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2024年4月の読書メーターまとめ

イコ
読んだ本
7
読んだページ
2036ページ
感想・レビュー
7
ナイス
38ナイス

2024年4月に読んだ本
7

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

イコ
代表的な書簡を抜粋したもの、書簡を全部収録しているのは全集とかで読めるらしい、晩年は力が無くなっているようで弱々しい感じがした。親友たちへの手紙、特に山本喜誉司へは男女の枠超えた友愛を感じ、作家たちとの手紙も興味深い、個々の小説にしか興味無かったので夏目漱石、室生犀星、与謝野晶子、与謝野鉄幹、堀辰雄、谷崎潤一郎、志賀直哉、佐藤春夫等々、と手紙をやり取りする間柄と言うのは驚きだった(谷崎とは晩年やり合ってるけど)。一番は奥さんへの恋文で文豪でも苦難しながら書いたんだろうな、と分かる初々しさ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

イコ

いまだに発熱外来があることを知らなかった情弱、病院まで歩いて行ったのに、家へ戻る😭

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2024年4月の感想・レビュー一覧
7

イコ
解説が長い長い、手紙だけ読みたいなら早く読めるけど、よりベートーヴェンを知りたいなら解説も読んだ方が良いです。遺書と不滅の恋人とゲーテに関しての手紙が収録されているので上巻だけでも割と満足する。音楽と一緒で激情家、ゲーテとのエピソード(皇族方の行列に突っ込むベートーヴェンと、脇によけるゲーテ)に関してはゲーテは何も悪く無い。
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イコ
中は弟のテオドル宛の手紙。かなり特殊な兄弟で一緒に暮らすとテオドルは疲弊するようだが、だからと言って嫌ってるわけではなく、献身的に送金を続け、頻繁に手紙をやり取りして色々献身的に仕えていた。偉大な画家になると信じていたからだろう。その一端が知れるのは、この手紙から知れる気がする。文学的教養が高さ、ゴーガンとの共同生活から見据えた絵画の未来観、常人とは思えない。その天才性が後にテオドルも滅ぼす。
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イコ
ゴッホの友人ベルナールへの手紙集、冒頭はベルナールのゴッホ評で手紙だけだと21通しかなく割と少ない、小林秀雄のゴッホの手紙はテオ宛のものばかりだった為か印象が違う。理性的な面が多く、耳を切った同一人物とは思えない、端々に感情的な面もあるが、それでも知性の方が優っている気がした。
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イコ
ゴッホは変人気質なところばかり悪目立ちするけど、テオやその奥さんに愛されていて近くの人には恵まれていた。手紙をわざわざ四半世紀もかけて編纂するなんて並大抵のことでは無い、言葉が残る限りゴッホという人間は人類の北極星のような存在であり続けるであろう。
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イコ
小林秀雄って読みづらさを感じるので避け気味なのだが、ゴッホの手紙を読みたかったので読んだ。他のゴッホの書簡集だと分厚かったり手に入らなかったりするので安価に手に入りやすい方、ゴッホの手紙に小林秀雄の思考が散りばめられていて集中力のいる読書を要求される。司馬遼太郎のエッセイでゴッホのこと読んだことあるのでそれの知識しかなかったけど、割と悲惨な人生、弟のテオの最期も考えると気落ちする。突出した人間ではあるが、それにしても文章力が凄く、絵画を理解するための一要素にもなっている稀有な人。
が「ナイス!」と言っています。
イコ
代表的な書簡を抜粋したもの、書簡を全部収録しているのは全集とかで読めるらしい、晩年は力が無くなっているようで弱々しい感じがした。親友たちへの手紙、特に山本喜誉司へは男女の枠超えた友愛を感じ、作家たちとの手紙も興味深い、個々の小説にしか興味無かったので夏目漱石、室生犀星、与謝野晶子、与謝野鉄幹、堀辰雄、谷崎潤一郎、志賀直哉、佐藤春夫等々、と手紙をやり取りする間柄と言うのは驚きだった(谷崎とは晩年やり合ってるけど)。一番は奥さんへの恋文で文豪でも苦難しながら書いたんだろうな、と分かる初々しさ。
が「ナイス!」と言っています。
イコ
前後の脈絡を知らなくても意味が分かるような文章群、出典が分かるので気になるものがあれば辿り着ける。トーマス•マン「道に迷うこともあったが、それはある人々にとっては、もともと本道というものが存在しないからのことだった」と言う文章が印象的だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/07/28(2106日経過)
記録初日
2018/07/29(2105日経過)
読んだ本
1036冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
271167ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
792件(投稿率76.4%)
本棚
2棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
宮城県
自己紹介

読書家でもなく、書痴でもなく、本狂いでもない、だが酒と小説があれば、人生なんとかやっていける。小説に付箋をつけまくっている男がいたら、多分それは私(本当は書き込みとか、マーカーしたい)。

趣味で小説家になろうでたまーに書いているが、読書の方が百倍好きだ。

何冊読んだか記録したいので、読了本は登録しない予定です。感想はできるだけ良い面、悪口のような感想はできるだけ回避、読書とは本と読み手の共同作業と思っているので、悪い感想しか出ないのは自分も悪いと、私は思っている。

※スゴ本と読書猿をよく参考にしてる。

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