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2024年6月の読書メーターまとめ

たかこ
読んだ本
10
読んだページ
2506ページ
感想・レビュー
10
ナイス
990ナイス

2024年6月に読んだ本
10

2024年6月のお気に入り登録
5

  • とよぽん
  • ぶぶ ひこ
  • しま
  • あん
  • 宵待草

2024年6月のお気に入られ登録
6

  • とよぽん
  • ぶぶ ひこ
  • りんご飴
  • しま
  • 宵待草
  • あん

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たかこ
亡くなった方、思い出の品、人間関係…。生きていれば、いろいろな人やものと関わることは避けられない。突然死であれば残された人が片付け、年をとれば断捨離も考えないと…。そうでなくても、出会いや別れ、物事に区切りをつける必要がも出てくる。最後の澪さんの「あなたたちは、可能性に溢れているのよ。恋も、友情も、夢も、何もかもがこれからなの。…後悔しないように、それだけを忘れなければいい。…ありのままを受け止めて、自分なりに頑張ったんだからいいじゃないって言える自分が、遠い未来にきっといる。」先を生きてきた人の魅力に◎
あすなろ
2024/06/26 21:48

素晴らしい感想ですね。思わずじっと感じ入りました。

たかこ
2024/06/26 21:55

あすなろさん、ありがとうございます。この本は、登場人物に思いを寄せながら、自分自身の中にいる方を思い起こさせてくれますね。読み終わっでも、心が温かかったです。

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

たかこ

今月もたくさんのいいねをありがとうございました。2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 先月からグリーフの勉強を始め、今は古典的な理論からグリーフがどう扱われてきたかを学んでいるところ。なので関連本多め。喪失を経験しない人なんていない。死について学ことは、生きることを考えることに繋がっている、と思うんだよね。https://bookmeter.com/users/8764/summary/monthly/2024/5

今月もたくさんのいいねをありがとうございました。2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 先月からグリーフの勉強を始め、今は古典的な理論からグリーフがどう扱われてきたかを学んでいるところ。なので関連本多め。喪失を経験しない人なんていない。死について学ことは、生きることを考えることに繋がっている、と思うんだよね。https://bookmeter.com/users/8764/summary/monthly/2024/5
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
10

たかこ
『あなたはここにいなくとも』町田そのこ著を読んだら、無性にこの本が読みたくなり図書館へ。ターシャ・テューダーさんは、アメリカの画家、ガーデナーなど多彩な方であり、田舎でナチュラルライフを送っていた方。彼女の揺るぎない強さやしなやかさ、自由さは素敵で、まるで小説の中の出来事のようだけれど実在した方。タイトルの『思うとおりに歩めばいいのよ』、「一生は短いのよ。思いきり楽しまなくちゃ。」は彼女の信念。お庭がとても美しく、好きな花を集めてこの空間が作れるのがとても素晴らしい。彼女そのものなのかも。
宵待草
2024/06/26 21:27

たかこさん こんばんは!🌃 好きなターシャ・テューダーの本が、共読本に一冊加わり、嬉しく思います!🍀 おやすみなさい!💤 宵待草

たかこ
2024/06/26 21:50

宵待草さん、コメントありがとうございます。たまにこの本に導かれることがあります。前回は、『西の魔女が死んだ』梨木香歩著でした。ターシャ・テューダーさんの自立した生き方には魅せられますね。おやすみなさい💤

が「ナイス!」と言っています。
たかこ
亡くなった方、思い出の品、人間関係…。生きていれば、いろいろな人やものと関わることは避けられない。突然死であれば残された人が片付け、年をとれば断捨離も考えないと…。そうでなくても、出会いや別れ、物事に区切りをつける必要がも出てくる。最後の澪さんの「あなたたちは、可能性に溢れているのよ。恋も、友情も、夢も、何もかもがこれからなの。…後悔しないように、それだけを忘れなければいい。…ありのままを受け止めて、自分なりに頑張ったんだからいいじゃないって言える自分が、遠い未来にきっといる。」先を生きてきた人の魅力に◎
あすなろ
2024/06/26 21:48

素晴らしい感想ですね。思わずじっと感じ入りました。

たかこ
2024/06/26 21:55

あすなろさん、ありがとうございます。この本は、登場人物に思いを寄せながら、自分自身の中にいる方を思い起こさせてくれますね。読み終わっでも、心が温かかったです。

が「ナイス!」と言っています。
たかこ
対人援助職の方はまず自分自身が安定していないといけない。例えば、援助者は早くに母を亡くしていて、同じように早くに母を亡くした方が相談に来た時、その痛みはよくわかる。けれど、その感情でカウンセリングをしてはいけない。冷たいようだけれど、感情の境界線をきちんとひけることが大事である。援助者自身のグリーフを解決してから、人と向き合う。単にメンタルが強いということではなく、気持ちの整理のつけ方を知っているということ。自分にあったセルフケアを自分で見つけて、自分で自分を良い状態にし、良いバランスを保つことが必要。
とよぽん
2024/06/30 09:34

たかこさんの感想・レビューの内容がどれも素敵で、私には新たな気付きになります。私もお気に入り登録させていただきました。よろしくお願いします。

たかこ
2024/06/30 20:18

とよぽんさん、ありがとうございます。共読が多くて嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。

が「ナイス!」と言っています。
たかこ
ハナちゃんって、実はこんなに表情が豊かだったのね。巻を重ねるごとに、先生との距離感や近くなっているところ、ハナちゃんの成長を感じる◎ そして何より当時の家事の様子が知れてうれしい。作者さん、きっちり時代背景を調べてらっしゃるんだなぁ、と。信頼できます◎
が「ナイス!」と言っています。
たかこ
ネタバレ読み進めながら違和感があったのだけど、途中からあれ?読み間違えてる?と感じ、プロローグに戻り、もう一度一人一人確認しながら読む。キョウコという響きだけではわからない。そして、今の名前と当時の呼び方が混在するので、さらに読み間違えてしまいそうになる。高校時代の思い出、黒歴史も淡い思い出も辛い出来事も、いつかその舞台から降りる時が来るのだろう。それでも、高校時代のあの濃密な時間の感じと閉塞感は、さすが辻村作品。ほんと怖い。誰だって、自分が主人公、自分のストーリーを紡ぐのは自分。
が「ナイス!」と言っています。
たかこ
1960年代のアメリカ、病院での終末期のケアの研究。「Awareness of dying」病気の告知をされていない患者と看護師、家族の間で何がおこっているのか、患者の状態を誰がどのくらい認識していてどう対応するのか、「終末認識」と相互作用の研究である。「閉鎖」認識=間近に迫った患者の死をスタッフは知っていても、本人は知らない。「疑念」認識=自分は死ぬのではないかと本人は疑っているのに、まわりの人々は患者が疑念を抱いているのを知りつつも、あえてそれを打ち消そうとする。⇒続く
たかこ
2024/06/21 16:28

「相互虚偽」認識=死が避けられないことを本人もスタッフも共に知っているのに、お互いに知らないふりをする。「オープン」認識=死が避けなれないことを本人もスタッフも知っていて、かつ双方がそれを行為により認めあう。それぞの認識の状態をさぐりあう、かけひきのような行動とその結果は、告知をしない場合には今も同じなのではないだろうか。

たかこ
2024/06/21 16:34

1995年、母に癌が見つかったとき、本人に告知はしなかった。その当時、日本の病院において癌は死に至る病であり、本人に告知をしないのが当たり前だった。結局、母には死ぬまで本当のことが言えなかったけれど、この研究のように探りを入れられたり、嘘をついてでも励ますことをしていたな…と思い出した。結局最期まで母には本当の病気のことは告げられなかったけれど、どこかの段階で自分は癌だってことは気づいていたと思う。でも、お互いに認め合うことはできなかったな…。

が「ナイス!」と言っています。
たかこ
ネタバレ原田ひ香『古本食堂』より。でも、思い出したのは、この1冊前に読んだ、南綾子『死にたいって誰かに話したかった』の方。『三人法師』は、御伽草子で、室町時代に成立していたもの。出家した理由を三人が話していく様子が、まるで「分かち合い」。現代は、懺悔したいことがあってもなかなかできないから抱え込んで死にたくなるけど、出家するという道もあるのかも(こんなに軽々しく言って、お坊さんごめんなさい。)。そして、最後の共通点?なんかおめでたいよね。古典って、新鮮だし面白い。
が「ナイス!」と言っています。
たかこ
本で溢れる場所。東京住みではないので神保町に行ったことはない。古書店街いつか行ってみたいな、たくさん本を買ってみたいな。たくさんの本の中から、1冊の本と出合う。店員さんのおすすめで本が買えるなんて羨ましい。今は、リアルではなかなかこういう事はないから、こうやって読メで繋がって、本を探しに行くのかも。そして出てくるご飯の美味しそうなこと!なんて幸せな空間なんでしょう!本屋さんで新刊を買うことも、古本屋さんで出合う本も、図書館で借りた本も、全ての本に意味と居場所があるような気がする。
Fe
2024/06/12 00:08

もうひとつ。ご覧になっていなければ、どうぞ。既読でしたら、ごめんなさい。 https://www.bookbang.jp/review/article/728009 原田ひ香(1970- )・北上次郎(目黒考二 1946.10.9-2023.1.19 )「初めて対談する二人が語る『神保町』」『ランティエ』2022年4月号 https://jp.mercari.com/item/m23151508093

Fe
2024/06/12 11:27

明治大学文学部学生だった頃(1975-77)、毎日、神保町を歩き回ってました。毎週一度は食べていた餃子屋「スイートポーヅ」が閉店したそうで、悲しいです。 https://www.timeout.jp/tokyo/ja/ニュース/神保町の老舗餃子店スヰートポーヅが閉店-061120  当時は、まだ「カレーの街」とは呼ばれていませんでした。『古本食堂』には登場しない、共栄堂(大正十三年創業)のスマトラカレー https://www.kyoueidoo.com/ は、勿論ありましたけど。

が「ナイス!」と言っています。
たかこ
死にたいほど生きづらい社会の中で、懸命に生きている人たち。年齢や性別、今の環境、育った環境、トラウマになった出来事はそれぞれ違うけれど、それでも何かしらの出来事を背負って生きぬいてきた。「生きづら会」は、自分のことを話し、聞き手はただ聞くだけ、批判も評価もしない。自分のことを話すのは怖いし恥ずかしい、でも語ること聞くことで価値観が広がっていく。小説だけど、分かち合いの大切さを再認識。再生の場所、「生きづら会」に参加できたことだけでもすばらしい。人と関わることは難しいけれど、人に救われるのも事実。まず一歩。
が「ナイス!」と言っています。
たかこ
キューブラー・ロスによる死の受容過程、5段階説がどのようにして研究されたものなのか、原文を読んで(日本語訳だけど)その背景を知る。『On Death and Dying』日本語訳あとがきにもある通り、死は長い過程であって特定の瞬間で はない。現代において、死は敗北であり医師は死の間際まで蘇生をすることもある。最期まで自分の人生を自分らしく生きることができるような場所や人、環境が必要だと思う。そして、死にゆく人とともにあるために私たちができることは「近況をたずねに」行くのではなく、ただそこにいて手伝うこと。
たかこ
2024/06/06 17:45

初版1969年、今でもこの本はバイブル。当時、癌は治せない病気であり、本人に告知もしないのが主流であったと思われる。近年になり、癌の本人への告知率が上昇しているのは、医療技術の進歩により癌は死ぬ病気ではなくなったからであろう。それゆえ、癌による死は敗北という印象をうえつけるのかもしれない。「死」を考えることは「生」を考えること。グリーフは、大切な方を亡くしてからのことが多いけれど、実は死ぬ前から始まっている。看取りをする家族側に、知識や理解があれば、亡くなった後の喪失感も変わるのではないかと思う。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/11/13(5856日経過)
記録初日
2007/12/07(6198日経過)
読んだ本
1692冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
386678ページ(1日平均62ページ)
感想・レビュー
1147件(投稿率67.8%)
本棚
158棚
職業
その他
外部サイト
自己紹介

2006年からブログで読書記録を付けはじめ、現在は読書メーターさんの場をお借りして記録更新中。読んだ本を忘れないためにつけ始めた読書記録だけれど、記録をつけてもなかなか思い出せないことも…。
この10年ぐらいは、年に100冊のペースで読んでいます。

大学で日本文化を、大学院でキャリア心理学・発達心理学を学んだ影響で、五感や感性、人のこころについての本を読むのが好き。
茶華道歴30年。茶道と華道は自分の軸。着物も大好き。日本文化系の本多し。茶道・華道を習いつつ教えています。
マインドフルネスとグリーフケアの勉強中。グリーフサポートのファシリテーターとしても活動中。一服のお茶で癒しを届けたい。


一番のお気に入り 江國香織『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』

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