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2024年9月の読書メーターまとめ

行商人
読んだ本
44
読んだページ
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感想・レビュー
13
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42ナイス

2024年9月に読んだ本
44

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

行商人
依存症になる原因。【子供】手軽・確実・格安・(一見)安全→いつでもどこでも快楽を得られる。【親】ケンカしない、低コスト、かさばらない→(子供はゲーム中はずっと)大人しくしてくれる。なるほど…。付け加えるなら【制作会社の(依存症を作り出すための)努力】だろうか。例えば、オペラント条件付け(報酬システム)、ランダム報酬、FOMO(お得情報の見逃し不安)、多人数でプレイさせる環境を作り、競争心・執着心を煽る+自分だけが止めにくくなる、「常時接続」環境で便利さを提供、プレイヤーの行動分析とデータ活用等々…。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

行商人

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:43冊 読んだページ数:11750ページ ナイス数:55ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/879012/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
13

行商人
「成功(S:Success)」を、「S=d/(n1-n2)」で表現した点が非常に興味深かった(d:desire)=願望・理想、n(needs)=現実の必要性、n1=自分、n2=他人)。「健全なる意欲」と「煩悩」は違う(P111)こと。「情けは人の為ならず」という観点から、「他人」という要素を上手に取り入れたこと。そしてそれは絵にかいた餅(理想論)ではなく、あくまで現実的な欲求であって、自分の欲求以上に他人に尽くせば全体としてマイナスになる(マイナスの成功=失敗)こと。いずれも理にかなっていると思う。
行商人
2024/10/02 07:22

その他気になった箇所。「主客転倒という言葉がありますが、価値判断の主体が自分であることを忘れて、価値を客観的立場にのみ求めようとするのが、今の時代といえるかもしれません(P160)」「すなわち理解とは平和そのものであり、そして平和とは、いかなる人為的な欲望を持たない意識状態において行われるのです(P228)」「人間が生きているということは、『二辺往来』を繰り返すことです(P231)」「人は生きてゆくうえで、いくつもの幻想を制約として受け入れて、その制約の中でいきてゆかなければならないのです(P328)」

行商人
再読。これからも人間がうまくやっていくには、「仲間と同じように考え行動する」範囲を広げられるかどうか、そのためのコミュニケーション(言葉)の解釈(境界線)を広げられるかどうか、つまりは「寛容さ」が必要なのだろうか。
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行商人
「いいですか、動物が交尾するのは子孫を作りうる時期に限られています。ところが、汚らわしい万物の霊長は時を選ばすで、快感さえ得られりゃいいって始末ですよ。そればかりじゃなく、こんな畜生道を珠玉の創造物にまで、愛にまで、高めるのです。そしてこの愛、つまり、汚らわしい行為のために、滅ぼしているのです、何をか? 人類の半分をですよ。真理と幸福とをめざす人類の運動において本来ならば協力者であるべき全女性を、男は己の快楽のために、協力者どころか、敵にしているのです(P74)。」
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行商人
成田悠輔氏著「22世紀の民主主義」より。20のレッスンの標語と要約は、どれも頷き実践したいと思うものだった。しかし、外国人特有の言い回しや馴染みのない専門用語のせいなのか、本文の内容がほとんど頭に入らなかったのが残念。巻末に解説文があるのでそれを参考にすると良いが、具体的用語の注釈が少ないので版を重ねた時にでも追加する対応を望む。
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行商人
率直な感想は、依存症は社会に適合できない人の逃避行動の一種だということ。「あるべき姿」「なりたい自分」と現実とのギャップを埋められない不安・葛藤等が、当事者をギャンブルやアルコールへ走らせる。ただ、最近の商売は、心理学どころか顧客の脳の報酬系を直接操作しようとしているので恐ろしい。ターゲティング広告もそうだ。人間は依存し合って生きる社会的動物だが、こうした方向で依存し合う社会は異常だ。思わず、成田悠輔氏がYouTubeで紹介し(て知った)た映画「ムカデ人間」を想起してしまった…
行商人
当事者とその家族(子ども)の経験者による話なので、非常に説得力がある。依存症患者とのコミュニケーションの取り方も現実的かつ具体的で勉強になった。
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行商人
「パチンコ・パチスロが『遊戯』かについては後回しにするとして、どちらにしても人間の射幸心で成り立っている世界だ。(中略)そもそも、人間の射幸心に『適正なレベル』など存在するのか。この国にはそれがあるらしいのだ。(中略)賭け麻雀は紛れもない賭博行為だが、パチンコ・パチスロは法的には『賭博』ではなく『遊戯』に分類されている。だとしたら、なおさら『遊び』における射幸心を『量的に判断する』という、さらにナンセンスな話になる(P33~)」
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行商人
依存症になる原因。【子供】手軽・確実・格安・(一見)安全→いつでもどこでも快楽を得られる。【親】ケンカしない、低コスト、かさばらない→(子供はゲーム中はずっと)大人しくしてくれる。なるほど…。付け加えるなら【制作会社の(依存症を作り出すための)努力】だろうか。例えば、オペラント条件付け(報酬システム)、ランダム報酬、FOMO(お得情報の見逃し不安)、多人数でプレイさせる環境を作り、競争心・執着心を煽る+自分だけが止めにくくなる、「常時接続」環境で便利さを提供、プレイヤーの行動分析とデータ活用等々…。
が「ナイス!」と言っています。
行商人
再読。各章を精読し、必要事項筆記。
行商人
手本を徹底的に「パクる」ことの重要性について、たまたま読んだ本(志村けん氏著「志村流」、勝間和代氏著「まじめの罠」)に立て続けに書かれていたのに驚いた矢先、本書を見つけて二度驚いた。本質的なことだから、皆がテーマにしていて目につきやすいということもあろうが、せっかくなので読んでみたら、とても実用的で、実践したくなる内容だった。こういう連鎖反応はたまに起こるが、結構嬉しいものだ。
行商人
本書は「まじめさ」の危険性を訴えるのがテーマだが、直前に読んだ「志村流」(志村けん氏著)と、読者に伝えたいポイントがけっこう共通していたことに驚いた。本質を理解している人は、やはり同じことを言うのだと改めて納得。
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行商人
再読。非常に高価で入門書には向かないが、企業経営者が考慮すべき事項を法的観点から多角的に網羅してくれているのでありがたい。
行商人
印象的だった箇所①(P97)学校教育で一番大事なことは「歓待する」ということだと思います。②「自由・平等・友愛(親切)」のバランスが、米・欧(仏)・日で異なること。③ゲノッセンシャフト(アソシエーション)④(P164)「半玄人」の存在意義。⑤「創造」を知らない人間による「管理」(及びマネジメントシステム)
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/06/07(2368日経過)
記録初日
2016/06/15(3090日経過)
読んだ本
2218冊(1日平均0.72冊)
読んだページ
599594ページ(1日平均194ページ)
感想・レビュー
1227件(投稿率55.3%)
本棚
1棚
自己紹介

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