一巻はまずまずの出だし。そこから全三巻で完結するのかと思いつつ、読んでみると、なんか急にまとめに入ったような話の展開が気になります。神の力の説明も急に出してくるし、なんだか世界観ばかりが大きくて、説明が足りてません。その辺神話に準えて説明しておくとか手はある気がするんですけど。 今巻は戰の民カイクバードとの決戦！どんな戦いになるのかと思いきや、ネタバレなので書きませんがこう来たかと言う展開…。なんかダイジェストを読んでるような上辺の展開な気がして、入り込めなくなってきました。3巻は面白いといいけど…。

衛士見習いのぐうたら少年イルの正体は、実はS級暗殺者！とこれだけ聞くとありがちなお話と思ってしまいますが、この話は一味違いました。 2巻になり暗殺集団「夜の住人（ノクターナル）」のメンバーが徐々に現れるのですが、誰も彼も一筋縄じゃ行かない暗殺者たち。しかもそれぞれにとんでもないドラマがありそうです。そして、魅力的なのは物語の底辺に流れるダークな空気感。単純な勧善懲悪じゃないし、どうなるのか先が読めない。かなり面白いです。まだ暗緑鋼始末編は終わってないので、次巻も早く出て欲しい！オススメです。

主人公は睡眠障害を抱えているため、日常生活もまともに送れず仕事も首に。で、そんな時脳にチップを埋め込むことで夢の世界を共有できる極秘実験【プロジェクト・インソムニア】に参加することに。初めはあり得ない夢の世界を堪能する面々だったが、ある日その中の一人が死んだことから、誰が殺人犯なのかというミステリーな展開になっていきます。 端々にヒントがあり犯人がすぐに分かったので、中弛み感は否めず。粗筋からSF展開に期待しすぎたのかもしれません。もう少しラストに向けての積み上げカタルシスが欲しかったところです。

闇の蜥蜴がいよいよ暴れ始めたこの巻。南条の暴走はどこまで続くのか？そして、銀太はテンカイから逃れられるのか？まだまだ先の読めない展開が続くので、早く次が読みたい所です。 しかし、そんな中段々と舞台が整ってきてる感じも。鈴蘭の名前を出したケンケンの覚悟は、必ず今後鳳仙や武装を巻き込んだ大きなウネリになって返ってくると信じたい。そして奴らを叩きのめして欲しい！と言うことで、次を待ちます。

ここに来ての半グレ集団ボゾンの台頭！そして、否応なく巻き込まれていくゼットンたち。龍信もボクシングで試合することが決まったし、ここから盛り上がること間違いなしの展開は胸熱間違いなしです。 しかし、立場としてはゼットンは先生。直で暴れるわけには行かないのか、それとも旧世代勢揃いで暴れまくるのか。なんにせよ面白い展開になるであろうと思うと、ワクワクが止まりません。次も期待です。

隷王戦記もこれで完結。ここまで読んできたので、戦いの行方にはそれなりの重みがあり、それぞれの登場人物の想いにも胸打たれる部分はありました。 ただ話を大きくしすぎたせいで、あちこち足りてない感は否めません。格キャラの掘り下げも足りておらず、結局ハーンはなんで人類を滅ぼすの？とか神の対立って何？とか。肝心の核がサラッとしてるので、没入しきれませんでした。なので、なんだか勿体無い気がしました。とは言え、全体としては面白かったかなぁ。

一巻はまずまずの出だし。そこから全三巻で完結するのかと思いつつ、読んでみると、なんか急にまとめに入ったような話の展開が気になります。神の力の説明も急に出してくるし、なんだか世界観ばかりが大きくて、説明が足りてません。その辺神話に準えて説明しておくとか手はある気がするんですけど。 今巻は戰の民カイクバードとの決戦！どんな戦いになるのかと思いきや、ネタバレなので書きませんがこう来たかと言う展開…。なんかダイジェストを読んでるような上辺の展開な気がして、入り込めなくなってきました。3巻は面白いといいけど…。