ネタバレ「都市伝説」「実話物」「民話伝承」「ヒトコワ」などいろんなホラージャンルが一度に楽しめる作品だった。色々楽しめたけど、この作品で一番ゾクっときたのはラスト。どこか冷めたところのある青年が、実は過去の自分の行動に罪悪感を抱えていた上幽霊に怯えており…というギャップからの「あんなやつ本当に…」のオチ。面白かった。

ネタバレ「都市伝説」「実話物」「民話伝承」「ヒトコワ」などいろんなホラージャンルが一度に楽しめる作品だった。色々楽しめたけど、この作品で一番ゾクっときたのはラスト。どこか冷めたところのある青年が、実は過去の自分の行動に罪悪感を抱えていた上幽霊に怯えており…というギャップからの「あんなやつ本当に…」のオチ。面白かった。

ネタバレ少しぞっとする感じ。最後のアンケートが面白かった。蝉の頭の中に響くような声や短い命はホラーと相性がいいのか、ときどき見る。

ネタバレ貴重な記録だと感じた。誰かの英雄譚やドラマではなくて、戦時中や戦闘の最中で起こる、個人個人の本当にプライベートな出来事や感情を描いている。記録をするときの語り手の様子について記述があり、語り手の辛さが伝わった。多くの語り手が「自分から前線に出たいと言った」という記述があり、勇敢だと思ったが、どちらかと言うと、ほんの少しあった「戦争には出たくなかった。」と言う方に私は共感した。戦争は血も流れるし心も壊れてしまう。国民みんなの空気感のようなもの、適切な言い方はわからないけど同調圧力のようなものは怖いと思った。