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2024年5月の読書メーターまとめ

斉藤フィオナ
読んだ本
2
読んだページ
744ページ
感想・レビュー
2
ナイス
114ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月のお気に入られ登録
2

  • Kircheis
  • スプーン

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

斉藤フィオナ
主人公姉妹をはじめ、水車小屋の管理人(管理鳥)ネネのお世話を代々受け継ぐ人々はみな他人に優しく自立心がある。だから人から受け取った善意を次の人に向けていく。ペイフォワードという言葉を久しぶりに思い出した。 新聞で一年間にわたって連載されていたとのこと。少し駆け足でストーリーを追う読書になってしまった。自分も一年かけてゆっくり読んでいたらと思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

斉藤フィオナ

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2024年5月の感想・レビュー一覧
2

斉藤フィオナ
三代にわたってオリンピックに無名選手としてかかわったドイツ系カナダ人一家が体験した苦悩であり、挫折であり、悪夢であり、そして救済である。(訳者あとがきより抜粋) 7つの短編からなる20年あまりの出来事のうち一番印象深いのは「ルビー」。体操のオリンピック選手を目指していたが病に倒れた妹のために心優しい兄はプールに長時間浮かんでいる(何もしないで)チャリティーチャレンジを決行する。その日は大雨の予報で遂には川が決壊するほどの洪水に見舞われるのだがその兄を一晩中見守る妹と友人たちの様子がとてもよい。→
斉藤フィオナ
2024/05/31 21:13

大人がいないことも手伝って彼らはビールをのみ、ギターを弾き語り、一緒に水に浮かんだり。災害になりそうな大雨なのに家に帰らず一緒にいる姿がぐっとくる。いいなあ、青春だなあ、と。悲惨な結末であることが余計に彼らの姿を際立たせる。父と息子がひたすら竜巻を追いかける「荒天」も心に残る。何気ないところで水と風や空気にまつわる描写にハッとする。「うつ伏せで漂っていると、雨の小さな指が背中を激しく叩くのを感じた」(p129)「雨が水面にひろがるかのように、何かを悟った輝きがルビーの顔を横切った」(p158)等々。

斉藤フィオナ
2024/05/31 21:19

妹(娘)の死によって其々が壊れてしまった家族が時を経たあるときにあつまり、再生を思わせる奇蹟を体験する最終章は読んできたこちらも救われる思い。

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斉藤フィオナ
主人公姉妹をはじめ、水車小屋の管理人(管理鳥)ネネのお世話を代々受け継ぐ人々はみな他人に優しく自立心がある。だから人から受け取った善意を次の人に向けていく。ペイフォワードという言葉を久しぶりに思い出した。 新聞で一年間にわたって連載されていたとのこと。少し駆け足でストーリーを追う読書になってしまった。自分も一年かけてゆっくり読んでいたらと思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/02/17(2312日経過)
記録初日
2006/11/07(6432日経過)
読んだ本
201冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
68462ページ(1日平均10ページ)
感想・レビュー
166件(投稿率82.6%)
本棚
5棚
血液型
B型
自己紹介

親の代で廃業してしまったけれど本屋に生まれ育って、それが自分の一部になっているように思います。
新刊書の匂いも古書の匂いも好き。読まなくてもたくさんの本に囲まれているだけでわくわく、うれしくなる。

それにしても、この世の中になんと多くの書物があることか。読みたい本が増えていくばかりで焦ることもあるけれど、本は待ってくれる。
本のほかには古い映画、70~80年代の洋楽に大いに反応します。

読書メーターで普段自分では手を付けない本について教えてもらえるのが
新鮮で楽しいです。



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