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2024年9月の読書メーターまとめ

たかこ
読んだ本
12
読んだページ
2715ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1037ナイス

2024年9月に読んだ本
12

2024年9月のお気に入り登録
4

  • まーち
  • よう@読メ野鳥部
  • Kanonlicht
  • うーやま

2024年9月のお気に入られ登録
5

  • 紺
  • りんごあめ低浮上ととりすなー(?)勇人とペア画中 彼氏は勇人❤
  • りんごあめ@低浮上ととりすなー(?)勇人とペア画中
  • Kanonlicht
  • うーやま

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たかこ
ほのぼのとした感じで話は進むけれど、ものすごく大事なことがぎっしり詰まっていた。物語にある出来事は「あるある」ばかり。登場人物の一人になったつもりで、私ならどうするかな、と自分ごととして考えながら読み進めた。若くても、老いてもお金は大事。自分だけのお金から、家族を持って家計を考える時期があったり、また独り身になって考えたり…。ライフイベントや大事にしたいことによっても、お金の価値観は変わってくる。(それこそ物価だって変わる)。三千円を自分はどう使うか、その価値観を自分の中に持つ、そこからが始まりかも。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

たかこ

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 フランクルで始まり、フランクルで終わった8月。『夜と霧』は、死ぬまでには読もうと思っていた本だったので、人生のこのタイミングで読めたことに感謝。たくさんのいいねをありがとうございました。 https://bookmeter.com/users/8764/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
11

たかこ
短編、連作ハートフルストーリー。いいなぁ、こうやって無条件にダサいことをダサいと言える感じ。絶対的な信頼感があるからこそ、文句も言えるのだと思う。とは言え、この本の主人公たちが全員、文句を言えるような家族関係ではないのだけれど、それでも小包を通じて誰かと繋がっている。誰かを思って荷物を送る、それは物語なんだなぁ、と。私自身は、早くに母を亡くしてしまったので離れて住むこともなく、母から小包という経験はできなかったけれど、もしかしたら私にもこんな将来があったのかも、とちょっとだけ想像してみたら楽しかった。
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たかこ
母親が統合失調症という病気で、幼い時から母親に包丁を突きつけられて、しかも一人で抱えるしかなくて、よく大人になるまで生き延びたと思う。そして、今はこうやって統合失調症という病気を解説してくれている。筆者の強さに、尊敬の念。『人は、人を浴びて人になる―心の病にかかった精神科医の人生をつないでくれた12の出会い』夏苅郁子さんもそうだけど、赤裸々に語ることの怖さを乗り越えて出てきた言葉や絵。病気を正しく理解しよう、と思う。
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たかこ
「着物は着るだけで三割増し美人に見えます!」と帯に…、ちょっとうれしい。私はお茶をしているので、着物を着る機会が多い。だいたい週末はお稽古で着るし、お出かけするなら着物を着た方が楽だと思えるようになった。着付けさえクリアすれば着物は楽だし、実は自由だったりする。いまさんみたいな影響力のある方がこうやって発信してくれるのはいいね。最近は着物をお譲りいただくことも多いし、古着屋さんにいくと、断捨離ブームのおかげなのか、とても良いものが格安で売っていたりする。先日、着物を300円で買った(笑)
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たかこ
あれ、2年半前に読んでいたわ。今回は電子書籍で買ってしまった。X(Twitter)で、#関ヶ原2024というハッシュタグができるほど、関ヶ原の戦いは、歴史上重要で人気のある出来事。ちなみに今年も東軍が勝ったらしい(笑) 。こんな濃い戦国時代の武将の生き様は本当に面白い。超現代語なので、気軽に読めて理解が深まる。他の資料の下読みとして最高!戦国を知るならまずはこの本から。
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たかこ
「人を浴びる」とはどういうことか?と興味があったので。統合失調症の母を持ち、自らも精神を病み、精神科医である「家族・当事者・精神科医」のトライアスロンをされた夏苅先生。壮絶な体験から良くここまで回復され、だからこそ心のこもった診療ができる医師になられているのだと思う。2011年と2019年の論文も読んだ。精神疾患に限らず「病」はその家族の人生も変えてしまう。「家族という不条理」の葛藤は自身の成長過程において、なんて重たいものだろう。人と出会い、「語る」ことで回復につながる。ナラティブの力に希望が持てた。
たかこ
2024/09/20 18:28

『わが家の母はビョーキです』中村ユキ https://bookmeter.com/books/77521 こちらも読んでみたい。

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たかこ
ほのぼのとした感じで話は進むけれど、ものすごく大事なことがぎっしり詰まっていた。物語にある出来事は「あるある」ばかり。登場人物の一人になったつもりで、私ならどうするかな、と自分ごととして考えながら読み進めた。若くても、老いてもお金は大事。自分だけのお金から、家族を持って家計を考える時期があったり、また独り身になって考えたり…。ライフイベントや大事にしたいことによっても、お金の価値観は変わってくる。(それこそ物価だって変わる)。三千円を自分はどう使うか、その価値観を自分の中に持つ、そこからが始まりかも。
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たかこ
超わかりやすかった。アドラーの本はたくさんあるけれど、一部に焦点があてられていたり、コミカライズ等でなんとなく概要がつかめるけれど…といったものが多い中、これは誠実にアドラー心理学の入門本として良い。「劣等感」「ライフスタイル」「共同体感覚」「人生の3つの課題」「勇気」がキーワード。アドラーの心理学は自分を幸せにしてくれると思う。この勢いで「生きる意味」を読もうと思う!
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たかこ
「教育格差」ではなく「体験格差」。SES(Socio-economic Status)と言われる、子ども本人に変更できない初期条件である出身家庭の社会経済的地位によって学力や最終学歴などの教育成果に差がある傾向を「教育格差」と言う。体験格差も同じ傾向があると思うが、それに加え体験格差は、親がどういう体験を経験して来たかにも寄る。親自身が「体験ゼロ」の場合は子どもも「体験ゼロ」である割合が5割を超えるというのは驚きだった。地域格差も切実。それにしてもシングルマザーの貧困の多さは読んでいて胸が苦しくなる。
たかこ
2024/09/12 17:49

茶道と華道を教えている身としてとても考えさせれる。親から子どもに対する有形・無形の「文化資本」に、「体験」は深くかかわっている。日本文化のひとつとして、抹茶を飲んだり、いけばなをしたり、ということは多くの方に知ってもらいたい。でも、それをさせない敷居の高さがあるのも現実、かと言って無料でできるものではない。ピアノやバレエなどのいわゆる習い事も、習うところにもよるけれど安い費用ではないと思う。習いたい気持ち、好奇心がありながらできなかったり、あきらめたりすることが残念に思う。引き続き考えよう。

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たかこ
白川先生の御本、初心者向けで読みやすい。正常な依存=趣味・嗜好のレベル、グレーゾーン=習慣・クセのレベル、依存症=病気のレベル。「私って○○じゃないと××なのよー」はよくあるけれど、依存症との明確な境界線はない。「生活に支障がでているかどうか」で判断する。「ドーパミンリモートパスウェイ」=負のループ。脳が快感を覚えて行動が強化されるという悪循環。本人の「底つき体験」があってはじめて、依存を認識できる。本人が病気を自覚しない限り、治療はおろか受診さえも困難。
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たかこ
「問われている」。1967年から2022年まで、この時代の空気感を直に知っているので、その当時私はこんな感じだったな…と思い出し、なぜか心がざわついた。いつの時代にも「デマ」はあった。何を信じて、何を信じないかは自分で決めてきたようにも、周りに流されていたようにも思う。ただ、自分で決めたと言っても、自分に確固たる信念があるとか、信仰があるわけではないから、よくわからないから信じないことにしたという程度なのかも。 VUCAという予測不可能な今、角田さんから「何を信じるのか」という問いを投げかけられた感じ。
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たかこ
お子さんを亡くした母親のグリーフにかかわることが多いので、勉強のために先生からお借りした本。金子先生の論文は読んだことがあったけれど、博士論文をまとめたこちらの本で、このボリュームだからこそ、しっかり詳細な内容まで理解できた。内容は、私のグリーフとは違うパターンなのだけれど、グリーフサポートにたどり着くまで、またそこでなぜ心を開けたのか、サポート側の「共にある」という姿勢、とても重要なことに気づかせてもらった。同じ体験を持つものが、ライフストーリーを聴かせてもらう、そこに未来があるのだと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/11/13(5856日経過)
記録初日
2007/12/07(6198日経過)
読んだ本
1692冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
386678ページ(1日平均62ページ)
感想・レビュー
1147件(投稿率67.8%)
本棚
158棚
職業
その他
外部サイト
自己紹介

2006年からブログで読書記録を付けはじめ、現在は読書メーターさんの場をお借りして記録更新中。読んだ本を忘れないためにつけ始めた読書記録だけれど、記録をつけてもなかなか思い出せないことも…。
この10年ぐらいは、年に100冊のペースで読んでいます。

大学で日本文化を、大学院でキャリア心理学・発達心理学を学んだ影響で、五感や感性、人のこころについての本を読むのが好き。
茶華道歴30年。茶道と華道は自分の軸。着物も大好き。日本文化系の本多し。茶道・華道を習いつつ教えています。
マインドフルネスとグリーフケアの勉強中。グリーフサポートのファシリテーターとしても活動中。一服のお茶で癒しを届けたい。


一番のお気に入り 江國香織『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』

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