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有栖川 有栖(7)芥見 下々(5)峰倉 かずや(5)伊藤潤二(4)京極 夏彦(4)ikra(3)尾田 栄一郎(3)ヨン・フォッセ(2)小路 壮平(2)チョ・ナムジュ(2)18%有栖川 有栖13%芥見 下々13%峰倉 かずや10%伊藤潤二10%京極 夏彦8%ikra8%尾田 栄一郎5%ヨン・フォッセ5%小路 壮平5%チョ・ナムジュ著者グラフ上位10名
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青蓮
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表題作他「イタリアの歌」「日雀」「朝雲」収録。「花のワルツ」はバレエダンサーを描いた作品。踊ることや芸術に生と死を重ね合わせたストーリーは見事。星枝と鈴子の対象的な性格も読んでいて面白い。四篇の中で「朝雲」がお気に入り。女学生の教師に対する片想いの話だが一過性の恋とも憧れともつかぬ微妙な感情の描き方が素晴らしい。本書を読んでやはり川端康成が好きだと再認識。絶版だったのを手に入れて読んだが、ぜひとも復刊して欲しいです。
0255文字
青蓮
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鴎外は「ヰタ・セクスアリス」くらいしか読んだことがなかったのですが表題作の「山椒大夫」「高瀬舟」が長く読み継がれている理由が解ったような気がします。特に「高瀬舟」では短い物語でありながら、善や正義、正しさ、そういったものを考えさせられます。「カズイスチカ」は途中でオチは解ってしまうけれど医学を学んだ鴎外だから書けた作品だと思いました。全体的に私個人の印象としては夏目漱石と同じ系譜なように感じます。もっと他の作品を読んだら違うのかもしれませんが。引き続き、鴎外の本を読んでいこうと思います。
0255文字
青蓮
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ノラさんからのお勧め。以前同著者の「母という病」を読んで「父親はどうした?」と思ったらこちらの本が出ていました。時代と共に家父長制が解体され父親の存在が希薄になっていくに従って母子が際限なく緊密になり、その癒着が子の親離れ、自立を阻害しているという。失われた父親、理想の父親像を求める子は人間関係に躓いたり、下手をすると精神的にかなり不安定になってしまう。子供の健全な発達にはそれが例え代理的なものであっても父なるもの、母なるものが不可欠だ。憎しみながらも愛したいという子からの親のへの希求は切ない程だ。
あかり

父という病も母という病も切ないですよね。そして自分ごとでもあるので……ああああ心が痛い_(:3」∠︎)(笑) 私はどうしても創作に使えるかどうかで見てしまうのでキャラ作りに反映させてしまいますが(・_・;

09/20 19:49
青蓮

ノラさん→お勧めありがとうございました!自分のことを振り返りながら読みましたが、父親は優しくて穏やかな人でしたけど、仕事で不在がちだったので寂しかった記憶はあります。母親もあの通りだし、共働きで体が具合悪くても放っておかれていたので余計に寂しい子供時代でした。それでも父親からの愛情は感じていたのでまだマシかも。これも何らかの創作のネタになりそうですね😊興味深い本でした。

09/20 20:30
0255文字
青蓮
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タイトルに惹かれて手に取った本。「意識はすべてを決定する主体的な存在ではなく、脳の中で無意識に行われた自律分散演算の結果を、川の下流で見ているかのように、受動的に受け入れ、自分がやったことと解釈し、エピソード記憶をするためのささやかで無知な存在。意識の中でも最も深遠かつ中心的な位置にあるように思える自己意識のクオリアは、最もいとしく失いたくないものであるかのように感じられるものの、実は無個性で、誰もが持つ錯覚に他ならない」副題にあるようにあくまでも仮説ですが、それでも興味深い内容でした。
青蓮

自ら意図した動作さえ、先に無意識下の脳が反応するという事実は衝撃的。人間は無意識によって動かされ、錯覚することでバランスをとり、辻褄を合わせている。人間の心のシステム、脳の機能はよく出来ているなあと感心してしまう。

09/19 18:56
0255文字
青蓮
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ノラさんのお勧め本。メンタリズムとは運動力学、催眠療法で使うような催眠、暗示、筋肉の動きや柔軟性で相手の心を読む読筋術、観察眼、話法など様々な理論やトリック、ギミックなどを織り交ぜたもの。理論と実践方法をあげていて、とても解りやすく面白く読みました。読みながら人間の記憶はかなり曖昧であること、思っていることが簡単に態度や表情に表れること、簡単に知覚の錯覚を起こすことから訓練をすれば人を誘導して自分が思うように操作出来る……メンタリズムは科学に裏打ちされた技術。もっとメンタリズムについて知りたい。
0255文字
青蓮
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再読。船乗りの竜二に憧れと理想を抱いていた少年・登。しかし竜二が未亡人である母との結婚を考え、陸の生活に馴染んでゆく姿を目の当たりにして、やがて憎悪を覚える。竜二の姿は「自分達の未来の姿」として登は仲間達と共に処刑を企てる。少年達の未熟ゆえの危うく、脆い理念、理想。「大人は汚い」というテーゼはまるで熱病のように少年達を捻じ曲げていく。そして竜二もまた海から離れてみて自分自身を喪失したように感じるのだ。現実は何処までも平坦で凡庸だ。劇的なものなど何もない。少年達は竜二を処刑して空っぽの秩序を保ちえただろうか
青蓮

猫洞文月さん→私は基本的に雑食なので、気になった本は色々読みます。それでもジャンルは偏ってますが💦感想もお褒め頂き、ありがとうございます😊これからも宜しくおねがいしますね!

09/20 10:32
猫洞 文月

こちらこそよろしくお願いします!

09/20 21:44
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0255文字
青蓮
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再読。キラリと光る言葉の数々。「人は人に影響を与えることもできず、また、人から影響を受けることもできない」「愛は、この世に存在する。きっと、在る。見つからぬのは、愛の表現である。その作法である」「絶望は、優雅を生む。そこには、どうやら美貌のサタンが一匹住んでいる」「人間は人間に服従しない」「人間は人間を征服出来ない、つまり、家来にすることが出来ない。それが民主主義の発祥の思想だと考える」「井伏鱒二選集 後記」では師事していた井伏との思い出話が主で読んでいて興味深い。また井伏鱒二も読んでみようと思った。
カブトムシ

井伏鱒二は、太宰治の「如是我聞」が志賀直哉に申し訳なくて、志賀直哉を何人かで訪ねた時に一言も言えなくて帰って来ました。志賀直哉は、井伏鱒二が「2から3行でいいから、ほめてもらうとよかった」と誰かに聴いて、「こころが傷んだ」と書いています。

09/21 09:33
0255文字
青蓮
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「第七官界彷徨」は再読。この作品のスピンオフ的な「歩行」「こおりぎ嬢」「地下室アントンの一夜」を読むと「第七官界彷徨」がより奥行きを持った立体的な世界に感じられる。時代の影響もあるのか著者が人間心理にかなり興味を持っていたのが解る。彼女の紡ぐ言葉、文章は細やかで繊細だ。「香りから呼ぶ幻覚」が個人的に非常に気に入りました。書簡などを見ると身内には結構葉すっぱな言葉遣いをしているのが面白い。「女流詩人・作家座談会」ではもっと詩は読まれるべき、男性詩人との闘争、シュルレアリスムについてなどを語っており興味深い。
0255文字

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青蓮
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2025年2月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2006ページ ナイス数:10ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/362695/summary/monthly/2025/2
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読んだ本
2148

積読本
564

読みたい本
1283

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/06/03(4320日経過)
記録初日
2013/06/29(4294日経過)
読んだ本
2148冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
556094ページ(1日平均129ページ)
感想・レビュー
1153件(投稿率53.7%)
本棚
10棚
性別
年齢
42歳
血液型
B型
現住所
千葉県
外部サイト
自己紹介

読書メーターを始めて11年目に突入しました。
お気に入り登録さんも800人を突破。
多くの方と楽しく交流できるのが、とても嬉しいです。
いつもありがとうございます。感謝感謝です。
これからも色々な本と出会いたいので、オススメがあったら教えてください!
宜しくお願いします。

好きな作家
京極夏彦、有栖川有栖、太宰治、三島由紀夫、澁澤龍彦、皆川博子、江戸川乱歩、横溝正史、長野まゆみ、原田マハ、島本理生、金原ひとみetc.

タイトルや装丁などを見て、面白そうだなと思ったら何でも読みます。
好みの傾向としては、幻想小説、ゴシック小説、エログロ、ホラー、退廃的な雰囲気のある作品が大好物。
SFは苦手意識があるので殆ど読みません。

漫画もちょこちょこ読みます。
好きな作品&漫画家さんは、ライチ☆光クラブ、最遊記シリーズ、聖☆おにいさん、文豪ストレイドッグス、ニーチェ先生、艶漢、テンカウント、丸尾末広、楠本まきetc.
イラストレーターの山本タカトさんも大好きで画集を見てはうっとり。
BLもちょこっと読むので苦手な人はご注意くださいませ。

〈読んだ冊数記録〉
2013.6.29~2014.6.28 192冊
2014.6.29~2015.6.28 155冊
2015.6.29~2016.6.28 300冊
2016.6.29~2017.6.28 251冊
2017.6.29~2018.6.28 186冊
2018.6.29~2019.6.28 94冊
2019.6.29~2020.6.28 156冊
2020.6.29~2021.6.28 126冊
2021.6.29~2022.6.28 208冊
2022.6.29~2023.6.28

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