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2022年6月の読書メーターまとめ

paxomnibus
読んだ本
7
読んだページ
1999ページ
感想・レビュー
7
ナイス
32ナイス

2022年6月に読んだ本
7

2022年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

paxomnibus
上巻ではバラバラに動いていた登場人物が下巻で一堂に会し、物語は一気に盛り上がる。相変わらず脇役達が生き生きとしていて面白い。某ご一家ね、絶対その国の出身だと思ったわよ。『イースタン・プロミス』に出てくるのと同じイメージだったからさ。この作品は本書では言及されないが、第一章のタイトルが「モルドール」だったりして、結構映画ネタが仕込まれてて楽しい。ボブもそうだが、軍で技量を磨いたのに民間ではそれが生かせない人達が出てくる。そして彼らはもはや金払いのいい裏稼業につくことを悪い事だとは思っていない。世の中の流れだ
が「ナイス!」と言っています。

2022年6月の感想・レビュー一覧
7

paxomnibus
なんというか、人の言うままに働いてしまうのがヤマザキさんの長所であり欠点でもあるのだろうな、と。ご自身でも書いてらしたが根っからの「苦労性」である前に「世話好き」「人間好き」なんだと思う。その懐の深さが実はお姑さんと似ているのかもしれない。お姑さんの場合はその愛を専ら家族にしか注がないわけだが。それにしてもおば様方のツアーガイドとか、引き受けなくてもよさそうなものだが。でもそれら諸々の事柄が混じり合いまとまり、あのテルマエの世界を生み出しているのなら苦労した甲斐あったというものだろう。もはや修行レベルだが
が「ナイス!」と言っています。
paxomnibus
上巻ではバラバラに動いていた登場人物が下巻で一堂に会し、物語は一気に盛り上がる。相変わらず脇役達が生き生きとしていて面白い。某ご一家ね、絶対その国の出身だと思ったわよ。『イースタン・プロミス』に出てくるのと同じイメージだったからさ。この作品は本書では言及されないが、第一章のタイトルが「モルドール」だったりして、結構映画ネタが仕込まれてて楽しい。ボブもそうだが、軍で技量を磨いたのに民間ではそれが生かせない人達が出てくる。そして彼らはもはや金払いのいい裏稼業につくことを悪い事だとは思っていない。世の中の流れだ
が「ナイス!」と言っています。
paxomnibus
老いてからが本領の主人公、ボブ・リー・スワガー、御年74才、身体に故障と怪我の後遺症をかかえつつ、それでも冴えた双眸が曇ることはない。今回彼を狙うのは研ぎ澄まされた舌鋒。いや、銃で狙われる方がよっぽどかわしやすいんじゃない、それ?! 思いも寄らぬ展開にボブ・リーだけでなく読者も目を白黒。何しろこの攻撃相手が一筋縄ではいかない。前作『ベイジル~』で突如噴出された悪趣味に近いユーモアが「敵陣」を描写する章ではいかんなく発揮されていて、ここ笑っていいんだよね?と自問自答しながらプププと笑ってしまったりする。
が「ナイス!」と言っています。
paxomnibus
図書館で借りて読んだのをすっかり忘れて、自分で買って読んでしまった。前回読んだ時よりも観賞したドラマ数が増えたので内容がよりよく楽しめた。カバーの世子はパク・ボゴムの孝明(「雲が描いた月明かり」)で、王様は光海(「華政」)のチャ・スンウォンと見た。両作品とも本書の「推し」でしかも現在放送中♪本書を読むなら今しかないというタイミング♪面白いし分かりやすいので買っておいて損はないのだった♪
が「ナイス!」と言っています。
paxomnibus
事態が一つ先に進む前に十の余分な記述を読まねばならないのでイライラした。この文体には覚えがある。京極夏彦のものだ。ただ京極さんなら余分が十でも二十でも面白かったものだが(少なくとも昔は)本書では退屈なばかり。カバーも変。本書で示唆されている絵は明らかに「白貂を抱く貴婦人」なのに使われてるのは「受胎告知」。確かに天使の絵ではあるが、作品の内容と関係ないのでは?小トリックは使い古されてるし、大トリックは実行は可能ではあっても誰もそれに気づかないというのはあまりにも不自然では? ラノベならそれでもOKなのか?
が「ナイス!」と言っています。
paxomnibus
面白かった。幼女5人の殺人が一人による犯行であるとするためには、その内の一件で有罪が宣告された人物の冤罪を証明しなければならない。推理小説も驚く設定だ。何が恐ろしいって警察と司法が自分達の不手際を隠蔽するためにやってるのが殺人者の事後従犯である事だ。犯罪者を益してどうする?日本の犯罪検挙率が高いのはテキトーに犯人でっちあげてるからって気がするわ。さて本書が上梓されてから10年近くたったが、世の中はどう変わったか。より悪くなった。為政者がマスコミに自分達に都合のいいことだけを報道させるようになった。先行不安
が「ナイス!」と言っています。
paxomnibus
これまでいろいろな本にちょっとずつ書かれていたことより少々詳細に、おおむね年代順に書かれている。つまりこれは自伝なのだが、普通の人には真似のできないような生活ぶりを紹介して「こういう生き方もあります。悪くないです。てか、日本の普通の生き方よりかなりマシかも? あなたにもその気があれば真似できるかもよ?」と軽く言ってる感じ。こういう一風変わった生き方を勧めるエッセイは昔は北杜夫等「変人」を標榜する作家が作家が書いてたものだっけ。ヤマザキマリさんはしばらく開いていたそのポジションに上手くはまりこんだのだと思う
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/21(2532日経過)
記録初日
2018/01/05(2548日経過)
読んだ本
619冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
191438ページ(1日平均75ページ)
感想・レビュー
611件(投稿率98.7%)
本棚
77棚
外部サイト
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