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2024年3月の読書メーターまとめ

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2024年3月に読んだ本
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

council
岩波の刊行でこの書名だから結論は分かりきっているのだが、ナチス・ドイツへのある種肯定的な解釈や意見に対して明確に反論を述べている。ナチスが良いことをしたとは思っていなかったが、そういった主張が顕在化している事やそもそも本書執筆の動機になったSNSの問答等昨今の一元的すぎるものの見方への警鐘を意図した本。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
23

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じっぴ刊らしい新幹線で2h位をつぶす雑学本、東京の地形歴史本は他にブラタモリ的考察本が山程あるのでそちらのダイジェスト版的
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council
もう遠い昔に去ってしまった?コロナ禍での初期対応での混乱ぶり原因追及の本で、厚労省の医系技官と感染症ムラが問題の元凶とやり玉に上げている。初期の感染拡大時に罹ったら命に関わる病のイメージが付いたのと特に国の対応に完璧を求める国民性のせいか、重病感が浸透してしまった上に補助金行政の機能不全まで重なってあの混乱だったとの考察。主に行政の責だが4年経ってもワクチンばかりで流感のタミフルみたいな効く治療薬が何で未だ現れないのか?な日本の研究力低下も水面下にありそう。
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日本が少子高齢化まっしぐらなのだから働き手が減少するのも当たり前だと思うのだが、本書はその対応策を考えているのはいいが移民活性化・AI&機械化・女性&高齢者と月並みな解決策だし、賃上げや日本の産業構造転換(何で日本にGAFAが出来ないの?系とか)等はあまり触れていないのでこれで問題解決になるの?だし既に70近くまで働いている日本人、一体いつまで働けば楽隠居(って死語だよね)出来るのだろうか?
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書名の勝利、お金の使い方論ではなくただの業界別収益構造解説で書名のコンビニATMはただの掴み。こういう知識を飲み会かどこかでウンチク垂れると取り敢えず受けるのだろう
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研究に没頭するポスドクが職を得られなくて立ち行かなくなっている、的な内容と思ったのだがちょっと予想と違って人生こじらせちゃっている人が一般的物差しと比べると色々病んでいるだけ、な事例が延々続くだけな内容でかなり思ったより違う内容だった。
rosetta
2024/04/24 13:53

自分もそういう内容かと予想して読み始めたので、ちょっと思っていたのとは違いました

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低コスト、と銘打っているが家計見直し策とかではなく断捨離に近い発想で見栄を張ったり分不相応な暮らしぶりには走らず必要なものや事だけに出費をする、という生活感を説いているのだがなんとなく生活感が感じられないというか、欲に薄い暮らしぶり。ちょっと現実感が・・
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朝日土曜書評経由で読んだのだが、モヤモヤではなく非常に重くて少数民族問題は入口でLGBTQとかのマイノリティ問題全般に問題を広げているけど象徴的に出てくる義親族の様な分かり易い例例題もさほどなく延々問題点と少数派の主張が繰り返されるこの分野の本お馴染みの展開。なんというか「無知が罪」と糾弾されている様な感覚。極端でもいいので”こうしろ!”を明示して欲しいのだがそれはまた自分で考えろ!になっちゃうのかな?
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今発生しているパレスチナ情勢解説というより、その報道内容を元に著者の唱える現実とは異なる見解を伝える日本のマスコミ、特にTBSや朝日新聞等リベラルメディア・的はずれ政策推進する岸田政権とその取巻き学者達を厳しく糾弾する本でなおかつ著者は日本保守党のメンバーである、という前提で読む本だと思う。今回の紛争は確かに日本のTVでは先に手を出して未だ人質全員を釈放していないのにイスラエルの攻撃ばかり糾弾されるのは腑に落ちない点は確かだがイスラム研究者としての見識を日本のリベラル叩きに転用しているのもどうなのだろう?
council
2024/03/22 23:45

今回の紛争を含むパレスチナ考察は本書より世界史の教科書か他のイスラエルとユダヤ人の「約束の地」をめぐる歴史についてまとめた書籍を読むべきで、本書はハマスという組織に対する見方を知ることに限定するべきではないかと思う。

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古文書オタク(失礼)の磯田氏が様々な歴史好きとの対談、戦国時代の三英傑と坂本龍馬に関するテーマが多いが、歴史小説家が一様に史実は踏まえながら独自の解釈や新しいエピソードを生み出している過程が作家らしさを感じる。
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これ、本当に学者の筆による本なの?という位の中身で世の中森羅万象全部経営の理論に基づいて動いていると言いたそうな章立て、しかもなんとも諸々の事柄を冷ややかな視点で切って捨てる。全然面白くも参考にもならない。
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三五館シンシャの◯◯日記の類似品の様な雰囲気だが路線バスの運行司令を通じた2024年問題に何故バス運転手の対応に難があるのか?の理由が見えるのだが、運行指令員が総合職で暗に運転手より格上であるかのような言い回しや、本の後半から単なる乗りバス日記コーナーが始まったりして交通youtuberっぽい。バス運転手の人手不足→減便・廃止が最早社会問題になっているご時世なので運行司令目線の問題深堀りと解決試案を示して欲しかった。
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読み始めは柳澤健らしくない熱量の低さに加えて客席のファンが語る部分が混じっている上にプロレスに台本や予め勝負が決まっている等触れないでいるはずの表現が所々出てきて全盛期の記述はいまいちなのだが、引退から復帰してヒールとしてリングに上がる辺りからのリング上の様子がプロレス道を極めて行くが如き。キャットファイトや宝塚もどき扱の初期女子プロレスとそのオーナーたる松永兄弟のいい加減さの中で初期全女を支えたレスラー達がいわば理想と現実の間で苦労した経緯が収められている。
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何だかこういうTVとか業界系の人が説く仕事論というのは大体一般人には通用しなさそうなものばかり。100個のモチベーションの種が並んでいるが関連性もないし動き出すには繋がらなそうなものばかり??
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当たり前のことしか書いていない。子無しの専業主婦が一番幸福度が高いのはある意味当然だし資産に余裕がある方が安心感で幸福感が高まるのも当然。そもそもこの幸福って物差しを持ち出すとブータンとか日本の北陸地方が上位に来るけど一体幸せとはどういう尺度で測るのだろうか?という幸福の定義付けの方が気になってしまった。
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council
登場人物は全員女性、毒親というより著者の得意分野な貧困女性と性産業関連な取材集の中から酷い状況の事例を集めたような内容で、ほぼ漏れなく両親の不和・近親者からの性的暴力・風俗就労や実親からの金銭要求等ちょっと読んでいて嫌な気分になってしまう様な事例ばかり集められている。言い方は悪いが貧困と無学が人としての理性や矜持を失わせてしまうのかもしれない。
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鼎談の書籍化、多神教文化から見た一神教の排他性や強情さを知りたかったのだがいきなり日本の漫画文化から話が始まり、いずれも一癖ある識者なので自身のフィールドに入ると暴走気味になる。タリバンの考え方をこちらが知らないためか、女性弾圧を正当化?している風な主張や現在日本の親米追従主義と現政権の批判・明治以降の近現代史をきちんと履修させていない事等ちょっと鼎談者側の主張が全面に出すぎている気がする。イスラム教とトルコに付いて大盛りあがりでそこにシンパシーがないと単なる著者たちの自説主張だけな感じになる。
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1レッズサポとしてこの人には色々複雑な思いはあるのだがなりふり構わず2シーズン制に戻して当座の資金を集めたのとDAZNを呼込んでリーグ機構の財務を立直したのは称賛する事とは思うが無観客制裁に繋がる弾幕事件やコロナ禍でのエントリーミス、2シーズン制で割りを食ったりとピッチ外での協業とかエンタメとしてのJ露出アップ策等対外的な成果ばかりで肝心のピッチ内は一体何を改善したの?な印象が残る。DAZNのいつの間にか値上げもJリーグは容認していた?かもでどうもそこまで手放しで称賛されるべきとも思わないが・・
council
2024/03/06 15:00

書籍としては流石国内リーグを扱えば第一人者たる著者の取材の成果と思うが、無観客制裁以来あまり改善が進んでいないレッズの観客席とフロントへの罰金以外の働きかけがあまり見えないのは何故なのか?とVAR導入後も減少しない誤審など審判関係の精度向上はどう取り組んでいるのか?が知りたかったがそこまでは村井氏も関心を示さなかったのかな?

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世帯年収1000万、共働きで双方500万ならあり得るがやはり少数派になってしまう。そんな谷間ゾーンの苦境を語っているかと思ったら指摘されている住居教育他諸費用問題は別にこの層だけではないし、後半はただの家計改善本。思うに日本人のちょっと上の層に対する僻み根性が給付金で制限を掛けろ論の振出しな気がするので平均以下層がボリュームゾーンだと当然こうなる。1000万が苦しい主張ではなく教育費や税制の問題を正面から論じないので非常に中途半端な本で終わっている。
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岩波の刊行でこの書名だから結論は分かりきっているのだが、ナチス・ドイツへのある種肯定的な解釈や意見に対して明確に反論を述べている。ナチスが良いことをしたとは思っていなかったが、そういった主張が顕在化している事やそもそも本書執筆の動機になったSNSの問答等昨今の一元的すぎるものの見方への警鐘を意図した本。
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昨年引退した小野伸二自分語り、レッズサポ視点では当時弱かった浦和へあれだけの選手が来てくれたのに怪我明けに無理をさせたり降格で代表活動を制限させたりと恩返しを出来ず終いだったのが残念だ。とにかく天賦の才能が凄かったがそれ故同じ場所に定住する事を好まなかったり監督によっては折り合いが付かなかったりと当時の裏話に納得したがやはりフィリピン戦の怪我がなければもっと凄かったのでは?移籍を繰り返さなかったのでは?と思う。
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五輪やサッカーW杯で垣間見える商業主義や開催国家での人権問題をスポーツウォッシングと定義付けて、問題点を論じているのだが著者は多分に選手側の意思表示を制限しない事を訴えているのだがなんとも釈然としない。政治的主張をするのはいいがやるのは自力で稼いでいるプロ選手だけだし日本のスポーツは「体育」の延長で上意下達のままなのを深堀りしていないのは見方が一元的ではないかと思う。五輪がもうただの金儲けイベントに堕落している点だけは賛同。
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council
同じネタの関東私鉄本は沿線ヒエラルキー構築に懸命であったが関西版は関西民鉄トリビアなだけで色々な格付け物差しを持ち出すのだが阪急沿線最高!な結論しか書けないのは格付けに関西の地域性が馴染まない証明な気がする。内容が全く無い駄本。
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council
新聞連載書籍化、遺骨をキーワードにした法的な死亡処理が行き詰まりつつある日本の現場を取材したルポで、親族を冥土に見送る際に多分誰しも感じるお別れの諸作業と現実の家族感とのギャップを感じると思うが婚姻関連以外でも日本の家族法が血縁を軸に諸々取り決めているのが既に実態に合っていない状況を詳らかにしている。婚姻や性自認も大事かもしれないが死後の諸手続きに行政が介入出来る法整備をしないと地方自治体が動けなくなる。
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読書データ

プロフィール

登録日
2010/12/22(4877日経過)
記録初日
2010/12/22(4877日経過)
読んだ本
4505冊(1日平均0.92冊)
読んだページ
1065053ページ(1日平均218ページ)
感想・レビュー
4221件(投稿率93.7%)
本棚
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自己紹介

書籍代に割く余裕が金銭的+スペース的に厳しいので基本図書館の書籍を乱読しています。書評メルマガやビジネス書評サイトで取り上げられたビジネス書主体に読んでますが趣味系分野も読んでいます。
読書メーターはSNSではなく単なる自身の読書記録として使っていますので、関心を寄せていただくのはありがたいのですがお気に入りさんの登録や他の参加者さんへの積極的働きかけは取り組む事はいたしませんのでご了承下さい。

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