい?
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たこい☆きよし
サンデーうぇぶりの試読キャンペーンにて。実は読んでなかったので(笑)。この作者らしい軽妙なタッチにキャラクターにテンポの良いストーリー。ここで現在まで続く黄金のパターンはほぼすべて確立されているんだけど、この物語を成立させている最大の立役者は小さくなったコナンをあっさり受け入れた上に、いきなり蝶ネクタイ型万能変声機を作って渡しちゃう阿笠博士だな(笑)。しかもあの容貌で52歳の設定か(笑)!?
轟直人
2023/05/07 09:04

たこい☆きよしさん。初めまして。本格ミステリーマニアの轟直人です。阿笠博士登場シーンは見事ですよね!轟直人のレビューでも述べていますが轟直人がこのコミックを高く評価するようになった重要ポイントです。新一がリスペクトするホームズの推理方法を使いこなすことでありえない事態を阿笠博士に認めさせるだけでなく本格マニアの轟直人にも青山剛昌が本格ミステリーのなんたるかを心得ている作者だと認めさせました。のちに「新一ボーイ」で新一はマジの幼稚園年中でホームズの推理方法を会得していたことが明かされてさらに驚かされました。

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たこい☆きよし
これはすごい! 正典と同時代を背景に舞台を香港に、史実や実在の人物の要素も盛り込みつつ、正典のいくつかの短編の要素を巧みにアレンジしてある。訳文も読みにくくなりすぎない程度にこの時代を感じさせる雰囲気で絶妙。原著では複数の中国語を話者によって書き分けてもあるという(そのあたりは原著を再現しきれないのは致し方なし)。全4冊の予定とのことで、続きも楽しみ。これがこんなに楽しめるなら、ちょっと前の正典マラソン読書も無駄じゃなかった(笑)!?
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2360日経過)
記録初日
2015/01/01(3433日経過)
読んだ本
1582冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
288967ページ(1日平均84ページ)
感想・レビュー
1582件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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