読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

HARUYOI
読んだ本
3
読んだページ
1113ページ
感想・レビュー
3
ナイス
22ナイス

2024年10月に読んだ本
3

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

HARUYOI
約20年ぶりの再読。 好きなのです、この雰囲気が。 晴明と博雅の間にある静かな空気が。京の闇に潜む妖物の気配が。人のあらゆる感情を含んだ呪のあり様が。 都のお悩みを解決する万屋の様な軽やかさもあり、知恵比べをするかの如く妖とやり合う緊迫感も、人の業の深さを思い知らされる空気の重さも色々と感じられるエンタメ小説である。 最近また映画されて、いつの世にも必要とされる夢枕獏と安倍晴明の魅力に堕ちるシリーズだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

HARUYOI
作中では実直で曇りのない心根で、人だけでなく人外の心も解している源博雅。 彼にフォーカスを当てた巻かな。 作中ではとは言ったが、史実に遺されているエピソードからもその朴訥さが感じられる様である。 作者が自身の印象を加え出来上がった“源博雅”は読んでいる私の心も解してくれる様である。 “博雅(はくが)の三位は管弦の仙なり” 楽の才に秀でたその音色を聴くこと叶わぬが、青い月を眺めながら平安に思いを馳せることは出来よう。 今宵は丁度、十三夜であるから。
が「ナイス!」と言っています。
HARUYOI
約20年ぶりの再読。 好きなのです、この雰囲気が。 晴明と博雅の間にある静かな空気が。京の闇に潜む妖物の気配が。人のあらゆる感情を含んだ呪のあり様が。 都のお悩みを解決する万屋の様な軽やかさもあり、知恵比べをするかの如く妖とやり合う緊迫感も、人の業の深さを思い知らされる空気の重さも色々と感じられるエンタメ小説である。 最近また映画されて、いつの世にも必要とされる夢枕獏と安倍晴明の魅力に堕ちるシリーズだろう。
が「ナイス!」と言っています。
HARUYOI
とても面白かった! 驚くべきなのはこれが児童文学だと言う事。 ファンタジーであり、ミステリでもあり、主人公の成長を描くYAであり(訳者あとがきで書かれている事そのものでした) 私はミステリに惹かれて購入したが、ジャンルなど関係なしに誰でも楽しめる小説だと感じた。ただ、これからを生きる少女達へのエールは感じる。 帯の宮部さんの言葉通り、終盤の親子の会話は全てを読んできた後だから響いてくるものがある。 人は弱く醜いが、強く美しくもある。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/03/28(2436日経過)
記録初日
2018/04/08(2425日経過)
読んだ本
294冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
104562ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
175件(投稿率59.5%)
本棚
0棚
外部サイト
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう