【読書メーターの本のプレゼントに応募しました】『屍人荘の殺人』以前に起きた5つの事件を描く!最新作を一足先に読めるチャンス!今村昌弘『明智恭介の奔走』プルーフ本を10名様にプレゼント!応募受付は5月13日(月)の正午まで。応募はこちらから→ https://bookmeter.com/giftbooks/563?track=share
大人がいないことも手伝って彼らはビールをのみ、ギターを弾き語り、一緒に水に浮かんだり。災害になりそうな大雨なのに家に帰らず一緒にいる姿がぐっとくる。いいなあ、青春だなあ、と。悲惨な結末であることが余計に彼らの姿を際立たせる。父と息子がひたすら竜巻を追いかける「荒天」も心に残る。何気ないところで水と風や空気にまつわる描写にハッとする。「うつ伏せで漂っていると、雨の小さな指が背中を激しく叩くのを感じた」(p129)「雨が水面にひろがるかのように、何かを悟った輝きがルビーの顔を横切った」(p158)等々。
親の代で廃業してしまったけれど本屋に生まれ育って、それが自分の一部になっているように思います。
新刊書の匂いも古書の匂いも好き。読まなくてもたくさんの本に囲まれているだけでわくわく、うれしくなる。
それにしても、この世の中になんと多くの書物があることか。読みたい本が増えていくばかりで焦ることもあるけれど、本は待ってくれる。
本のほかには古い映画、70~80年代の洋楽に大いに反応します。
読書メーターで普段自分では手を付けない本について教えてもらえるのが
新鮮で楽しいです。
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