ネタバレ結婚を目前に姿を消した真実と真実を探す架の2人の視点から描かれる物語。 入りからハラハラして、なにかサスペンスものかと思って読み始めたけれど、進むにつれて知らず知らずのうちに自省もしていて少し辛くなった。自分も無意識の傲慢さがあるから。ピンとこない、そういう理由で元彼と別れたし。それはともかく、小説の中の"善良"って誰にとっての善良なんだろう。結局それは"自分自身にとって"の善良じゃないか？と思った。他人を不快にさせないためではなく、"自分が"人から嫌われないための。色々考えさせられるお話だった。

ネタバレ著者山内マリコの買い物エッセイ。20代も後半に入るこの頃、エッセイは10年程前だがとても共感した。部屋のカバンを見てはこれでブランドバッグが買えた、バッグや靴は買えないけど雑貨なら買える、等…。最近は私も心から気にいるものを買うようにしているけれど、やはり満足感が違う。買う時は著者同様苦しい(お値段的に)。けど、身に纏うたびにテンションも上がるし物持ちも良いので結果減価償却できていると思う。気に入れば値段は安くても高くても良いが、なんだかんだちょっと値が張るものが着心地良く、選抜になっている。

ネタバレ結婚を目前に姿を消した真実と真実を探す架の2人の視点から描かれる物語。 入りからハラハラして、なにかサスペンスものかと思って読み始めたけれど、進むにつれて知らず知らずのうちに自省もしていて少し辛くなった。自分も無意識の傲慢さがあるから。ピンとこない、そういう理由で元彼と別れたし。それはともかく、小説の中の"善良"って誰にとっての善良なんだろう。結局それは"自分自身にとって"の善良じゃないか？と思った。他人を不快にさせないためではなく、"自分が"人から嫌われないための。色々考えさせられるお話だった。