読書メーター KADOKAWA Group

2024年7月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
28
読んだページ
4748ページ
感想・レビュー
28
ナイス
118ナイス

2024年7月に読んだ本
28

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
最終巻はまるごと一冊ファリン。まさか物語中盤(アニメ一期のラスト)で提示されたビジョンがこう言う形で実現するのか(笑)!? そして翼獅子の呪いの正体は……(笑)。エピローグとオマケで、ちゃんとダンジョンで飯を食べて大団円。お見事!
が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

【読書メーターの本のプレゼントに応募しました】《メディアワークス文庫賞》受賞作!羽洞 はる彦『[心獣の守護人 ―秦國博宝局宮廷物語― 』を10名様にプレゼント。応募受付は8月1日(木)正午まで。応募はこちらから→ https://bookmeter.com/giftbooks/572?track=share

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
28

たこい☆きよし
もはや初期の『大江戸神仙伝』的なニュアンスは影も形もなく、魔法世界の学校での対決はあとがきでも「よく言われる」とある通り、某魔法学校小説のような…。とはいえ、前巻のややのんびりした雰囲気から一変しての急展開、また、折り合えないキャラクターへの対応のシビアさなど、持ち味出てきたなあ、という感じ。キャラクター多すぎでも読み始めるとスルスル読めてしまうのも健在。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
年末年始の第三部までの破格電子書籍合本で読んで以来のリスタート。そのインターバルが、ちょうど2年の眠りから覚めて浦島太郎な主人公とシンクロ(笑)? 第三部までのスパルタ詰め込みで自分のレベルが上がり過ぎていたことに自覚が薄かった主人公は、上には上がいると思っているので自分のレベルがバグるマニアの行動様式を連想してちょっとニヤリ(笑)。それにしても表紙の謎のウサギコンビがかわいすぎる。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
翻訳は出ていなかったが、妻は原書で持っていた。今回の刊行では「シリーズ幻の第一作」との惹句が…。ガスパール一家五人(?)がベネチア旅行したエピソード。リサが出てこないのが長らく訳されてこなかった理由だったりするのだろうか。味わいはいつもの通り。2007年に学会で行ったっきりだけど、見覚えのある風景だ。沈む前にまたいくことはできるだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
『パリのすてきなおじさん』の著者が今度は『世界のすてきなことわざ』を本にした!? すべて、元の言語でのカタカタ読みと、表記にもっぱら使われている文字で、該当のことわざをイラストと一緒に書いてあるのがいい味を出している。ご本人は実はどの言葉も扱えないとのことだが、人類の多様性を保つことの困難さが通して読むと滲み出る感じ。もちろん、世界のちょっと変わったことわざ絵本としても名著。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
いろいろ中学時代のエピソードやその頃からの友人もからんで、ほんわか。前巻の感想でも書いたけど、いじめとか致命的なことがなくて次の世代まで同じ地域での閉じた関係が続いていく、というのは、そういう閉じた環境にいるけど、いいことばかりじゃない人生を送る人にとっては「こうあれかし」というユートピアかもしれない。ちなみに、そうじゃない転勤族からするとそもそもありえない人生だ。そういえばちーちゃんが気にしているあの子は目つきからしてあの子の息子さんなんだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
「読者が犯人」に続くは「作者が被害者で犯人で探偵」のメタ小説。読者からすれば前作と同じポテトとスーパーが高校生になった姿だが、その活躍を書いているのは…?? あと、前作と共通しているのは、現実にあった惨劇と言える事件を背景に置いているところ。あと、高校生たちが温泉に、という展開は今の視点なら『たかが殺人じゃないか』とも通じるところがある。1980年代のヤング用語と風俗は懐かしくも同世代には気恥ずかしい(笑)。とはいえ、そういう時代を切り取って封じ込めたタイムカプセルでもある。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
高木さんの気持ちだだ漏れどころか、行動までだだ漏れし始めてる…(笑)。一方で、たまにはさまる時系列シャッフルで、二人が今の呼び方に落ち着いた経緯が明かされる。いやもう、恥ずかしさマックスだ(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
推理小説において、読者を犯人にするためには…!? というアイデアの今でいうメタ構造の作品が初の推理小説長編だった、というのがやはりすごいと思う。新装版では桂真佐喜が解説を書くことによって入れ子構造がさらに加わっている。SF大会でNHK時代や脚本家駆け出しの頃のお話を聞いてその記憶力にも感嘆したものだが(そのあたりは同人誌シリーズにもなっている)、この解説にも文字や映像記録のないもののオーラルヒストリーの要素がたっぷりあって、その意味でも楽しめる。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
電子書籍で後半はほぼ一気読みだったけど、紙の本であらためて再読。こうしてみると、巻を追うごとに絵が緻密になっていっていたことがわかる。あと、読み直してみて、この物語の主人公はもしかしてマルシルとして解釈もできるような重点の置かれ方を最初からしていたかもなあ、とか思ったりもした。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
冒頭の誕生日エピソードがほんわか。そこから博物館人脈それぞれのクリスマス準備が。まあ、どんな地味でも、たまには装いを変えてみるのはありだ。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
夫の単身赴任でお互いの存在を見つめ直す話、捨てた自転車を引き取りたいという書き置きから始まる関係、大事なものを失うのが怖いマンガ家の想定外の行動など。これまでとのつながりはゆるやかにありつつ、独立した短編集としても読める構成。りぼん時代の短編集をちょっと思い出した。あと、このシリーズ中ではビールは黒ラベルばかり飲まれているのがありがたい。
たこい☆きよし
博物館職人の中の一人、見た目完璧な「脇役」として登場した北別府さん編、お見事なハッピーエンド?。その過程で破局した(その時点では悲劇のヒロイン)合コンOLの側の後日談をちゃんと拾う親切設計でよい読後感。一緒にいて楽しい、素の自分を出せる相手といつ巡り会えるか、そのことをいつ実感できるか、という点では対照的なふたつの恋愛譚。
たこい☆きよし
あ、前巻の話は続いてなかった。まあ、確かにアレはアレで。今巻は第一部?の博物館まわりでの秘めた恋ふたつ。いずれもパートナーとなる(かもしれない)女性よりもある意味近くて、恋愛じゃないからこそ濃密な関係で、いかにもありそうなシチュエーション。少女マンガじゃないけど最近読み始めてる『瓜を破る』は、社会人している人たちのこういう微妙な心理を描こうとするスタンスではちょっと共通点があるように感じた。
たこい☆きよし
まあ、最初から手を出すなよ、と男の方には言いたくなるし、起こってしまったことは消せないので、あとあとの火種が残っていそうな気がするけど、ちゃんと終わらせたのだけは物語的にはよかったという感じ。こんなにきれいにいかないケースの方が現実には多いのだろうが、描写の丹念さは流石の谷川史子品質。第一部完、という感じでまったく別のキャラクターでの新エピソードへ。意味深な「開けるな」箱の顛末は…?
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
うわあ…。うすうすヤバげだったけど、事前にアドバイスがあってもそっち行っちゃったか…。ただまあ、みんながみんな背徳感メインじゃないんだろうから、会っている間は普通に多幸感ある恋愛で(そのあたりはいかにも谷川史子らしい),だからこそ深みにハマるのかも、という説得力はあるかも。それにしても、ラストは最悪を予想させる急展開だ。
たこい☆きよし
RPG演算謎解きは蔵六を巻き込んで継続中。一方で赤の王をめぐる「認識は肉体に依存する」というSF思索が存在そのものが昭和っぽい古風な刑事の洞察力で明らかにされていくのがなかなかスリリング。こんな話、どうやれば思いつけるんだろう。さらに一方、2パーティ分合わせたら「ジャンポーさんの書」がそろっちゃった!? 次は出てくるのか、ジャンポーさん!?
たこい☆きよし
谷川史子も紙のコミックスの増殖を気にし始めてから、あんなに好きだったのに申し訳ないと思いつつ、買い控えてしまっていたマンガ家のひとり。デビュー短編集からりぼんマスコットコミックス時代はほぼフォローしていて、そのあたりは今も手元にある。乙女チックの後継者的な要素も持ちながら、キャラクターや物語世界にリアリティがあり、短編としての構成、展開が読んでいて(ビターな内容でも)心地よい。また、どれだけ引き出しがあるんだと思う短編の作品数と安定感、やはり健在。電子書籍まとめ買いしてあるので続刊も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
高木さんの方の本心がだだ漏れになりつつある巻。たぶんまわりはもうこの二人の世界はあたたかく見守る雰囲気なのでは(笑)。なんだかんだで自分から二人になるシチュエーションを増やしている西片の変化は、そりゃうれしかろう(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
さらわれた幼なじみと、暗躍してきた黒幕の正体。ややこじんまりとまとまってしまったのがもったいなかった感じもする。そのあたりが物足りない方には、宇宙から降ってくる存在との対峙に物語、設定での納得感のある『聖戦記エルナサーガII』をオススメしたいのだが、『エルナサーガ』本編は電子書籍で読めるが、『エルナサーガII』は2024年現在、電子書籍がないようだ。通して読むとすごい傑作なので、電子書籍化が待たれる。しかし本作、あとがきによると『エルナサーガと並行して連載してたのか。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
同じく初刊版のコミックスにて。破滅した世界でも人がそれぞれに生活していくのは、古くはジョン・ウィンダムの破滅ものが起源とはいえるのかもしれない。ウィンダムも宇宙から何か未知のものが降ってくるのが発端の話、多いしなあ。
たこい☆きよし
持っているのは新装版ではなく最初のコミックス。腕にハンドヘルドコンピュータをつけて破滅した世界を探検するのは当時としては『女神転生』っぽかったかもしれない。人の願いを叶えてしまう隕石が大量に降り注いだことで世界が破滅に向かうこのコンセプトは初期作品集『クラリオンの子供たち』収録の短編が元ネタで、少年マンガとして長編化。幼なじみを探す冒険の旅のお供が、お互いが飼っていた犬とネコで、隕石が叶えた願いで人間化しているのが、今年読むと『わんだふるぷりきゅあ』を先取りしていると思えなくもない。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
ちょっと前に『オットーと魔術師』で読んでいたはずだったけど、内容はだいぶ忘れていたので初読のように楽しめた。コバルト文庫の昔のジュニア文庫っぽい装丁もけっこう味があったけど、酒井駒子さんの画風は死と生のあわいを描くこの連作にはベストマッチだ。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
三人組は大人になっても尾行(笑)。しかしこうしてみると、田舎で子どもの頃から歳をとるまで、関係が壊れる致命的なこともなく、同じような関係でほんわかと暮らしていけるユートピア世界。親の都合で転校とかあるとあり得ない設定で、最初の小学校の頃の、今は音信不通の友だちを思い出すとちょっと切なくなる。まあ、自分の場合はいいことばかりでもなかったので、受験戦争のままに周囲の人間関係がガラガラポンされる環境の方が性に合っていたのも自覚しているので、こういうのは見果てぬ夢かな。
たこい☆きよし
最終巻はまるごと一冊ファリン。まさか物語中盤(アニメ一期のラスト)で提示されたビジョンがこう言う形で実現するのか(笑)!? そして翼獅子の呪いの正体は……(笑)。エピローグとオマケで、ちゃんとダンジョンで飯を食べて大団円。お見事!
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
まるごと一冊翼獅子。これまでのあらゆるライオスの設定、性格、描写が転がって転がってついに。計算ずくではないけど、過剰なあれこれがバックアップにつながっていく有様は、もしかして「はやぶさ」帰還劇に通じるものがあったり……はしないですね、すみません(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
ここ数巻そうだったけど、とにかく二転三転、戦闘はシビア、そしてすごい情報量。これをするっと読ませる画力、構成力もすごいが、いくつかの突破口になるのがライオスの天然ズレっぷりと魔物知識とそこからの類推力、そして積み上げてきたここまでの物語、というのがさらにすごい。事態の転がり方が常に斜め上なのでまるで先も読めない。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
迷宮の主の交代をめぐる二転三転。まぬけっぽい感じに見えてた翼獅子がやばい。
が「ナイス!」と言っています。
たこい☆きよし
なんか、バレンタインかと思えば、雪だるま作ったり、主に冬場の話かと思えばいきなり夏服で「暑いねー」だったり、時系列はランダム? 今回のキーワードは「手」? いいから手をつなぐんだ!?
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2562日経過)
記録初日
2015/01/01(3635日経過)
読んだ本
1790冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
329966ページ(1日平均90ページ)
感想・レビュー
1790件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう