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2023年1月の読書メーターまとめ

すすき
読んだ本
9
読んだページ
2170ページ
感想・レビュー
5
ナイス
13ナイス

2023年1月に読んだ本
9

2023年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

すすき
ネタバレ 地域の小学校に隣接して羽鳥コミュニティハウスがある。ここでは将棋、俳句、リトミック、健康体操、フラワーアレンジメントなど数多くの講習会やイベントが行われ、図書室も併設されている。自己の生活の変化を求めてコミュニティハウスを訪れた主人公達がこの図書室にも立ち寄ってみると、そこには大変体格が立派な司書さんが希望に沿ってリファレンスをしてくれるが、同時に一見希望には縁遠いとも思える本を一冊紹介してくれる。そしてその本がそれぞれの主人公の生活や生き方に一石を投じていくという面白い5つの短編集です。
が「ナイス!」と言っています。

2023年1月の感想・レビュー一覧
5

すすき
ネタバレ 地域の小学校に隣接して羽鳥コミュニティハウスがある。ここでは将棋、俳句、リトミック、健康体操、フラワーアレンジメントなど数多くの講習会やイベントが行われ、図書室も併設されている。自己の生活の変化を求めてコミュニティハウスを訪れた主人公達がこの図書室にも立ち寄ってみると、そこには大変体格が立派な司書さんが希望に沿ってリファレンスをしてくれるが、同時に一見希望には縁遠いとも思える本を一冊紹介してくれる。そしてその本がそれぞれの主人公の生活や生き方に一石を投じていくという面白い5つの短編集です。
が「ナイス!」と言っています。
すすき
ネタバレ やまびこ不動産に勤める真鍋智也は36歳、前職を依願退職という形でリストラされて妻子にも見放されてしまった。彼は死を意識している人に出会うと体に強い衝撃を感じるという特異な体質の持ち主でもある。縁あって就いた今の仕事は不動産業、扱う一つ一つの物件にともなうそれぞれの人のはなしを丁寧に聞いていくなかで顧客・友人・同僚の背負った荷を軽減してあげる主人公に親しみを感じます。  空き家や放棄地、ゴミの不法投棄など地方特有の問題もとりあげ、花や鳥の声などの描写も細やかでいいなと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
すすき
ネタバレ 石橋嘉人は不安を抱える若手を支える50歳を超えたベテラン教師。中学時に別れ絶縁状態の実父:湊哲治が亡くなったとの連絡が遠く愛媛県西条市の警察から入る。父に対する心は冷え切っていたのだが、唯一の肉親として亡き父の下を訪ねると、父の家は嘉人母子が去った当時そのままにそして今は食べていくのも難しいだろうと思われる貸本屋を続けていたという。冷え切った心のまま父を知る人たちにも別れを告げて帰京するつもりの嘉人であったが、少しずつ少しずつ家族から見たらどうしようもないと思える父の外での生き様が見え始める。
が「ナイス!」と言っています。
すすき
樋口の出身大学の近くで爆発事件が起きた。上司天童管理官の下にはテロの予兆との情報もあり、公安部と一緒の指揮本部が立ち上がる。参考人への人権も考慮したい刑事部と強行さの潜む公安部の姿勢の違いや情報の共有面で信頼関係を築きにくい中で、歩み寄りを見せながら捜査がすすんで行く。一方で大学生の樋口の娘はバックパッカーとして海外を旅行したいと言いだし、その対応にも悩んでいる樋口の庶民的な心理を描きながら事件の核心に迫って行く。今回も面白い作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
すすき
ネタバレ 昭和20年初冬、19歳の松岡聡一は鉄道技術研究所に就職した。父を戦争で亡くし、自身は視力がもとで戦争に行けなかったことを心の傷としていたが、職場には零戦や桜花など戦争用飛行機の開発に携わった技術者達が多くの人を死に追いやった苦い経験から新しい列車を平和の乗り物として作り出そうとしているところだった。満州からの引き上げの苦しい過去をもつ寧子に惹かれながら、先輩技術者達と新幹線に開発に情熱を燃やす物語、廃線から立ち直る当時の日本を頭に描きながらの一機読みでした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/02/07(2285日経過)
記録初日
2007/11/01(6036日経過)
読んだ本
851冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
253754ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
301件(投稿率35.4%)
本棚
13棚
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