図書館本。本書を一言でいうと「人生なめんなよ」または「社会をあきめるなよ」という著者からの手厳しめなエールだ。著者の別のインタビューで「正気な人はみなフェミニストです」と仰っていたので、万人の向けの書ということになるんじゃないか、と思う。 「仕事」「結婚」「教育」「老後」という人生のトピック毎に、「なぜこんな状況になっているのか」を分かりやすく、たまにいろいろぶった切りながら説明されていて楽しく読める。この章割りを見るに社会人向けか。もっと若いの方には『女の子はどう生きるか』に書かれているのかなと推測。

図書館本。「これくらい厳しく言わないと響かない」という危機感があるのは分かるが、トーンが強めでちょっと納得いかないときがあった。スマホしながらの勉強者は３時間続けようと、３０分未満の学習者と大差ない(偏差値５０)というのは覚えておいて損はない事実だと思った。 「脳が他人と同期する」話は興味深かったが 「オンライン会議では同期しない」という検証実験は、対象数が少なすぎる(１５人)。しかしこれは自分の実感に近いので納得できる。最後はかなり現実的な話になり、要はやれる範囲でデジタルデトックスしようということだ。

図書館本。互いに飄々とした文体で書かれているのだけれど、それぞれ飄々としている方向性が違うのが面白い。コロナ禍等、現実ではそれなりにヘビーな状況を抱えつつのその軽妙さが、独特なリズムを生んでいるようにみえる。 谷川氏の詩もさすがの趣深さ。

図書館本。本書を一言でいうと「人生なめんなよ」または「社会をあきめるなよ」という著者からの手厳しめなエールだ。著者の別のインタビューで「正気な人はみなフェミニストです」と仰っていたので、万人の向けの書ということになるんじゃないか、と思う。 「仕事」「結婚」「教育」「老後」という人生のトピック毎に、「なぜこんな状況になっているのか」を分かりやすく、たまにいろいろぶった切りながら説明されていて楽しく読める。この章割りを見るに社会人向けか。もっと若いの方には『女の子はどう生きるか』に書かれているのかなと推測。

図書館本。図版のためすぐに読み終えた。血液中に発生すると体中の臓器に悪影響を及ぼす可能性のあるCPP(リン酸カルシウム結晶コロイド粒子)。これが析出される前にリンを排出してくれるのが腎臓。この腎臓内の限りある濾過・再吸収装置「ネフロン」をできるだけ減らさないよう、リンの摂取を控え、リン酸カルシウム本来の家である骨を上部に保つために運動しよう、というような趣旨。 対策はよく言われていること、つまり「加工食品・添加物・ファストフードを控えて身体を動かすこと」。リンを控えるという理由が明確のため続けられるか。